Babyfaceがファームウェアのバージョン・アップによりクラス・コンプライント・モードに対応しました。
これにより、Babyfaceのプロフェッショナルなアナログ入出力や、卓越したマイク・プリアンプ、プロフェッショナルなライン出力、ハイ・インピーダンス・ヘッドフォンでも優れた音質を発揮するハイパワー・ヘッドフォン出力、ゲイン / レベル調整、SPDIF / ADAT 入出力、96 kHz / 24 bit 対応、そしてもちろんSysex 対応のMIDI 入出力をiPad に追加することができます。
現在お使いのBabyfaceのドライバー/ファームウェア・バージョンは、Babyfaceをコンピューターに接続して表示されるSettingsダイアログでご確認いただけます。ファームウェアのインストールは下記のダウンロード・ページの手順に従って正しく行ってください。
Babyfaceはファームウェア200以降、iPadに接続できるクラス・コンプライアント・モード(CCモード)とBabyface単体で動作するスタンドアローン・モードに対応しました。Babyfaceの開発当初はiPadへの接続は考慮されていなかったため、今回クラス・コンプライアントを実現するに当たっては、Babyface本体が正常に動作するための電源の確保が大きな課題となりました。一般的にiPadが外部機器に対して供給する電源が約20 mAです。したがって、USBバス・パワーで動作するBabyfaceを接続すると、iPadにデバイスが対応していない、または消費電力が大きすぎる旨のエラー・メッセージがiPad上に表示されます。20 mAはBabyfaceが必要とする電源の500 mAには遠く及びません。
上記の理由から、BabyfaceをCCモードでiPadに接続して安定動作させるためには、別途RMEが提供する電源アダプター(6〜12ボルト、約1A)をBabyface本体に接続する必要があります(RME推奨)。その他には、後述するBabyface付属のY字USBケーブルやオーロラサウンドのBusPower-Pro等のUSBパスパワーを使って、基本的な操作を行うこともできます。接続手順については本ページの「操作」をご覧下さい。
Babyfaceをスタンドアローンで動作させる場合は、外部電源ではなく、USBバスパワーを使用します。iPhoneやiPad等の充電で用いる様なUSB電源アダプターに直接USBケーブルを接続します。
ファームウェア200以降、Babyfaceは3つのモードで動作します:ドライバー・ベースのUSB 2、スタンドアローン、そしてCCモードです。CCモードはWindowsやMac OS X、Linuxにネイティブに標準サポートされる規格で、専用ドライバーが必要なく、CCモードが有効になるとデバイスが直接認識されます。もちろん、RMEのドライバー・セットと比較した場合、例えばTotalMix やエフェクト等の機能等は使用できず制限されます。
BabyfaceはiPadには搭載されないプロフェッショナルなアナログ入出力や、卓越したマイク・プリアンプ、プロフェッショナルなライン出力、ハイ・インピーダンス・ヘッドフォンでも優れた音質を発揮するハイパワー・ヘッドフォン出力、ゲイン / レベル調整、SPDIF / ADAT入出力、96 kHz / 24 bit対応、そしてもちろんSysex対応のMIDI入出力をiPadに追加します。
また、iOS 5以降、マルチチャンネル・レコーディングに対応し、さらにiOS 6ではマルチチャンネル再生にも対応しています。現時点ではAlgoriddimのdjayのみが2出力以上に対応していますが、Auria等の他のAppも近い将来対応する予定です。
Babyfaceの「Select」ボタンと「Recall」ボタンを同時に押しながら、Babyfaceの電源を入れます(起動の際にBabyfaceの両レベルメーターが一瞬上昇してBabyfaceがCCモードで起動したことを示します)。
通常モードに切替える場合は、Babyfaceの電源をオフにし、「Select」ボタンと「Recall」ボタンを押しながら再度電源を入れます(起動の際に両レベルメーターは上昇しません)。
BabyfaceはCCモードでiPadと接続した際に電源アダプターを使用しないでY字ケーブル経由でUSBバス・パワーを供給して比較的良好に動作します。しかし、残念ながら、例えばiPad接続時に本体のファンタム電源をオンにするなどの電流に負荷を掛ける動作を行うと、通信のドロップアウトが生じる可能性があります。iPadが電流のスパイクを検知して、CCデバイスを一時的に無効にするようです。そのため、RMEはBabyfaceをiPadで使用する際には、別途外部の電源アダプターを接続することを強くお勧めします。外部電源を使用することにより、上記の様なトラブルを回避できます。尚、Babyfaceの製品内容に電源アダプターは含まれません。下記のMI7 STOREより別途お求めいただけます。
http://store.mi7.co.jp/23category7_detail157.html
接続手順は次の通りです:
以上でiPadはCCモードのBabyfaceをオーディオI/Oとして認識します。必ず上の手順で接続してください。先にiPadにCamera Connection Kitを接続すると、iPad上に「接続中のアクセサリは消費電力が大きすぎます。」等のエラーメッセージが表示され正常に動作しません。
電源アダプターを使用しないで、Y字ケーブルでiPadと接続して音を再生してみたい方は以下の方法で接続が可能です。
以上でiPadはCCモードのBabyfaceをオーディオI/Oとして認識します。必ず上の手順で接続してください。先にiPadにCamera Connection Kitを接続すると、iPad上に「接続中のアクセサリは消費電力が大きすぎます。」等のエラーメッセージが表示され正常に動作しません。
電源アダプターを使用しないで、バスパワー強化電源を使用してiPadと接続して音を再生してみたい方はオーロラサウンドのBusPower-Proを使用した以下の方法で接続が可能です。
以上でiPadはCCモードのBabyfaceをオーディオI/Oとして認識します。必ず上の手順で接続してください。先にiPadにCamera Connection Kitを接続すると、iPad上に「接続中のアクセサリは消費電力が大きすぎます。」等のエラーメッセージが表示され正常に動作しません。
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