通常はそうですが、ADI-2 Proは違います。基準レベルの切り換えは、ハードウェアのアナログ領域で行われます。ADI-2 Proの回路は例え+4 dBuであっても、最大に近いS/N比に最適化されています。詳細な値についてはADI-2 Pro製品ページをご参照ください。
入力のS/N比はRMEの無料ツールDIGIcheckの Bit Statistics & Noise(ビット統計&ノイズ) 機能を使用して、誰もが検証することができます。DIGICheckの詳細については DIGICheckダウンロード・ページ または、製品付属のユーザーガイドをご参照ください。
※ご注意:S/N比やダイナミックスを計測する場合には入力を短絡する(0Ω)必要があります。
+4 dBu でノイズの比率をたとえ1 dB でも減少させることはエンジニアリングにとって非常に大きな功績です。しかし、実際にDIGICheck を使用してADI-2 Pro の入力に他の機器を接続すると、発生される基本ノイズやハム・ノイズを実測することができます。特にオーディオ機器の値については、実際に紹介されている値よりも大幅に高い場合も少なくありません。