M-1610 Proのリア・パネルに搭載されるAnalog入出力の基準レベルを各チャンネルごとに、+13/+19/+24 dBuに変更することが可能です。
アナログ入出力は、Tascamピン配列に準拠するD-Sub25端子とTRS端子を備えます。
入力の場合、TRS入力(チャンネル11〜16)は、内部的にD-Sub入力チャンネルと接続されているので、同時に使用できません。
出力の場合、TRS出力(チャンネル1/2)は、D-sub出力と個別のドライバー・ステージを持つため、同じ信号で同時に使用できます。
TRS出力の最大出力は+19 dBuですので、+24 dBuの基準レベルはD-Sub端子でのみ利用可能です。
1. INPUTセクションを開きます。
2. D-sub端子のアイコンを開きます。
3. すべてのチャンネルの基準レベルを変更する場合はエンコーダーを回して、Input Levelを選択します。
4. 個別の場合はエンコーダーを押してから回してチャンネルを選択します。
5. 現在のライン・レベルにカーソルを合わせ、エンコーダーを押してから回し、基準レベルを変更します。
6. エンコーダーを押すと設定が確定されます。
ウェブ・リモートでは、チャンネル・ストリップを1つ以上選択し、基準レベルを変更します。
出力レベルの切り替えは、OUTPUTセクションで行います。
基準レベルの変更はINPUTセクションと同様です。