最大3つのFireface 400と800を同時使用できます。 その場合、全システムは同期している必要があります。 つまりワードクロック経由であれAutoSyncモードであれ、正しい同期情報を受け取らなければいけません。
• 1台のFirefaceを[Master]に設定している場合、他のすべてを[AutoSync]に設定し、例えばワードクロックを[Master]から供給させることで同期させます。 すべてのユニットのクロックモードをSettingsダイアログにてそれぞれ設定する必要があります。
• すべてのユニットが同期信号を得ていれば(すべてのSettingsダイアログで[Sync]と表示されていれば)、すべてのチャンネルが同時に使用できます。 ASIOドライバはすべてのユニットを1つのデバイスとして認識するため、ASIOでは特に
便利に操作できます。
複数台のFireface 400を使用する場合は、いくつかのチャンネルを無効にする必要が あるかもしれません。 また、FireWireハードドライブ(ハブ機能)と複数台のFireface 400を使用するとオーディオ上の問題が起こる可能性があります。
チャンネル数やバスロードに関するより詳しい情報は37.4章を参照ください。
ドライバは、すべてのFirefaceを番付して認識します。 シリアルナンバーの若い番号のものが常にFireface (1)となります。 以下の点にご注意ください:
• Fireface (1) の電源をオフにすると、Fireface (2) が最初のFirefaceとしてFireface(1)となります。 再び元のFireface (1) の電源を入れるとFireface (2) にすみやかに変わります。
• ドライバは、WDMデバイスの番付をコントロールできません。 したがって、特にWindowsセッションの最中にFirefaceを複数電源オンにした場合、WDMデバイス(2) がユニット(1)にマッピングされるようなことが起こるかもしれません。 その場合、すべてのFirefaceをリブートすることで問題は解決するはずです。
注意: TotalMixはそれぞれのFirefaceのハードウェアの一部です。 最大で3つのミキサーが使用できますが、それぞれは独立しており、データを互いにやり取りすることはできません。 したがって、すべてをまとめるグローバルミキサーとして使用することはできません。