Bal TRS Phones Mode(バランスTRSヘッドフォン・モード)が有効な状態(Pentaconn接続時は自動切り替え)で、リア出力は同時に使用することが可能です。
フロント・パネル出力からはPhones3/4で選択した信号が、リア出力からはMain Output1/2(Phones1/2)で選択した信号が出力されます。
SETUPボタン > Optionsページ > Phonesサブページの「Bal TRS Phones Mode」の項目をONまたはAutoにします。
Auto設定時は、フロント・パネルの両ヘッドフォン端子にプラグが接続されると自動的にバランス・ヘッドフォン・モードが有効になります。
*4.4mm 5極バランス・ヘッドフォン端子を接続した場合は、上記設定に関わらずバランス・ヘッドフォン・モードが有効になります。
SETUPボタン > Optionsページ > Phonesサブページの「Mute v. Ph 3/4」の設定がONになっている場合、リア・パネル出力がミュートされます。
同時に使用する場合は、この「mute v. Ph 3/4」をOFFにします。
ミュートを切り替えて出力を交互にモニターする場合は、Phonesサブページの「Toggle Ph/Line」の項目を「All Pulgged」にして、VOLUMEノブを長押ししてミュートを切り替えます。
*ADI-2 Proシリーズの場合、2機搭載されるDAC(合計4ch)を使用してバランス・ヘッドフォン・モードを実現させていたため、リア・パネル出力が同時/個別に使用できずミュートされる仕様でした。