CCモード iPad App紹介 - DAW - Synthax Japan Inc. [シンタックスジャパン]
Tech Info Menu

技術情報メニュー

tl_files/images/techinfo_banner_170.jpg


RMEの歴史、技術背景、MADI開発の秘話を、創業メンバーであり開発者の1人でもあるマティアス・カーステンズが語る。

Newsletter, SNS

最新のニュースをお届け

twiter @SynthaxJapan

facebook synthaxjapan

Synthax Japan Newsletter

 

製品情報、ユーザー・ストーリー、イベント、お得なキャンペーン、サポート情報、ドライバー・ニュース等の最新の情報をいち早くお届けいたします。ぜひご登録ください!

Fireface UCX & iPad オーディオ測定App

Fireface UCXは、CC(クラス・コンプライアント)モードにすることで、Apple iPad Camera Connection Kit経由でiPadに接続して、オーディオ入出力デバイスとして利用することが可能となっています。

そこで、この記事ではお勧めのiPad Appをご紹介していきます。 

※本稿でご紹介するAppは実際にFireface UCXで動作の確認を行っておりますが、個別の動作の保証・サポート等をご提供するものではございません。

 

DAW系App

iPad Appにはレコーディング用途を主としたDAW系のAppが幾つかのディベロッパー(制作者)からリリースされていて、シンプルなステレオ録音のものから、本格的なマルチ・トラック録音可能なものまでが存在しています。ここではFireface UCXで使うことを前提に、ある程度以上のクオリティを搭載したAppに絞ってご紹介します。

ほとんどのAppはiPad、iPhoneに標準搭載されたマイクやライン入力で使うように設計されていますが、外部のオーディオ・デバイスで使用することを目的としたものもあります。また、AppがMIDIまたはCore MIDI(iOS 4.2以降から利用可能)に対応している場合は、Fireface UCXのMIDI入出力を利用することもできます。

Auria

開発:WaveMachine Labs, Inc.

¥4,300

http://itunes.apple.com/jp/app/auria/id524122834?mt=8

http://www.auriaapp.com/Products/auria

48チャンネル同時再生* / 24チャンネル同時録音が可能なiPad用マルチトラック・レコーダー。コンピューター・ベースのDAWに近い操作性や機能性を備え、Fireface UCXと使用すれば、UCXのSteadyClockによる精度の高いマスター・クロックと高品位な8アナログ入力、2ステレオ出力が利用でき、本格的なマルチトラック録音やステレオ・ミキシングをiPadで行えます。MIDIやソフトシンセには対応しておらず、オーディオ・レコーディング/ミキシングに特化したAppです。

*iPad 1では24チャンネル

ミキサー画面

Auriaはミキサーとマルチトラック・オーディオ編集の2つの画面を切替えて使用します。ミキサー部の各チャンネルにはエキスパンダー、マルチバンドEQ、コンプレッサー等のチャンネル・ストリップが搭載され、さらに8つ(iPad 1では4つ)のアサイン可能なサブグループ・トラックや2系統のAUXセンドを備え、それぞれにエフェクターをインサート可能。フェーダー・グループを簡単に作成できたり、CPU負荷を軽減するトラック・フリーズ機能を搭載し、タッチベースで本格的なミキシングが行えます。

オーディオ編集画面

カット / コピー / ペースト、クロスフェード、複製、分割、ゲイン、ノーマライズ、CDオフセット、リバース等一通りのオーディオ編集をタッチベースで行えます。オートメーションのリード / ライトにも対応。その他にはiPadとコンピューターとの連携が考慮され、ミックスダウンしたWAVやmp3ファイルをDropBoxに保存してコンピューターに転送したり、セッション全体をPro ToolsやLogic等で読込み可能なAAFフォーマットで書き出す機能を備えています。

Auriaの主な機能:

  • 48チャンネル同時再生(iPad 1では24チャンネル)
  • 24チャンネル同時録音(Camera Connection Kit経由で24ch対応USBオーディオ・インターフェイスを使用時)
  • 44.1 / 48 / 96 kHz対応(iPad 1では44.1 /48 kHz)
  • タッチベースのオーディオ編集機能(カット / コピー / ペースト、クロスフェード、オートメーション、複製、分割、ゲイン、ノーマライズ、CDオフセット、リバース等)
  • 全チャンネルにPAPAudiowareによるビンテッジ・チャンネル・ストリップ搭載(エキスパンダー、マルチバンドEQ、コンプレッサー)
  • ClassicVerb、StereoDelay / StereoChorusプラグイン
  • iOSフォーマットのVSTブラグインに対応(プラグインをアプリ内で追加購入可能)
  • CPU負荷を抑えるトラック・フリーズ機能
  • AAFファイルのインポート / エキスポート(Logic、Pro Tools、Nuendo等とのセッションの連携)
  • DropBox、SoundCloud、オーディオ・コピー / ペースト対応
  • iPad 2推奨、iOS 5以上に対応、iPadマイクからも録音可能、Camera Connection Kit経由でUSB Class 2 オーディオ・インターフェイスの使用を推奨

※ iPad 3とFireface UCXで8チャンネルの48 kHz / 24 bit同時録音をテストし、快適にレコーディングを行うことができました。

※ 掲載の情報は2012年8月時点のものです。

GarageBand

GarageBand

開発:Apple

¥450

http://itunes.apple.com/jp/app/garageband/id408709785

http://www.apple.com/jp/

iOS用DAWとしては最も有名なApp「GarageBand」です。キーボード音源、ドラム音源、オーディオ・レコーダー、サンプラー、ギター・アンプ(シミュレーター)と、トラック制作やレコーディングに必要なオーソドックスな機能が備わっており、GarageBandのみで制作が完結できるように仕上がっています。もちろんCore MIDIにも対応しており、CCモード対応のRMEインターフェイスとMIDI鍵盤を接続すれば、GarageBandのソフトウェア音源をMIDI鍵盤から演奏することも可能です。演奏時のレイテンシーも十分に実用可能な範囲であり、制作以外にもステージ上でのリアルタイム・パフォーマンスにも使えるでしょう。

尚、例えばFireface UCXを接続した場合、入力チャンネルには入力1 〜 18(モノラル x 18)、あるいは入力1 + 2 〜 17 + 18(ステレオ x 9)が使用可能ですが、Appの仕様上マルチ・チャンネル・レコーディングには対応しておらず、同時に録音可能なチャンネルは1つ(モノラルで1、ステレオで1)のみで今後のアップデートに期待です。

シンプルかつ直感的に扱えるユーザー・インターフェイスにより、ストレスなく操作できる事もGarageBandの大きな魅力です。画面をタップするだけで簡単にフレーズやリズムを組み立てる事ができ、作曲時のスケッチや、アイデアをメモする用途としても大変便利です。価格も¥450と安価なので、DAW系のAppを検討されている方は、まずはGarageBandから試されるのが良いでしょう。

※ iPad(初代)では処理能力不足のためか動作が厳しい場面もありましたが、iPad 2以上では快適に使用することができました。

※ 掲載の情報は2013年5月時点のものです。

動作検証が済んだAppを順次公開いたします。今後もお楽しみに。