Ferrofish Verto シリーズ - Synthax Japan Inc. [シンタックスジャパン]
Ferrofish Verto シリーズ

Dante フォーマット・コンバーター

製品概要

選べる3タイプのコンパクトなフォーマット・コンバーター

ADAT<>Dante / MADI<>Dante

DanteネットワークにADATデバイスやMADIデバイスを簡単に統合できるように設計された、コンパクトなハーフラック・サイズのフォーマット・コンバーター「Vertoシリーズ」の登場です。Verto 32とVerto 64ではADAT<>Danteの変換に、Verto MXではMADI<>Danteの変換に対応し、ニーズに適したモデルを選ぶことができます。
Vertoシリーズは、すべてのモデルにDanteポートとワードクロック入出力を搭載していますので、お手持ちのデバイスを容易に、そして安全にDanteネットワークへ接続することができます。

主な機能

Verto MX - 64 x 64 チャンネル Dante < > MADIコンバーター

  • MADI I/O(オプティカル:LC端子、コアキシャル:BNC)、ワードクロックI/O、Danteをコンパクトな筐体に収めた最大192 kHz対応Dante <> MADIコンバーター
  • 既存のDanteネットワークにMADIデバイスをシームレスに結合
  • オプティカルMADI<> RJ45 Danteイーサネット x2系統を搭載

Verto 64 - 64 x 64 チャンネル Dante < > ADATコンバーター

  • 8 x TOSLINK I/O、ワードクロックI/O、Danteをコンパクトな筐体に収めた最大96 kHz対応Dante <> ADATコンバーター
  • 既存のDanteネットワークにADATデバイスをシームレスに結合
  • ADAT x8系統<>RJ45 Danteイーサネット x2系統を搭載

Verto 32 - 32 x 32 チャンネル Dante < > ADATコンバーター

  • 4 x TOSLINK I/O、ワードクロックI/O、Danteをコンパクトな筐体に収めた最大96 kHz対応Dante <> ADATコンバーター
  • 既存のDanteネットワークにADATデバイスをシームレスに結合
  • ADAT x4系統<>RJ45 Danteイーサネット x2系統を搭載

* MADIオプティカル端子は標準ではマルチ・モード仕様です。シングル・モードをご希望の場合は「RME MADIシステム構築 ご相談フォーム」、もしくは「 RME Premium Lineディーラー」までお問い合わせください。

使用例

Verto 32 ( Verto 64 ) : ADAT 録音/再生システムと Dante ネットワークを統合

Verto 32

Verto 32 ( Verto 64 ) を使用することにより、既存の Dante ネットワークへ手軽にADAT対応機器を追加することができます。 Verto 32 では4系統 (最大32チャンネル) のADAT入出力を、 Verto 64 ではなんと8系統 (最大64チャンネル) ものADAT入出力を搭載し、Dante と ADAT とを低コストで統合します。
さらに、Audinate社の提供するDante Virtual Sound Card(有料ソフトウェア)を使用すれば、イーサネット・ポートを持つコンピューターも Dante ネットワークに統合することができます。

 

Verto MX : MADI 録音/再生システムと Dante ネットワークを統合

Verto MX

Verto MX では、 MADIface Pro 等の MADI システムで64チャンネル分のDante 信号を送受信し、録音/再生を行えます。MADIオプティカル・ケーブルは中継無しで最長2kmまで延長することが可能なため、Danteネットワークを利用した遠隔地でのライブ録音や、バーチャル・リハーサルのコントロールなどをシンプルなセットアップで行えます。
さらに、Audinate社の提供するDante Virtual Sound Card(有料ソフトウェア)を使用すれば、新たにオーディオ・インターフェイスを用意することなく、Sequoia、Studio One、Cubase等のDAWを搭載したPC/Macで64chのDante信号をバックアップ録音を行うことも可能です。

 

Verto シリーズとPulse 16 のコンビネーション

Verto series + pulse16

Verto 32 / 64 を使って Pulse 16 をはじめとする様々な ADAT 対応製品を最大 64 チャンネル ( Verto 64 使用時。Verto 32 では最大32ch ) 、すべてDanteネットワークに統合。また Verto MXを使用することで、Dante<>MADI の変換にも対応し、ADAT<>Dante<>MADI という主要なデジタル・ネットワークに対応する、コンパクトで柔軟性に富んだ 64 チャンネル・システムが構築できます。

入出力

  Verto 32 Verto 64 Verto MX
Dante (RJ-45 (イーサネット)) 2系統 2系統 2系統
対応サンプル周波数 44.1 kHz – 96 kHz 44.1 kHz – 96 kHz 44.1 kHz – 192 kHz
ADAT入出力 4系統(TOSLINK) 8系統(TOSLINK) ---
MADI入出力 --- --- オプティカル1系統 (LC端子)*
コアキシャル1系統 (BNC)
使用可能チャンネル数
(48kHz使用時)
32 64 64
使用可能チャンネル数
(96kHz使用時)
16 32 32
使用可能チャンネル数
(192kHz使用時)
--- --- 16
MIDI over MADI** --- --- 搭載予定
MIDI (DIN5)入出力** 入力 x1、出力 x1 入力 x1、出力 x1 入力 x1、出力 x1
ワード・クロックBNC 入力x1、出力 x1 入力x1、出力 x1 入力x1、出力 x1
サイズ 22 x 9 x 4.5cm 22 x 9 x 4.5cm 22 x 9 x 4.5cm

* 製品にはLC端子からSC端子に変換できる、Duplexケーブルが1本同梱されております。
** MIDIリモート、MIDI over MADIは今後のアップデートで搭載する予定です。

同梱物

ACアダプター、VERTO シリーズ オーナーズ・マニュアル(日本語)、LC / SC アダプター・ケーブル(VERTO MXのみ付属)

技術仕様

Dante入出力

  • 2xEthernet (PRI/SEC) ソケット、1GBit
  • 64x64チャンネルBrooklyn IIボード搭載

 

ADAT入出力 (Verto 32および64のみ)

  • 4xADAT入力+4xADAT出力、オプティカルTOSLINK (Verto 32)
  • 32x32チャンネル@48kHz、16x16チャンネル@96kHz 
  • 8xADAT入力+8xADAT出力、オプティカルTOSLINK (Verto 64)
  • 64x64チャンネル@48kHz、32x32チャンネル@96kHz

 

MIDI入出力

  • MIDI規格1.0/1996
  • 2x DINメス5pin入出力
    ※2018/6現在、MIDIポートはご利用いただけません。今後のアップデートでMIDIリモートに対応を予定しています。

 

MADI入出力 (Verto MXのみ)

  • AES 10、2xオプティカルLCポート、2xコアキシャルBNCポート
  • 64x64チャンネル@48kHz、32x32チャンネル@96kHz、16x16チャンネル@192kHz

 

ワード・クロック

  • 2x BNC入出力
    (入力は常に75Ωターミネーションがオン)
    *クロック設定はDante Controllerから変更できます。

ヒューズ

  • 内部の自己復帰型ポリヒューズ

 

消費電力

  • 14.4VA (12Vの場合1.2V)

 

温度範囲

  • +5℃〜+45℃

 

湿度

  • 75%未満、結露なきこと

 

寸法

  • 22 x 9 x 4.5cm

重さ

  • 0.9kg

※仕様は予告なく変更になる場合がございます。

アクセサリ

Power Supply for A32 and A16 : A32, A32 DANTE, Verto, Pulse16 MX /DX 用ACアダプター

Power Supply for A32 and A16 : A32, A32 DANTE, Verto, Pulse16 MX用ACアダプター

A32, A32 DANTE, Verto, Pulse16 MX / DX用ACアダプター 

VERTOシリーズ専用 19インチ・ラックマウント・キット

VERTOシリーズ専用 19インチ・ラックマウント・キット

VERTOシリーズ専用 19インチ・ラックマウント・キット

SFPモジュール・コアキシャル*  Verto MXのみ

Ferrofish MADI SFPモジュール・コアキシャルFerrofish MADI SFPモジュール・コアキシャル