A32pro
32チャンネル・アナログ <> MADI / ADATコンバーター、ルーター
2022年8月発売予定
A32proは、プロフェッショナルのニーズに答える機能郡、性能、安定性と圧倒的なコストパフォーマンスで世界中で高い支持を得たADDAコンバーター「A32シリーズ」の後継機種で、FERROFISH伝統の「信頼性と色付けのないクリーンなサウンド」を引き継ぎながら、新しいモジュラー・ハードウェア・プラットフォームを基に設計されました。最大192kHzのサンプルレートに対応し、スタジオ品質の32 × 32 バランス入出力とステレオ・メイン出力、さらに汎用性の高いMADI、ADATのデジタル入出力を備えるなど、多彩なマルチチャンネルI/Oを提供します。
本体は新しくブラック・フィニッシュ・デザインを採用し、フロントパネルでタッチパネル操作が可能になり、かつてない簡潔でスムーズな操作性を実現します。さらに、2系統のメインTRS出力、2系統のヘッドフォン出力を備え、録音時のモニタリング環境を大幅に強化しています。GPIO端子によるパソコンからの制御も可能です。
内部にはSHARC DSPプロセッサーを搭載し、追加で2機のDSPを拡張できるスロットを備えます。
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アナログ入力 × 32チャンネル D-Sub 25(Tascamフォーマット) × 4 |
アナログ出力 × 32チャンネル D-Sub 25(Tascamフォーマット) × 4 |
MADI入出力 × 1(LC) オプションでSFPモジュールを追加可能(マルチモードもしくはシングルモード) |
ADAT入出力 × 4 48kHzで32入力 / 32出力(最大96kHz対応) |
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ヘッドフォン出力 × 2 専用DACを搭載し全ての入出力(モノ、ステレオ、MS)をモニタリング可能 |
ワードクロック入出力 × 1 75Ω内部ターミネーション搭載 |
MIDI入出力 × 1 3.5mm TRS端子(MIDI 2.0レイアウト):リモート操作可能 |
電源 × 2 グラウンド・ループ・フリーのロック式リダンダント電源(オプション) |
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USB端子 × 1 ファームウェアアップデートおよびリモートコントロール専用 |
Ferrofishは、A32proシリーズの開発に向けて広範な研究開発を長い年月をかけて行い、同社が掲げるコストパフォーマンスに優れ柔軟性の高いAD/DAコンバーターを開発することに成功しました。
膨大なチャンネル数のアナログ入出力に加え、多彩なデジタル入出力、ルーティング機能、リダンダント・オプション、将来のアップグレードに対応するDSPオプションを搭載するFerrofish A32proシリーズは、最新のレコーディング・スタジオやライブ再生システム、放送、設備音響、さらには今注目が集まる空間オーディオの録音再生システムとして、高い品質と信頼性を備えたAD/DAコンバーター兼分配器の新しいマイルストーンとなる製品です。
1Uサイズの本体には、D-Sub25経由で32系統のバランス・アナログ入力と32系統のバランス・アナログ出力を搭載。さらに最新世代のESS AD/DAコンバーターを採用し、プロフェッショナル品質のADDAコンバージョンを実現します。
フロントパネルの2系統のヘッドフォン出力からは全ての入出力信号をモニタリング可能です。
デジタル端子は、オプティカル(マルチまたはシングルモード)とコアキシャルのSFPモジュールを取り付け可能な最大64chのMADI入出力用スロットを2つ装備します。A32proはMADIオプティカル・マルチモード、A32pro Single ModeはMADIオプティカル・シングルモードを標準搭載し、それぞれの拡張スロットにはオプティカル(マルチモードまたはシングルモード)またはコアキシャル*のSFPモジュールを取り付け可能で、リダンダントでの使用も可能です。
4系統のADAT入力は最大32chをサポートし、SMUX/2モードで96 kHzに対応します。
デジタル同期を確立させるワードクロックは、BNC端子、もしくはADAT、MADI経由で送受信可能です。
MIDI入出力は3.5mmのTRS端子からご利用いただけます。
*コアキシャルSFPモジュールは2022年Q3以降に発売開始予定
A32proシリーズの多彩な入出力は、とても柔軟なデジタル・フォーマットコンバーターおよびシグナル・ルーターとして機能します。
オーディオ信号は全てのアナログおよびデジタル・フォーマットに自由に変換でき、さらに8チャンネル単位で複数フォーマットで同時に出力できます。
Ferrofish製品は連続して接続させることで膨大なチャンネル数を驚くほど少ないラックスペースに収めることができます。
さらにリダンダント仕様の電源を搭載するため、ミッション・クリティカルな現場でも安全にお使いいただけます。
A32proシリーズのフロントパネルの高品位なTFTディスプレイは32チャンネルの入力、および32チャンネルの出力のレベル・メーターを同時に表示します。
フロントパネルは直感的且つ簡単です。ゲイン、出力レベル、ルーティング、モニタリング、クロックなどの搭載される全ての設定をタッチセンサー式エンコーダーとタッチパネル・スクリーンで操作できます。
A32proシリーズは、複数の方法でリモート操作できますので、長距離伝送が必要なライブ録音や放送、設備音響などで理想的なセットアップが可能です。
MIDIをはじめ、MIDI-over-MADI、USB、GPIO経由でアラートメッセージを含むリモートコントロールが可能です。リモートコントロール・ソフト「RemoteFish」はウェブサイトから無償でダウンロードでき、複数のFerrofishデバイスの入出力、モニタリング、ルーティングなどの全ての機能を操作できます。
*2022年Q3以降に発売開始予定
32チャンネル入出力を搭載するA32proとMADI対応オーディオ・インターフェイスを組み合わせることで、Dolby AtmosをはじめSony 360 Reality Audio、Auro 3D、22.2chなど全ての商業フォーマットをカバーする空間オーディオ録音/再生システムを高いクオリティーとコストパフォーマンスで組み上げることができます。
MADI入出力(AES10)MADI用デュアルSFPモジュール・スロット:マルチモードもしくはシングルモード、2つ目のSFPモジュールは別売オプション
* 両方のMADI端子を使用した場合は32チャンネルのフル伝送が可能 オプションSFPモジュール搭載時には上記の倍のチャンネル数
アナログ入力(AD)
アナログ出力(DA)
ヘッドフォン出力
ADAT入出力
GPIO端子
MIDI入出力
ワードクロック入出力
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電源
USB端子
その他機能
内部クロック
PLL
LCDディスプレイ
Audio Coreプロセッサー
サイズ
重量
周囲温度
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※仕様は予告なく変更になる場合がございます。