三枝伸太郎 Orquesta de la Esperanza
ジャンルを超え“21世紀の室内楽を創造する”
ピアニスト、
三枝伸太郎率いるアンサンブル「Orquesta de la Esperanza」渾身のデビュー・アルバム 映画音楽、劇伴音楽を多数手掛ける新進気鋭の作曲家、三枝伸太郎のオリジナル曲を中心に演奏するタンゴの奏法を基調とした室内楽グループ。2014年4月、6人編成にて初演。雑司ヶ谷のタンゴバー『エル・チョクロ』を中心に公演を重ね、2015年1月、8人編成で渋谷公園通りクラシックスにて初演。構成メンバーは現在の日本におけるタンゴ演奏では最も人気のある若手中心の演奏家揃い。確固としたクラシック音楽の基盤の上に構築された、洗練されながらもどこか郷愁を帯びたラテンのエッセンスが絶妙に融合する三枝作品が描く彩り豊なストーリーを、エスペランサ=希望というユニットの名前が示すとおり、清々しい輝きに溢れた演奏と共にお楽しみください。
収録曲
アルバム概要
三枝伸太郎 Orquesta de la Esperanza(オルケスタ・デ・ラ・エスペランサ)
演奏:三枝伸太郎 Orquesta de la Esperanza 収録:2015年5月29日、30日 神奈川県立相模湖交流センター
アーティスト・プロフィール
三枝 伸太郎(作編曲、ピアノ)
北村 聡(バンドネオン)
吉田 篤(ヴァイオリン)
沖増 菜摘(ヴァイオリン)
吉田 篤貴(ヴィオラ)
島津 由美(チェロ) ※ゲスト・アーティスト
西嶋 徹(コントラバス)
相川 瞳(パーカッション)
小田 朋美(ヴォーカル)
希望の音楽 ─ ファースト・アルバムに寄せて ─ 柳 海秀(音楽ジャーナリスト)
三枝伸太郎とオルケスタ・デ・ラ・エスペランサのファースト・アルバムが届いた。ピアソラの “リベルタンゴ” を除いて三枝のオリジナル曲が並ぶ。エスペランサ=希望というユニットの名前が示すとおり、清々しい輝きに溢れた作品と演奏である。
エンジニア・プロフィール
長江 和哉
1996年名古屋芸術大学音楽学部声楽科卒業後、録音スタジオ勤務、番組制作会社勤務等を経て、2000年に録音制作会社を設立。2006年より名古屋芸術大学音楽学部音楽文化創造学科 専任講師、2014年より准教授。 2012年4月から1年間、名古屋芸術大学海外研究員としてドイツ・ベルリンに滞在し、1949年からドイツの音楽大学で始まったトーンマイスターと呼ばれる、レコーディングプロデューサーとバランスエンジニアの両方の能力を持ったスペシャリストを養成する教育について研究調査し、現地のトーンマイスターとも交流を持ちながら、オーケストラから室内楽までの数々の録音に参加した。RME Premium Recordings第一作となる「飛騨高山ヴィルトーゾオーケストラ コンサート2013」にて第21回日本プロ音楽録音賞最優秀賞(2chノンパッケージ部門)を受賞。 |
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