RMEの歴史、技術背景、そして将来像を、創業メンバーであり開発者の1人でもあるマティアス・カーステンズのロング・インタビュー。
米カリフォルニア州のアナハイム・コンベンションセンターにて、2014年1月23日〜26日(現地時間)の日程で開催される、世界最大規模の楽器の祭典「the NAMM show 2014」。Synthaxブース(Hall A/6911)のレポートをお届けいたします。「MADI Everywhere」を推奨する、MADIの正統RMEが世界に誇る最新MADIソリューションの展示を始め、さまざまなRME関連情報をいち早く皆さまにお届けします。
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もはや有名すぎる感もありますが、NAMMの会場となるアナハイム・コンベンションセンターの入口です。かつては騎馬警官がいて警備に当たっていたのですが、道路の構造が変わってしまって残念ながら馬には会えませんでした。
既に発売されているMADIface USBですが、こうして手の大きさと比べるといかに小さいかが判ります。単なるMADIのインターフェイスとしてだけでなく、オプティカル(光ファイバー)と同軸ケーブルのフォーマット変換や、ケーブルの距離の上限(オプティカル2000m、同軸100m)を超えて敷設するときのリピーターとしても重宝する一台です。
Fireface UCXと同じサイズのマイクプリQuadmicの後継機種としてリリースされたQuadmic IIが展示してありました。ACアダプタタイプですのでUCXとバッテリを持参すれば、電源が録れない秘境などでも6chでの究極のモバイル録音が可能になります。日本でのリリース予定は現在の所未定ですが春先までにはリリースされるかも?
MADI Routerのリリースを目の前にして、本体のパネルで1チャンネルごとのルーティングを可能にするなど、使い勝手を向上させた最新のファームウェアでのデモが展示されていました。複雑かつ大規模なシステムでも簡潔確実にルーティングできる秀逸なインターフェイスがこの小さな画面で実現します。正式リリースをお楽しみに。
MADI Routerの背面パネルです。ご要望の多かった二重化電源と、USBポートの両脇にある昨年のNAMMでは空っぽだったスペースに、SFPポートが実装されており、複数のMADI Routerをスタックさせてより大規模なシステムを構築することができます。
ADAT Routerの背面パネルです。信号の有無をLEDで表示するなど、現場での使い勝手が考慮された設計になっています。右の方にあるUSBポートはファームウェアのアップデートなどに使用します。
ADAT Routerの背面パネルです。8chごとのイン・アウトをブレイクアウトケーブル経由で行います。右の方にあるUSBポートはファームウェアのアップデートなどに使用します。
放送局などでニーズのある、MADIを同軸ケーブルでAESに変換するコンバータADI-6432R BNCの背面パネルです。フジツボのようにならぶBNCポートはある意味圧巻な光景です。
昨年のFireface UCXに続いて、196入力/198出力、世界初のUSB3完全対応のオーディオインターフェイスMADIface XTがRock oN Tech Award 2014を受賞したことを記念して、トロフィーを授与いただきました。皆様のご支持に感謝いたします!