Lock Volume機能とはなんですか？

I/OメニューのLock Volume機能を有効にすると、アナログ出力レベルを固定することができ、本体VOLUMEノブの操作が無効になります。
なお、Lock Volume設定時でも設定メニュー内にアクセスしてのVolume値調整は可能です。

この機能は、アナログ機器などに接続する際、特定の出力レベルにした状態を保つために便利な機能です。
例えば一般的なハイファイ機器のアナログ出力レベルと同等になる 2V の出力レベルにADI-2/4 Pro SEを合わせる場合、 本体出力基準レベルを +13 dBuにし、Volumeを -4.5 dBに設定することで実現することができます。

基準レベルについてこちらの参考資料もご参考ください。
https://synthax.jp/tutorials/articles/hifi-reference-level.html

ご注意点として、ADI-2/4 Pro SEの出力基準レベルは 0 dBFSを基準にしているため、一般的なアナログ機器のヘッドルームを大きくとる基準レベルに合わせると、音量が小さい可能性があります。
また、EQやBass/Trebleを適用した場合、デジタル・レベルが高くなりオーバーロードする可能性があるため、レベル・メーターで確認して適切にVolumeを下げる必要があります。