4チャンネル モバイルマイクプリアンプ
すぐれたS/N比や極めて低い高調波歪み、そして広いゲイン・レンジを誇るQuadMic IIは、低価格ながらもプロ・スタジオ・レベルのレコーディングでも活躍できる素晴らしいコスト・パフォーマンスをもたらします。また、カーバッテリーなどによる駆動も可能ですので、AC電源の供給が困難なフィールド・レコーディングにおいてもその真価が発揮されます。
4つの入力端子にはNeutrik製XLR/TRSコンボジャックが装備され、マイク/ラインのバランス入力に対応し、48Vファンタムパワーや位相反転、ローカット・フィルターの機能も備えます。
すべてのチャンネルにはLEDが実装されており、信号の有無やクリップの状態、ファンタム電源のオン/オフのステータスなどを表示します。入力ゲインは6〜60dBまで設定可能で、増幅された出力は背面パネルの6.3mm(1/4inch)TRSジャックからそれぞれのチャンネルごとにラインレベルで出力されます。
最高出力レベルは+21 dBuまで対応しており、アナログ入力を持つRME製の他のコンバーターやインターフェイスとも完全な互換性を持っています。そのため、QuadMic IIはRMEの機材で組まれたシステムにマイク入力を簡単に追加するための一番手軽な手段として安心してお選びいただけます。9〜18VのDC電源で動作するため、カーバッテリーやリチウム電池など、様々な電源で動作させることができます。
Multifaceなどのオーディオ・インターフェイスに手軽に本格的なマイク・プリアンプを増設できる機種として愛用者も多い初代QuadMicを、現世代のマイク・プリアンプを搭載し、スペックを向上させた後継モデルとなります。もちろん、Fireface UCXを始めとするRMEのハーフラック・サイズのオーディオ・インターフェイスとベストマッチングで、オプションの19インチ・ラックマウント・キット UNIRACK 19-II を使用することにより、2台で1Uのラックにぴったりと収めて使用することが可能です。
QuadMic IIには、クルマのシガーソケットやモバイル・バッテリーなどによる駆動を可能とする電源アダプター・ケーブルが付属します。さまざまな電源環境に対応でき、AC電源の供給が困難なフィールド・レコーディングにおいてもその真価が十二分に発揮されます。
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