ワルシャワ・フィルハーモニー・オーケストラ - Synthax Japan Inc. [シンタックスジャパン]

ワルシャワ・フィルハーモニー・オーケストラ

ワルシャワ・フィルハーモニー・オーケストラ

TOTOのアルバム“FAHRENHEIT”にてゴールド・ディスクを獲得した経験を持つ日本が世界に誇るレコーディング・エンジニア、村上輝生氏が、2013年2月にポーランドはワルシャワにて、北村憲昭氏がタクトを振るワルシャワ・フィルハーモニー・オーケストラ(ポーランド国立交響楽団)をRMEのオーディオ・インターフェイスFireface UCXにてサラウンド収録した192kHz/24bitのハイレゾ・サラウンド・マスターファイルを収めたディスクとなります。
村上氏による渾身のレコーディング、そのホールの響きまでも克明に捉えたオーケストラの重厚な響きは、生音を知り尽くしている指揮者の北村氏も大絶賛する音質です。是非RMEによる良質なオーディオ再生をこのディスクで体験してみてください!

なお、村上氏はPro Toolsの使い手としても有名ですが、実はリリース以来からのRME Fireface UCXユーザーでもあるのです。
ワルシャワでのレコーディングを重ねる村上氏が収録においてどのようにFireface UCXを使用したのか、詳しいお話を伺う事ができました。
是非、下記より村上輝生氏のユーザーストーリーをお読みください。

村上輝生氏ユーザーストーリー

収録トラック

イゴール・ストラヴィンスキー / Igor Strawinsky (1882-1971)

バレエ組曲(1919年版)「火の鳥」22'40"
The Firebird / L'Oiseau de Feu Suite 1919

[1] 序奏 Introduction
[2] 火の鳥の踊り L'oiseau de feu et sa danse
[3] 火の鳥のヴァリアシオン Variation de L'oiseau de feu
[4] 王女たちのロンド(ホロヴォード) Ronde des princesses (Khorovode)
[5] 魔王カスチェイの凶悪な踊り Danse infernale de roi Kastchei
[6] 子守歌 Berceuse
[7] 終曲 Final

※一部ご案内にて、本ディスクの内容物として『「火の鳥」「ロメオとジュリエット」他』との記載がございましたが、本ディスクには「火の鳥」全楽章のみが収録されております。お詫びして訂正いたします。

 

制作者プロフィール

指揮者: 北村憲昭

北村憲昭

1949年12月12日神戸に生まれる。父はアマチュアコーラスの指揮者、父方の伯父は1988年に亡くなるまでニューヨークで指揮を、母方の伯父もやはり大阪音楽大学の指揮科の名誉教授という一家の中で育った。12才よりフルートを習いはじめ、京都市立芸術大学に入学、吉田雅夫 伊藤公一 各師に師事。大学卒業後日本の指揮者の第一人者山田一雄氏に師事し指揮法を学ぶ。その後師のアシスタントを務めながら日本では数少ないオペラの経験を朝比奈隆氏のもとで積み、関西歌劇団指揮者として数多くのオペラのレパートリーを身に付けた。

1981年ストラヴィンスキーの「エディプス王」でデビューを果たし、その指揮と演出で絶賛を博す。1991年桂三枝氏の演出によるモーツァルトの「魔笛」公演で「斬新な演出にも劣らぬ伝統的かつ格調高い指揮であった。」と高く評された。1994年チェコ国立モラビア・フィルハーモニー・オーケストラ主催のインターナショナル・マスタークラス・フォーコンダクターズに於いて、シューマンの「交響曲第4番ニ短調」の演奏に、最高の解釈であったとの特別表彰を受けた。その栄誉として当オーケストラとシューマン交響曲第1&4番のCD録音を行う。2010年よりスロバキア・フィルハーモニーとベートーヴェン交響曲全曲録音を開始。すでに第6番(田園)7番を発売、5番(運命)を収録済み(発売未定)。2013年2月ワルシャワ・フィルハーモニーと、この作品を録音。

これまでに、神戸女学院大学音楽科、神戸山手女子学院短期大学音楽科などで教鞭をとり、その後、指揮講座を開いて若い指揮者達の育成に当っている。

論文「演奏の解析法」「旋律要素の解析」を執筆、共に神戸山手女子短期大学紀要に掲載。

著書に「音楽のマニュアル」「演奏のマニュアル」「合奏のマニュアル」「読譜のマニュアル」などがあり、これらはインターネットのホームページで見ることが出来る。

http://homepage1.nifty.com/nma-yc/


録音・ミキシング・エンジニアリング:村上輝生

村上輝生

1955年1月生まれ。大阪芸術大学出身、1977年大学卒業と同時に財団法人ヤマハ音楽振興会入社。EPICURUSホールのPAエンジニアを担当。翌年先輩エンジニアに引っ張られてスタジオ入り、アシスタントとして修業を積み80年からEPICURUSスタジオのハウスエンジニアとして働く。1985年、スタジオを休職して単身渡米、LAにてTOTO、ドンヘンリー等を手掛け、TOTOのアルバ ム" FAHRENHEIT "でGoldDiskを獲得。帰国後、1986~1995までエピキュラススタジオのチーフエンジニアを務め、その後ヤマハ音楽研究所にて音、映像、MIDI、通信を融合した遠隔セッションや三次元リバーブの研究などを経て1999年に45才で独立。その後、フリーランスエンジニアとなり現在に至る。 J-POP、JAZZ、クラシック、ゲーム音楽等、幅広くこなす。最近も、スロバキアフィル、ワルシャワフィルなどクラシックを含め国内外で精力的な活動を続けている。

早稲田大学理工学部表現工学科(音響表現・録音技術論)
大学院国際情報通信科(音響表現、音響情報処理 2000年~2010年 )非常勤講師。