2009年8月29日、Avid Technology, Inc.社は、同社のVENUE D-show、Profileシステムの以下の基本的用途において、RME MADI BridgeおよびMADI Converterを正式に互換性のある製品であることを発表しました。VENUEシステムとRMEデバイスを組み合わせる事により、強力なシステムを構築する事ができます。
VENUEのコアキシャルデジタルスネークは最大150mの伝送に対応します。MADI Bridge x 2台、もしくはMADI Converter x 2台を使用してコアキシャルをオプティカルに変換する事で最大2kmの伝送まで拡張することができます。
大規模なステージ、フェスティバル、スポーツ中継、野外中継などの用途で威力を発揮するシステムです。
VENUE D-Show、およびProfileシステムは1台のFOH Rackから2台までのStage Rackに接続することが可能です(Stage Rack1台につき48チャンネルのリモート・マイクプリ、2台のStage Rackの場合96チャンネルのリモート・マイクプリ)。このシステムにMADI Bridgeを2台導入することで、異なるロケーションに位置するStage Rackを最大6台まで接続して、状況に応じて入力ソースを切り替えることができます。
放送などの複数のロケーションからの入力を1台のコンソールに接続して、瞬時に切り替える場合に大変便利なシステムです。
注意:VENUEデジタルスネーク信号はMADIとは異なります。MADI Bridge、MADI Converterはこの信号をMADI信号に変換することはできません。