2017/06/27に公開されたファームウェアバージョン144/81で、Basic ModeにDACモードが追加されました。
DACモードの機能は以下の通りです。
※章番号は製品付属のユーザーガイドの章番号に該当いたします。
17.6 DAC
このモードは Basic Mode:Autoでは有効になりません。 有効にするには、Basic Mode:DACにて手動でオンにする必要があります。
オペレーションとソース選択を簡単に行うことができるモードです。ADI-2 Proを使いやすいハイファイDACとして使用できます。
▶ シンプルな2チャンネル・ステレオ・オペレーション
▶ モニター・ソースを簡単に切り替え可能(USB、SPDIFなど)
Main Out 1/2のソース選択を行うと同時にクロック・ソースが切り替わります。SPDIF/AESに切り替えると、ADI-2 Proは自動的に SPDIF/AES入力信号に同期します(クロック・モードはスレーブ)。USBに切り替えるとクロック・モードはマスターとなります(USB非同期「アシンクロナス」)。
DACモードの場合、AD変換は USBで最後に設定されたサンプル・レートが使用されます。Phones Out 3/4からは Main Out 1/2と同じソースが常に出力されますが、VolやEQなどの設定は各出力個別に行うことが可能です。
Dig. Out Source:Main Out(Setup – Options – Device Mode)はMain Output 1/2の信号をデジタル出力(AES、SPDIF、ADAT)に送信します。お使いのアクティブ・モニターがデジタル入力を備える場合などに便利な機能です。
DACモードの使い方は以下のブログでも紹介しております。
ADI-2 Proの便利な「DAC」モードとは?