複数台のFireface UCを使用する場合、USBバスがオーバーロードする可能性があります。これを防ぐには、すべてのユニットを別々のUSBバスに接続してください。これは、一般的なUSB2.0インターフェイスはツイン構造になっているため、ほとんどの場合ハードウェアを新たに追加する必要なく行えます。ツイン構造についてはデバイスマネージャーで下記の方法で確認できます。
通常ここでは、USB2 Enhanced Host Controllerの項目が2つ表示されます。すべてのUSBデバイスはルートハブを経由して接続されますので、Fireface UCもここに表示されます。Fireface UCを他のポートに再接続することで、2つのコントローラーのうちどちらに接続されているかを、画面で確認することができます。すなわち2つのユニットの場合は、同じコントローラーを使用していないかどうかを確認できます。
またこの情報を利用して、外付けUSBハードドライブがFireface UCとは異なるバス(コントローラー)に接続されているかどうかを確認できます(Fireface UCを妨害しないように)。
特にノートパソコンでは、すべての内臓デバイスや端子が同じコントローラーを使用し、2つ目のコントローラーが全く使用されてないケースが多く見られます。この場合、すべてのユニットが同じバス上で動作し、バンド幅を奪い合う結果になります。