FL Studioセットアップ・ガイド - Synthax Japan Inc. [シンタックスジャパン]
動画編集ソフト設定ガイド
Tutorials
チュートリアル

FL Studioセットアップ・ガイド

OBS x RME


Fireface UFXシリーズ、Fireface UCX、Fireface UC、Babyface ProなどのRMEオーディオ・インターフェイスでFL STUDIOをご利用いただく際の、基本的な設定方法を解説します。 本セットアップ・ガイドでは、FL STUDIO 20の設定画面を使用しますが、異なるバージョンのFL STUDIOをご使用の場合も、インターフェイスや、メニューの名称は一部異なりますが、基本的な操作方法は類似していますので、同様にご参考にしていただけます。 また、本ガイドはドライバがすでに正しくインストールされ、RMEのオーディオ・インターフェイスが正常に動作していることを前提に作成しています。インストール手順については、製品に同梱されているインストールガイド、またはマニュアルをご参照ください。

ご注意: 本ガイドは設定時のご参考情報として公開させていただいております。本ガイドの内容について弊社サポートへお問い合わせ頂きましてもご回答致しかねますので、あらかじめご了承の程お願いいたします。 各製品のご使用方法に関しましては、お取り扱いメーカー様、または販売代理店様までご確認ください。

基本セットアップ・ガイド

STEP 1

FL STUDIOの設定画面を開きます

  1. FL STUDIOを起動し、新規プロジェクトを表示します。
  2. メニュー「OPTIONS」>「Audio settings」を選択すると、オーディオ関連の設定がまとめられた「Settings – Audio devices / mixer」ダイアログが表示されます。
     

tl_files/images/tutorials/fl_studio/1_01_optionMenu.png

STEP 2

RME ASIOドライバーを選択します

  1. 「Device」メニューからお使いのRMEインターフェイスに該当するASIOドライバーを選択します。

tl_files/images/tutorials/fl_studio/3_02_SelectAudioDevice.png

STEP 3

次にプロジェクトで使用するサンプル・レートを選択します。

  1. 「Sample rate(Hz)」メニューから、目的のサンプル・レートを選択します。
     

tl_files/images/tutorials/fl_studio/3_02_SelectAudioDevice.png

STEP 4

次にASIOバッファー・サイズ(レイテンシー)を変更します

Macの場合

  1. 「Buffer Length」スライダーにて、バッファー・サイズを変更します。

    tl_files/images/tutorials/fl_studio/6_04_BufferSize_win.png

ヒント1:バッファー・サイズを小さい値に設定するとレイテンシー(音の遅れ)が小なくなります。しかし、その分コンピューターへの負荷が高くなり、バッファー・サイズが小さすぎると音が歪んだりクリップしたりする原因となります。尚、ライブなどでリアルタイムにパフォーマンスする場合には、256 sample以下に設定すると音の遅れを最小限に押さえることができます。最適なバッファー・サイズはお使いのコンピューターの 性能によっても異なります。値を変更しながら最適な値を見つけてください。



Windowsの場合

  1. 「Show ASIO Panel」ボタンを押します。

    tl_files/images/tutorials/fl_studio/6_04_BufferSize_win.png
  2.  

  3. 表示される「RME Settings」ダイアログの「Buffer Size (Latency)」セクションのメニューから設定したいバッファー・サイズを選択します。

     

    tl_files/images/tutorials/fl_studio/7_04_SettingsDialog_bufferselect_01-e1584884337398.png

 

ヒント1:バッファー・サイズを小さい値に設定するとレイテンシー(音の遅れ)が小なくなります。しかし、その分コンピューターへの負荷が高くなり、バッファー・サイズが小さすぎると音が歪んだりクリップしたりする原因となります。尚、ライブなどでリアルタイムにパフォーマンスする場合には、256 sample以下に設定すると音の遅れを最小限に押さえることができます。最適なバッファー・サイズはお使いのコンピューターの 性能によっても異なります。値を変更しながら最適な値を見つけてください。

SettingsダイアログとTotalMix FXについて

 

tl_files/images/tutorials/fl_studio/8_ableton-tutorial-totalmix_icons.png

タスクトレイ(Windows) もしくはドック(Mac)に表示されている「RME」アイコンをクリックするとRMEオーディオ・インターフェイスの様々な設定を行なう「Settings」ダイアログを呼び出すことができます。変更したステータスは即座にオーディオインターフェイスに適応されます。

またTotalMix FXアイコンをクリックすると、チャンネル・ルーティングを自在に行えるRME TotalMix FXミキサーを起動できます。FL STUDIOの任意のオーディオ出力をTotalMix FXミキサー経由で再びFL STUDIOに戻すループバック機能や、柔軟なルーティング機能を用いたモニタリングやマルチチャンネル出力など、FL STUDIOを更に便利に活用できるツールです。

TotalMix FXの詳細については、Totalmix FXのページをご覧ください。

tl_files/images/tutorials/fl_studio/9_TotalMixFX-1-876x1024.png

以上でRMEオーディオ・インターフェイスをFL STUDIOで使用する際の基本的なセットアップが完了しました!

戻る