25 kHz以上のリニア周波数応答を持つ測定マイクを用いてAVB Toolを研究目的(超音波信号) に使用したいのですが、どうすれば良いでしょうか? - Synthax Japan Inc. [シンタックスジャパン]
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よくある質問と回答

25 kHz以上のリニア周波数応答を持つ測定マイクを用いてAVB Toolを研究目的(超音波信号) に使用したいのですが、どうすれば良いでしょうか?

88.2kHz以上にて、ADCフィルターをSD(Short Delay)Slow から SD Sharpに変更するファームウェアを使用することが可能です。
シンタックスジャパン サポート窓口までご相談ください。
https://synthax.jp/support-form

SD Sharp は、最もリニアな周波数応答を特徴とし、高音域成分を持つ入力信号のミラーリング(エイリアス)を最も抑えることができます。
SD Slow は高いエイリアス抑制能力と最適なインパルス応答をあわせ持つフィルターですが、標準的なサンプル・レート時に高めの可聴周波数帯域での応答が速くなる傾向にあります。注意点としまして、SD Sharpにフィルターが変更されることによりポスト・リンギングが発生し、元の信号には無い波形が観測される場合がございます。研究目的以外で、SD SharpのADCフィルターをお使いいただくことは推奨いたしません。

この変更にはファームウェアの更新が必要です。通常のファームウェアを適用することで解除することが可能です。なお、フィルターを自由に切り替えられるスイッチを実装する予定はございません。

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