Musikmesse 2016 Fireface UFX+ - Synthax Japan Inc. [シンタックスジャパン]

メッセ2016 新製品速報!

Fireface UFX+  Fireface UFX+
MADIface Pro  MADIface Pro
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ARC USB  ARC USB

 

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RMEの歴史、技術背景、そして将来像を、創業メンバーであり開発者の1人でもあるマティアス・カーステンズが語る。

RME Fireface UFX+

MADI + Thunderboltを搭載しさらなる進化を遂げたRMEのフラッグシップI/O

製品概要

新しいのは外見だけはありません。
全ての設計をゼロから見直し、全く新しいオーディオ・インターフェイスとして完全に生まれ変わったFireface UFX+(ユーエフエックス・プラス)は、単なる旧モデルの後継機種ではありません。内部回路や機能もすべて見直されると同時に、徹底的に細部にまでこだわり抜いて開発されたこのインターフェイスは、まさにRME創立20周年を記念するフラッグシップ・オーディオ・インターフェイスとしてふさわしい仕上がりになっており、次世代に向けて、最も信頼のおけるオーディオ・インターフェイスとして、その名声を確立するであろう、非常に完成度の高い製品となっています。

アルミニウムで成形されたフロントパネルを持つFireface UFX+には、新たにMADI I/Oが搭載され、これにより、旧モデルと同じアナログ・ADAT・AES/EBUの合計30入力+30出力に、さらに64入力+64出力が追加され、なんとトータル188チャンネルという驚異的なチャンネル数を扱えるデバイスへと進化を遂げています。

Fireface UFX+で利用出来るチャンネル数の詳細は以下の通りです。

12chのアナログ + 16chの ADAT + 2chの AES/EBU + 64chの MADI
= 94入力+94出力!

つまりUFX+1台で、トータル188ものチャンネルを扱うことが可能です。

これだけのチャンネル数をPCに伝送するには、やはりUSB 2では十分な帯域が確保できないため、必然的にUSB3.0またはThunderboltが必要になります。Fireface UFX+には、その両方が搭載されており、ユーザーは環境に合わせて好きな接続を自由に選べるようになっています。

また、チャンネル数が驚異的に増えましたので、当然ユニット内部に搭載されたDSPも、さらに強力なものに変更される必要がありました。Fireface UFX+は、新しく、よりパワフルなDSPにより、以前より遥かに多くのエフェクトを同時処理できるようになっています。

Fireface UFX+とセットで使用すると大変便利な別売のオプションにも、新製品が加わりました。旧モデルのAdvanced Remote Controlに代わり、新たに登場した「ARC USB」を使えば、より快適に様々な機能にアクセスすることができるため、Fireface UFX+のポテンシャルを最大限に引き出すことができます。

アナログ、ADAT、MADI、AES/EBU、S/PDIF、MIDI、Word Clock、USB 2、USB 3、Thunderbolt…Fireface UFX+は、音楽制作に必要な全てのコネクションを提供します。

マルチトラックでのレコーディング、ミキシング、モニタリングにおける新たなリファレンスとなるであろうFireface UFX+に是非ご期待ください。

アナログとデジタル

最新のAD/DAコンバーター、そして、それらコンバーターに最適化されたアナログ回路により、SN比や全高調波歪率がさらに磨き上げられ、RMEの哲学である「クリスタル・クリアで透明な音」つまりプロフェッショナルな仕事には必須となる「正確なオーディオ品質」を今までよりさらに高いレベルで実現しています。

新しいPADフリーのマイク・プリアンプは、最大入力レベル+18dBu、ゲイン・レンジ最大+75dBを誇り、クリティカルなプロの現場にもトラブル・フリーで対応できる基本性能を有しています。 また、ヘッドフォン・アウトも2系統搭載。出力インピーダンス20Ω、最大レベル19dBuと、ロー・インピーダンスのヘッドフォンからハイ・インピーダンスのヘッドフォンまで、どのようなヘッドフォンでも、十分なパワーと正確なモニタリングを約束します。

DURec

PCが接続されていなくても、本体にUSBのドライブを接続するだけでマルチトラック・レコーディングができる「DURec」は旧モデルにも搭載されていた、おなじみのRME独自技術。このダイレクトUSBレコーディング機能は、もちろんUFX+にも引き継がれています。

UFX+でのDURecは、転送速度がそれほど高くないUSBメモリースティックや、パーティション分割されたドライブでも非常に安定した性能を発揮するようにさらなる進化を遂げており、録音可能なトラック数は、なんと最大76チャンネル。これにより、例えば、12チャンネルの全アナログ入力と64チャンネルのMADIチャンネルを同時にレコーディングすることも可能。もちろん、76チャンネル内であれば、AES/EBUやADATをも含むUFX+上の全てのチャンネルを、自由に組み合わせて使うことが可能です。また、内臓のリアルタイム・クロック(RTC)により、録音ファイルにはタイムスタンプが記録される他、再生にも以前のモデルでは利用できなかった新機能が搭載されています。UFX+の魅力のひとつである新しいDURecを是非体感してみてください。

MADI

その取り扱いやすさと安定性から、世界中の様々な録音現場にて採用されているMADI。RMEは、このMADI規格においてもパイオニアのひとりとして、非常に高い技術を持っています。そして、このFireface UFX+にも、その技術が惜しみなく注がれています。MADIが搭載されたUFX+を使えば、アナログ/デジタルに関わらず非常に多くのトラックを一切の劣化なく、たった1本のグラス・ファイバーのケーブルを使って最大2000mまで簡単に伝送することができます。また、MADI I/Oには、各種マイクプリやAD/DA、デジタル卓を接続することもできますので、非常に簡単にチャンネルを拡張が行える上に、付属のミキサーソフトウェアであるTotalMix FXを使えば、チャンネル単位でのルーティングも直感的に行うことができ、どのような現場でも柔軟に対応することができます。 また、MADIはその特性上、チャンネル数のキャパシティー内であれば、複数の機器を自由に組み合わせて接続することが可能ですので、例えば、RME M-32アナログ/MADI変換に、 ADI-642(AES/EBU/MADI変換)を加え、さらにADI-648(ADAT/MADI変換)を 加え、32チャンネルのアナログ信号+8チャンネルのAES/EBU+残りの24チャンネルはADAT…全64チャンネルを全てMADIに変換してUFX+にて収録するなんてことも朝飯前です。 もちろん、全てのチャンネルを自由にルーティングして、さらにその先のMADIデバイスに伝送することができるため、中継やバックアップ録音にも活躍すること間違いなしです。

実は、UFX+には他のデバイスには見られない、非常にユニークな機能が幾つか搭載されています。 例えば「USB 2モード」。これは、MADIを排除したアナログ12ch+ADAT 16ch+AES/EBU 2チャンネルの合計30チャンネルのみを、USB2ケーブルを介してDAWソフトウェアに録音できるモードです。PCにはMADI信号を送ることはできませんが、MADIの入出力は全て使用可能ですので、MADI信号をTotalMix FX上にて自由にルーティングをし、様々な用途に同時使用することが可能です。 また、ワード・クロック入出力用のコアキシャル端子を、MADI入出力に切り替えて使用することもできるため、「スペシャル・スプリット・モード」を使い、オプティカルとコアキシャルの両方から同時に32チャンネル分の信号を入出力させるといったユニークな作業も可能となっています。

ARC USB

別売オプションのAdvance Remote Control USB(アドバンス・リモート・コントロール USB)は、PCもしくはUFX+本体、どちらにでも接続可能な、リモート・コントローラーです。ARC USB本体に配置されたビッグ・ノブと、自由に機能アサインが可能な15個のLEDボタンにより、全てのRMEインターフェイスにおいてTotalMix FXソフトウェアを直感的に操作することが可能になります。また、ARC USBはUSB1.1を使用したMIDIデバイスであり、MacでもWindowsでもドライバーなしに簡単に使うことができるので、使用環境を選びません。さらに、ARC本体横配置されたTSジャックに、既存のフット・スイッチを接続して使用することも可能です。

スタンドアローン・モード

Fireface UFX+はスタンドアローンでも使用することができます。スタンドアローン・モードでも機能の制限は一切ありません。すべてのエフェクトにアクセス可能ですし、もちろんDURecも使えますので、PCのない現場でもUFX+1台で最大76チャンネルの同時録音が可能です。

DSP

チャンネル数の増加にあわせてDSP処理能力も大幅に向上しています。 これはつまり、TotalMix FXにて、より多くのエフェクト処理が可能になったことを意味します。

USB 3 & Thunderbolt

2013年に、世界で初めてUSB 3接続のオーディオ・インターフェイスを開発したRMEですが、非常にチャンネル数の多い、このFireface UFX+にも、もちろんUSB 3が搭載されています。このハイスピードかつ低レイテンシーなUSB 3接続は、WindowsでもMacでも使うことができ、UFX+の全188チャンネルを安定した動作で扱うことができます。また、USB 2しか搭載されていないPCでも、MADI以外の全60チャンネル(アナログ+ADAT+AES)は、USB 2接続で問題なく使用可能です。

さらにUFX+には、USB 3に加え、低レイテンシー/低システム・オーバーヘッド/低CPUロードを兼ね備えたThunderboltポートも搭載されており、これにより、MacまたはWindowsにて、PCI Expressのオーディオ・パフォーマンスを提供することができるようになっています。もちろんWindows環境においても、ホット・プラグを含む、完全なThunderbolt互換性を実現しています。

最後に…

UFX+は、マルチトラック・スタジオの中核になるデバイスとして、プロ・オーディオエンジニアの心臓部となることができる、非常に高いポテンシャルを持ったオーディオ・インターフェイスです。94chの入力と94chの出力を、超低レイテンシーかつ安定して行うことのできる高いドライバー開発能力は、まさにRMEの真骨頂であり、世界中のトップ・プロに高く評価されている最大の理由でもあります。

次世紀の真のマイルストーンとなるオーディオ・インターフェイスの登場です。 是非、Firerface UFX+にご期待ください。