デジタルとアナログが交差する 極上のジャズリスニング空間「ROUND ABOUT JAZZ at BAROOM」 - Synthax Japan Inc. [シンタックスジャパン]
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導入事例

デジタルとアナログが交差する
- 極上のジャズリスニング空間「ROUND ABOUT JAZZ at BAROOM」-

ROUND ABOUT JAZZ

「ジャズの周り」をテーマに、音楽ライター・DJとして活躍する原雅明氏がミュージックセレクターとなり、ジャズのアナログ音源とハイレゾ音源を織り交ぜる「ROUND ABOUT JAZZ at BAROOM」が、東京 南青山のミュージックホール&バー BAROOM(バルーム)にて開催され、ハイレゾ音源再生DACとしてRME ADI-2 DAC FSが採用されています。

毎月第4金曜日に開催される「ROUND ABOUT JAZZ at BAROOM」は、1999年にアメリカ ロサンゼルスにて創設され、世界中のアーティストやDJ、音楽プロデューサーと幅広い音楽スタイルやアートを紹介している、インターネットラジオの先駆け「dublab」の日本ブランチである「dublab.jp」が企画協力しています。

ROUND ABOUT JAZZ
ブースにはターンテーブル、ADI-2 DAC FSを接続したMacbook Airと原氏が持参したCD・レコードが並んでいる

「ROUND ABOUT JAZZ at BAROOM」を始めたきっかけについて原氏に伺いました。

”ジャズの新譜を中心に良い音で聴ける場を作りたいという漠然とした思いが以前からあったのですが、ちょうどBAROOMからミュージック・セレクターの誘いがあり、音の環境も雰囲気も考えていたことに見事に合致していたので始めました。”

ADI-2 DAC FSを採用した経緯については、

”BAROOMはレコードに特化した音響システムで、CDJは置いていません。ただ、ジャズの新譜にはCDやデジタル音源のみのリリースも多々有り、何とか違和感なくそれらを一緒にかけられないか考えていました。曲をミックスして繋ぐDJではなく、1曲フルでかけてから次の曲をかけるというスタイルなので、DACを導入してPCに取り込んだ音源をかけてみようと思い至ったところ、RMEのADI-2 DAC FSに出会いました。”

とのこと。

「ROUND ABOUT JAZZ at BAROOM」では、レコードのアナログ音源とハイレゾデジタル音源という明確に性質が違う音源をミックスしてプレイするという挑戦的な取り組みの中でも、音にこだわり、デジタル音源を高解像度でクリアに再生するDACであるADI-2 DAC FSならどう融和できるのか実験してみたいとの考えもあり、採用いただきました。

ROUND ABOUT JAZZ
バックバーを挟み左右にALTECのヴィンテージ・スピーカーが設置されている

会場となったBAROOMは、建物の中心にある円形のコンサートホールを囲みバーが配置されたアンティークな雰囲気漂う中で音楽と飲食を楽しめる場所です。バーエリアにはレコードとバックバーに並び、巨大なALTECのヴィンテージ・スピーカーが設置され、どの席からも心地の良い音楽を楽しむことができます。

音楽ライター、DJとして活躍する傍ら、音楽レーベルringsのプロデューサー、dublab.jpのディレクターを務める原雅明氏によって厳選されたジャズの音源は、音楽に精通したリスナーも舌を撒くセレクトが続き、つい会話を止めて聴き入ってしまうほど。

ROUND ABOUT JAZZ

以下に、この日のプレイリストから数曲ピックアップしました。

  • James Brandon Lewis / Within You Are Answers (Anti-)
  • Somi / Umhome (Salon Africana)
  • New Masada Quartet / Idalah-Abal (Tzadik)
  • Fred Hersch & Esperanza Spalding / Loro (Palmetto)
  • Marcus Strickland Twi-Life / Joy for Jupiter (Strick Muzik)

当日のミックスは、こちらからお聴きいただけます。
https://www.mixcloud.com/dublabjp/dublabjp-round-about-jazz-at-baroom-by-masaaki-hara23222/

ROUND ABOUT JAZZ
ADI-2 DAC FSとターンテーブルはミキサーE&S DJR-400に接続

デジタル音源を再生するADI-2 DAC FSと、アナログ音源を再生するターンテーブルDENON DP-1300MKⅡはいずれもロータリーミキサーE&S DJR-400に集約され、ALTECのスピーカーに出力されています。

RME ADI-2 DAC FSはMacbook Airに接続され、Aurdirvanaでデジタル音源を再生。原氏は、EQ補正が可能な5バンドパラメトリックEQ機能を活用してレコード音源とマッチするよう調整したとのこと。

ROUND ABOUT JAZZ
ADI-2 DAC FSでデジタル音源を再生

実際にADI-2 DAC FSを使用した感想を原氏に伺いました。

”デジタルとレコードで同じ音源をかけると、当然ながら違いはあるのですが、デジタルにもとても豊かな鳴りがあると感じました。解像度の高い音源の持つポテンシャルがピュアに引き出されて、単にアナログの環境を通って角が丸くなるという印象とは異なりました。まだまだ試行錯誤中ですが、デジタル音源をBAROOMの環境でかけることは楽しみになっています。”

アナログ音源とデジタル音源の違いが、時には明確に、時にはシームレスに、空間や時間に合わせ心地よく調整されており、新しいリスニング・スタイルを楽しめる極上の空間を作り出す「ROUND ABOUT JAZZ at BAROOM」は、毎月第4金曜日の開催予定となっております。

詳細は、dublab.jpのWEBサイトをご確認ください。

dublab.jp

ROUND ABOUT JAZZ at BAROOM

ROUND ABOUT JAZZ

日時:2023年5月26日(金曜日) 21:00〜23:00
Music Selector : 原 雅明
会場:song & supper BAROOM(バルーム)
東京都港区南青山6丁目10−12 フェイス南青山 1F
Music charge:free

原 雅明原 雅明
Masaaki Hara

音楽の物書き。雑誌・ウェブメディアへの寄稿やライナーノーツ執筆の傍ら、音楽レーベルringsのプロデューサー、LAのネットラジオ局の日本ブランチdublab.jpのディレクターも担当。ホテルの選曲やDJも手掛け、都市や街と音楽との新たなマッチングにも関心を寄せる。早稲田大学非常勤講師。著書『Jazz Thing ジャズという何か』ほか。

https://linktr.ee/masaakihara

song & supper BAROOMsong & supper BAROOM(バルーム)

演者と聴き手の距離が近く、リアルな感動がホールを包み込む、ジャンルを超えた様々な上質なエンターテインメントが繰り広げられる円形ホール。 貴重なアーカイブレコードが陳列するバーがホールを取り囲むミュージックホール&バー。
東京都港区南青山6丁目10−12 フェイス南青山 1F

https://baroom.tokyo/

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