NAMM Show 2013 速報 - ブース・レポート - Synthax Japan Inc. [シンタックスジャパン]

Fireface UCXのクラス・コンプライアント・モードがアップデート

AppleよりiOS 6にてマルチ・チャンネルのプレイバックが正式にサポートされたことと、iPad本体の性能向上や8チャンネル以上を取り扱えるアプリの登場などにより、SPDIFやADATを含むFireface UCXの18チャンネルすべての入出力が使用できるようになりました。

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Babyface CCモードに対応!


Babyfaceがファームウェア・アップデートによりCCモード(クラス・コンプライアント・モード)に対応しました。これにより、Babyfaceのプロフェッショナルなアナログ入出力や、卓越したマイク・プリアンプ、プロフェッショナルなライン出力、Sysex 対応のMIDI 入出力等をiPadで利用できるようになります。

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Matthias Carstens インタビュー(アーカイブ)


RMEの歴史、技術背景、そして将来像を、創業メンバーであり開発者の1人でもあるマティアス・カーステンズのロング・インタビュー。

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RMEブース・レポート

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ブース全景

今年は過去最大のブース・スペースとスタッフによって、今回発表された新製品を始めとしてさまざまなソリューションが展示されています。開場からいきなりかなりの来場者にお越しいただきました。

新製品勢揃い

今回発表された5製品が一堂に会しました。こうしてみると従来の機種とはやはり雰囲気が異なりますね。展示ではラック耳の部分も外されていたので、何かAV機器のようにも見えます。

MADI Router

MADI Routerのアップです。前面のアルミパネルの質感も強度と美しさを兼ね備えていて良い感じです。カラーLCD画面はマトリクスの設定も判りやすいユーザー・インターフェイスが用意されています。

MADI RouterのLCD画面

MADI Routerのコントロール画面です。Fireface UFXでもおなじみの見やすいカラー画面と、2つのエンコーダーにより、複雑なルーティングも瞬時に設定することが可能です。

二重化電源と脱落防止プラグ

業務の現場からのご要望が多かった二重化電源に対応しました。また、本体側のプラグ差し込み口は脱落防止用フックに対応しており、ケーブルを踏むなどの事故による電源ケーブルの脱落を防ぎます。

※1/26追記:脱落防止用フック付きケーブルは別売となります。製品には通常の3ピンケーブルが付属します。

ツイスト・ペア(Ethernetケーブル)用端子

MADI TP端子は、一般のEthernetケーブルでMADI信号と同期信号を送受信するだけでなく、ルーターからコンバーターへの電源供給にも使用されます。ケーブルのコストが抑えられるだけでなく、運用面でも新たな可能性を切り拓く技術です。

Fireface UCXのクラス・コンプライアント・モードがバージョン・アップ

NAMMの開催に合わせて公開された、Fireface UCXのファームウェア・アップデートで新しくなったクラス・コンプライアント・モードのデモンストレーションが行われていました。従来アナログ8ch分の入力しかできなかったのが、ADATやSPDIFを含む18chすべてを認識しているのがご覧いただけます。

Babyface クラス・コンプライアント・モードのデモ

昨年末に公開されたファームウェア・アップデートでクラス・コンプライアント・モードに対応したBabyfaceのデモンストレーションです。もちろんMIDIインターフェイスとしてもiPadから認識されますので、このようにMIDIキーボードをつないでソフトウェア・シンセを演奏し、その再生音をBabyfaceから流すことができます。

ADAT RouterのLCD画面

ADAT RouterのLCD画面です。高精細なので複雑なルーティングも判りやすく表示・設定が行えます。AES3 Routerもほぼ同様のユーザー・インターフェイスが提供されます。

カスケード接続されたThunderboltシャーシ

当社のブログでも紹介した、Sonnet TechnologiesのThunderboltシャーシを5台カスケード接続したデモンストレーションです。この例ではHDSPeシリーズが4台とPCIeカード上にマウントされたSSDドライブを接続し、Thunderbolt搭載のMacに接続しています。

Fireface UCXがROCK ON AWARD 2013『Tech Award』を受賞

昨年のFireface UFXに続き、Fireface UCXがROCK ON AWARD 2013「Tech Award」を受賞しました。日本からはるばるトロフィーを持参していただき、RMEブースにて授賞式が行われました。写真はシンタックス・グループの代表Hermann(左)と、日本でもおなじみのRMEプロダクト・スペシャリストのMax(右)。

ROCK ON AWARD 2013『Tech Award』トロフィーとFireface UCX

ROCK ON AWARD 2013「Tech Award」のトロフィーは、実機とともにNAMM Show 2013期間中RMEブースに展示されます。ご支持いただきありがとうございました。

Touch OSCでTotalMix FXをコントロール

Touch OSCを使用してiPadからTotalMix FXを使用するデモが行われていました。WiFiで遠隔からTotalMix FXをコントロールできるだけでなく、マルチタッチに対応したUIによりマウスを使用したPC上での操作とはまた違った操作感を体験することができます。