Fireface UCX ⅡはMac/Windowsと接続しない状態でも使用可能です。主要なパラメーターはフロントパネルのディスプレイとエンコーダー、ボタンから調節することができます。また、Fireface UCX Ⅱにはすべての状態を保存できる、「Setup」と呼んでいる6つの記憶領域が用意されています。あらかじめ異なる状態をセットアップして保存しておき、Fireface UCX Ⅱをスタンドアローンで使用しながら本体のボタン操作で簡単に設定を切り替えることが可能となっています。
例えば、以下のような使い方ができます:
- DURecを使用したレコーダーとして
- 8チャンネルのAD/DAコンバーターとして
- 高性能な2チャンネルのマイクプリアンプとして
- モニター用の簡易ミキサーとして
- デジタルフォーマット・コンバーターとして
- アナログ/デジタル混在のマトリクス・ルーターとして
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iPad 用のインターフェイス
UCX はクラス・コンプライアント・モードで、Apple 社のiPad、iPad 2 用のステレ
オ・アナログ入出力、MIDI 入出力として動作可能です。これにより、ハイ・グレード
のアナログ・ライン/ マイク入力はもちろんのこと、高品位なアナログ出力をこれら
のデバイスで利用できます。
また、シーケンサーやシンセサイザーApp をMIDI 経由で標準的なキーボードを使
用して演奏できます。モバイル・デバイスで生成されたサウンドは、UCX のバランス・
ライン出力から出力されますので、直接PA に接続可能です。
iPad 用のインターフェイス
- USBのプレーヤーとして
使用方法についてはFireface UCX Ⅱ 日本語ユーザーガイドの「スタンドアローン操作」の章をご参照ください。