ドイツ・フランクフルトで開催中のMusikmesse 2016(ミュージック・メッセ)にて、注目の新製品が発表されました。一度に4種類の新製品の発表ということで、その数の多さにもRME開発陣の意気込みが感じられますが、今回は、何よりユーザーの皆様からも非常にリクエストの多かったFireface UFXにMADI機能を搭載した「Fireface UFX+」そして、こちらもリクエストの多かった「DSDへの対応」を実現した「ADI-2 Pro」など、大変意欲的な内容になっています。 リリース日や価格などは、現時点では決まっておりませんが、こちらも判明し次第すぐにお知らせできるようにいたします。いち早くリリース情報が欲しい方は、是非下記より、Synthax Japan Newsletterの購読をお申込みください。
MADI + Thunderboltを搭載しさらなる進化を遂げたRMEのフラッグシップI/O
新しいのは外見だけはありません。 全ての設計をゼロから見直し、全く新しいオーディオ・インターフェイスとして完全に生まれ変わったFireface UFX+(ユーエフエックス・プラス)は、単なる旧モデルの後継機種ではありません。内部回路や機能もすべて見直されると同時に、徹底的に細部にまでこだわり抜いて開発されたこのインターフェイスは、まさにRME創立20周年を記念するフラッグシップ・オーディオ・インターフェイスとしてふさわしい仕上がりになっており、次世代に向けて、最も信頼のおけるオーディオ・インターフェイスとして、その名声を確立するであろう、非常に完成度の高い製品となっています。
デスクトップ・インターフェイスの完成形 – 使いやすさと驚くほどの拡張性がひとつに
2015年に発表されたBabyface Proは、そのデザイン性と使いやすさ、機能性、さらにXLRマイク入力からヘッドフォン出力に至るまで一貫した高品位なサウンド、これらすべてをひとつの優れたユニットとして完結させた製品として、デスクトップのプロ・オーディオ市場を大きく賑わしました。
そして、2016年の今日、RMEはそのBabyface Proの8チャンネルADAT I/Oの代わりに64チャンネルMADI I/Oを搭載し、デザイン性、使いやすさ、機能、傑出したサウンド、さらに驚くほどの拡張性を備えた「MADIface Pro」を誕生させました。 MADIは64チャンネルを、たった一本のファイバー・ケーブルでデジタル転送することができる規格であり、これにより、MADIface Proと様々なMADI機器をシンプルに組み合わせることができます。
PCM768kHz + DSD RMEからの回答がここに!
最大サンプルレート768kHzならびにDSD再生にも対応したデバイスとして、まったく新しく生まれ変わったADI-2 Pro。ハーフラックサイズの2チャンネル ADAT、SPDIF、 AES/EBUのAD/DAコンバーターとして、一時代を築いた旧モデルであるADI-2の基本性能はそのままに、現代の最高水準のパーツを纏い、全ての回路を見直し、RMEのユニークで革新的な製品群の中でも特に異彩を放つ、まったく他に類を見ないユニットとして再登場。
USB接続でRME I/Oの直感的なコントロールを
ARC USB本体に配置されたビッグ・ノブと、自由に機能アサインが可能な15個のLEDボタンにより、全てのRMEインターフェイスにおいてTotalMix FXソフトウェアを直感的に操作することが可能になります。また、ARC USBはUSB1.1を使用したMIDIデバイスであり、MacでもWindowsでもドライバーなしに簡単に使うことができるので、使用環境を選びません。さらに、ARC本体横配置されたTSジャックに、既存のフット・スイッチを接続して使用することも可能です。