HDSPe AIO Pro - Synthax Japan Inc. [シンタックスジャパン]

HDSPe AIO Pro

14入力 / 16出力チャンネル 192kHz対応 PCI Express オーディオ・インターフェイス

GEAR OF THE YEAR 2021 HDSPe AIOpro

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製品概要

HDSPe AIO Proは、業務用スタジオ、放送市場で世界的に絶大な支持を得ているPCI Expressオーディオ・インターフェイス「HDSPe AIO」の後継機種です。前機種に引き続き多様なアナログおよびデジタル入出力I/Oを搭載し、さらに最新技術が惜しみなく採用され、先進のPCI Expressカードとして完全に再設計されました。

パワフルなデスクトップPCにHDSPe AIO Proを搭載することで、ハイエンド且つ高精度の音響再生、編集、AD/DAコンバージョンを可能にします。HDSPe AIO Proは音楽制作、放送、システム設計、研究開発の分野のほか、ライブ配信システムの構築やゲーミングPC、ホーム・シアター・システムの中核としても活躍し、高解像度で明瞭な迫力あるサウンドをお楽しみ頂けます。

RMEが20年の実績を元に積み上げたHammerfall DSPシリーズの最新モデルHDSPe AIO Proは、Advanced I/Oを備えるAll In Oneリファレンス・オーディオ・インターフェイスです。

入出力

  • ステレオ入出力 x 1 
  • ADAT入出力 x 1
  • SPDIF入出力 x 1
  • AES/EBU入出力 x 1
  • ヘッドフォン出力 x 1
  • MIDI入出力 x 1

主な機能

  • バランス*・ステレオ・アナログ入出力:24-bit/192kHz対応
  • すべての設定をリアルタイムに変更可能
  • アナログ、ADATおよびSPDIF入出力を同時に使用可能
  • AESおよびSPDIF入出力を同時に使用可能
  • バッファー・サイズ /レイテンシー設定:32~8192サンプルから選択可能
  • ADATオプティカル(S/MUX)経由で24bit/96kHz(4チャンネル)、24bit/192kHz(2チャンネル)録音・再生
  • ADATオプティカル(S/MUX4)経由で24bit/192kHz(2チャンネル)録音・再生
  • 最大3台まで同時使用が可能
  • スマートなマスター/スレーブ・クロック自動切換え機能
  • ADATモードでの優れたBitclock PLL(オーディオ同期)
  • SteadyClock FS:ジッターの影響を受けない極めて安定したデジタル・クロック
  • サンプル・レートを自由に設定できるDDSテクノロジー
  • TotalMix:ゼロ・レイテンシーのサブミックスと完全対応のASIOダイレクト・モニタリング
  • TotalMix:内部処理46ビットの448チャンネル・ミキサー
  • SyncCheck:入力信号の同期状態を監視し、その結果を表示
  • MIDI入出力 x 1:16チャンネル・ハイスピードMIDI
  • DIGICheck DSP:ハードウェア・ベースのレベル・メーター、ピーク/RMS計測
  • 4種類の基準レベルに対応したステレオ・アナログ・ライン入力 x 1
  • 4種類の基準レベルに対応したステレオ・アナログ・ライン出力 x 1
  • サブミックス出力も可能なアナログ・ライン/ヘッドフォン出力 x 1
  • High/Lowモード切り替え対応のパワフルなHigh Power²ヘッドフォン出力
  • ワード・クロック入出力用モジュール(オプション)

* 付属のアナログ・ブレイクアウト・ケーブルは、アンバランス(RCA)仕様、およびヘッドフォン端子(TRS)を搭載します。オプションのXLRのブレイクアウト・ケーブル(BO9632XLRMKH:別売)でバランス仕様でお使いいただく事ができます。

主な特徴

次世代のPCI Expressカードのリファレンス

HDSPe AIO Proは、最新のテクノロジーを元に新たに一から再設計されました。SPDIF(コアキシャル)、AES/EBU(XLR)を含む全ての入出力は同時に動作します。RMEが誇る比類のない柔軟性を持つルーティング・ミキサー「TotalMix FX」、1000兆分の1秒の精度で外部クロックのジッターを抑制する「SteadyClock FS」も搭載されています。

HDSPe AIO Proは、ハイエンドAD/DAコンバーター「ADI-2 Pro」の技術を継承し、リファレンス・プロセッサーAK5572およびAK4490を搭載。アナログ入力範囲(+24 / +19 / +13 / +4 dBu)もADI-2 Proの回路設計を導入しています。さらに出力リファレンス・レベル(バランス: +24 / +19 / +13 / +4 dBu、アンバランス:+19 / +13 / +4 / -2 dBu) を強化することによって、より多様なオーディオ・システムを構築することが可能になりました。HDSPe AIO Proは、出力セクションに専用のアッテネーターを備えているため、S/N比が向上し、低基準レベルでの出力インピーダンスが低くなります。

HDSPe AIO Proのもう一つの大きなハイライトとして新開発の非常に強力で透明なサウンドを提供するヘッドフォン出力が搭載されました。さらに、切り替え可能な出力レベルを含むミュート・リレーにより、コンピューターの電源を入れたときにヘッドフォン出力、さらにアナログXLRおよびRCA出力で不要なノイズの発生を防ぎます。

PCI Expressインターフェイス

 

HDSPe AIO Proは、既存のPCIテクノロジーをPCI Expressへ対応させただけではなく、新たに開発された正真正銘のPCI Expressソリューションです。この新しいフォーマットのアドバンテージを最大限に利用し、マルチトラック・オーディオにおいて飛躍的なパフォーマンスを実現しています。

PCI Expressは、Point-to-Pointコネクションであるため、バンド帯域を他と共有することなく、2点間のデータ転送を行うことができます。

PCI Express Base Specification v.1.1がベースのHDSPシステムPCI Expressインターフェイスは、1レーンPCI Expressエンドポイント・デバイスで、2.5Gbpsのライン・スピードに対応します。バンド幅は5Gbpsで、従来のPCIの3〜4倍にあたります。パケット・ベースのフル・デュプレックス・コミュニケーション(全二重通信)により、各方向につき最大500〜200 MB/sの伝送レートを提供します。

CPU負荷ゼロ

 

HDSPe AIO Proは搭載される多くの機能をハードウェア上のDSPで行います。これによってマルチチャンネルの録音、再生時でもCPUに負荷を与えず、ストレスのないオペレーションを実現しています。

低レイテンシー設計

 

HDSPシリーズは、サンプル・バッファーの概念では不可能とされていた驚異的、圧倒的な低レイテンシー設定を実現したことで、その地位を確立しました。コンピューター・ベースの音楽製作、収録環境において、必ず発生するレイテンシー(音の遅れ)を8段階で設定可能。最小0.7msまで抑えることができます。

SteadyClock FSによる精密な録音 / 再生 / 編集環境

Informative and clearly laid out User Interface


デジタル・オーディオでは、オーディオ・ビットとリファレンスとなる時間軸の間に相関関係を要するため、クロック周波数は重要な要素です。しかしながら、クロック周波数は常に安定しているとは限りません。

HDSPe AIO Proは、ADI-2 Pro FSに実装されたSteadyClock FS 回路を搭載し、ジッター値をフェムト秒(1000兆分の1秒)単位の精度で抑制させることができます。よって全てのクロック・モードにおいて高品質なアナログ・コンバージョンを提供し、一切色付けの無い「ありのまま」の音をモニタリングすることが可能です。

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RME製品のデジタル・コンバージョンは、一切のデータ損失や音質劣化なく行われ、またSteadyClock FSは音像が劣化しないことを保証します。より深い奥行きと、クリアな音像により、録音とミックス作業を正しく精密に行うことができます。

デジタル・リアルタイム・ミキサー TotalMix FX

 

DSPベースでコンピュータのCPUに負荷をかけない、RME独自のTotalMix技術に基づいたパワフルなデジタル・リアルタイム・ミキサー「TotalMix FX」を装備。

全14入力と16出力チャンネルは物理的な16の出力へ自由にルーティング / ミックスでき、最大で448通りのルーティングを可能にします。ルーティングのコピー&ペースト、フェーダーの同時操作やグルーピング、操作性に優れたマトリックス画面など、様々な機能を装備します。ミキサーは完全MIDIコントロールも可能。さらに全オーディオ・チャンネルに搭載されるRMS、ピークレベル・メータはDSPハードウェア処理によってCPUへの負荷をかけません。

HDSPe AIO Proは、PCIカード史上もっとも強力なルーター / ミキサーを搭載することにより、単なるコンピュータのI/O機器として以上の使用用途を提供します*。

  • 42bit精度でDSP処理される内部ミキサー
  • 外部ミキサー、ケーブル接続なしで、入力/再生全チャンネルをゼロレイテンシー・ミキシング
  • ディレイなしのサブミックス作成(ヘッドフォン・ミックス)
  • ルーティング設定のコピー&ペースト、フェーダーのグルーピング機能、マトリックス・ウィンドウ
  • 無制限の入出力ルーティング(自由な活用とパッチベイ機能)
  • ゼロCPUロード
  • マトリックス・ウィンドウでのワンクリック・ルーティング
  • MIDIコントローラーからのコントロール:Mackie Controlプロトコル

 

TotalMix FXの詳細

*HDSPe AIO ProのTotalMix FXにはEQ、ダイナミックス、リバーブ、エコーなどのDSPエフェクト機能は搭載されません。

 

TotalMix Remote

さらにTotalMix Remoteを併用すると、イーサネットや無線LANを用いてRMEオーディオ・インターフェイスのすべてのミックス状態、ルーティング、そしてレベル・メーターをリアルタイムでiPadやコンピューターに表示し、コントロールできます。

TotalMix Remoteの詳細

定期的なドライバー、ハードウェアの更新

定期的なドライバー、ハードウェアの更新

 

RMEはマルチチャネル・オーディオのリーデイング・カンパニーであり、プロフェッショナルなパフォーマンスを実現した最初の企業です。信頼性が高く、安定したドライバーの開発と定期的な更新を行い、製品の音質への揺るぎないこだわりを持ち可能な限りの技術を惜しみなく提供し続けます。よって常に時代に応じて更新され、長くお使いいただける製品となります。

 RMEのフラッシュ・アップデート・テクノロジーにより、既存のファームウェアを更新させる事が可能。機能拡張、調整、修正させることができ、常に最先端のOSやその他のソフトウェア環境に対応させることが可能です。

ワードクロック入出力オプション対応

最新のドライバーは、最大3台のHDSPe AIO Proの同時使用に対応します。HDSPおよびHDSPe システムのすべてのカードは、同じドライバーを使用するため、同時に使用可能です。

ワード・クロック拡張ボード「9632WCM」(別売)を追加することにより、HDSPe AIO Proオーディオ・システムにワード・クロック入出力を追加することができます。

*アナログ入出力拡張ボード「AI4S-192 AIO」、「AO4S-192 AIO」は非対応。

高性能テスト、計測、解析ツール搭載

DIGICheck

RMEの非常に強力なデジタル・オーディオ用メーター/アナライザー/測定ツールDIGICheckを利用頂けます。

これによりHDSPe AIO Proは、精密なオーディオ測定器としても利用可能です。

DIGICheckはマルチトラック・レコーダー機能に加えてハードウェア上で動作するPeak/RMSメーター、さらにはソフトウェアの仕様に依存せずに再生音を解析できるアナライザーといった機能が含まれています。

* Mac環境ではDIGICheckの機能に一部制限があります。

動作環境

Windows XP以降、Mac OS X Intel(10.6以降)

PCI Expressインターフェイス:PCI Expressスロット、1レーン、バージョン1.1

同梱物

  • オプティカル・ケーブル(TOSLINK)
  • アナログ・ブレイクアウト・ケーブル(BO9632CMKH)
  • デジタル・ブレイクアウト・ケーブル(BO968)
  • 内蔵CD-ROMドライブ接続用デジタル・ケーブル(2pin)x 1
  • 内部接続用シンク・ケーブル(3pin)x 1
  • 日本語マニュアル
  • セットアップガイド
  • ※ご購入の際には【国内正規流通製品について】を必ずお確かめください。

技術仕様

アナログ入力

RCA(標準:D-sub ブレイクアウト・ケーブル)

  • 入力:RCA、アンバランス
  • 入力インピーダンス:18 kΩ
  • 入力感度切替:+24 dBu、+19 dBu、+13 dBu、+4 dBu @ 0 dBFS
  • SN比 (SNR) @ +19/24 dBu:117 dB RMS unweighted、120 dBA
  • SN比 (SNR) @ +13 dBu:116 dB RMS unweighted、118 dBA
  • SN比 (SNR) @ +4 dBu:112 dB RMS unweighted、114 dBA
  • 周波数特性 @ 44.1 kHz、-0.1 dB:7 Hz ~ 20.5 kHz
  • 周波数特性 @ 96 kHz、-0.5 dB:3 Hz ~ 45.5 kHz
  • 周波数特性 @ 192 kHz、-1 dB:2 Hz ~ 92 kHz
  • THD @ -1 dBFS:-114 dB、 0.0002 %
  • THD+N @ -1 dBFS:-110 dB、 0.0003 %
  • チャンネル分離:> 110 dB


XLR(オプション:D-sub ブレイクアウト・ケーブル)

 下記を除きRCA と同様:

  • 入力:XLR、サーボバランス
  • 入力インピーダンス、バランス:36 kΩ、アンバランス:18 kΩ
  • SN比 (SNR) @ +4 dBu:116 dB RMS unweighted、118 dBA

 

アナログ出力

RCA(標準:D-sub ブレイクアウト・ケーブル)

  • 出力:RCA、アンバランス
  • 出力インピーダンス、 +19/+13 dBu:75 Ω +4/-2 dBu:80 Ω
  • 出力レベル切替:+19 dBu、+13 dBu、+4 dBu、-2 dBu @ 0 dBFS
  • SN比 (SNR) @ +19 dBu:117 dB RMS unweighted、119 dBA
  • SN比 (SNR) @ +13 dBu:116 dB RMS unweighted、118 dBA
  • SN比 (SNR) @ +4 dBu:114 dB RMS unweighted、116 dBA
  • SN比 (SNR) @ -2 dBu:110 dB RMS unweighted、112 dBA
  • 周波数特性 @ 44.1 kHz、-0.1 dB:10 Hz ~ 20.2 kHz
  • 周波数特性 @ 96 kHz、-0.5 dB:4 Hz ~ 44.6 kHz
  • 周波数特性 @ 192 kHz、-1 dB:3 Hz ~ 83 kHz
  • THD @ 0 dBFS:< -107 dB、 0.0005 %
  • THD+N @ 0 dBFS:-105 dB、 0.0006 %
  • チャンネル分離:> 110 dB


XLR(オプション:D-sub ブレイクアウト・ケーブル)

下記を除きRCA と同様:

  • 出力:XLR
  • 出力インピーダンス、 +24/+19 dBu:150 Ω +13/+4 dBu:160 Ω
  • 出力レベル切替:+24 dBu、+19 dBu、+13 dBu、+4 dBu @ 0 dBFS
  • SN比 (SNR) @ +24 dBu:117 dB RMS unweighted、120 dBA


Phones

下記を除きRCA と同様:

  • 出力:6.3 mm TS端子、アンバランス、ステレオ
  • 出力インピーダンス:0.1 Ω
  • SN比 (SNR) @ +19 dBu( Hi-Power):117 dB RMS unweighted、119 dBA
  • SN比 (SNR) @ +7 dBu( Lo-Power):113 dB RMS unweighted、115 dBA
  • 0 dBFSでの出力レベル、Hi-Power、負荷 150 Ω 以上:+19 dBu (6.9 V)
  • 0 dBFSでの出力レベル、Lo-Power、負荷 16 Ω 以上:+7 dBu (1.73 V)
  • THD+N @ + 15 dBu、32 Ω 負荷、590 mW:-97 dB、 0.0016 %
  • 最大電力 @ 0.1% THD32 Ω:チャンネル毎 730 mW

デジタル入力

AES/EBU

  • 1 x XLR、トランスバランス型、ガルバニック絶縁、AES3-1992に準拠
  • 高感度の入力段(<0.3 Vpp)
  • SPDIF互換 (IEC 60958)
  • Consumer 及び Professional フォーマットを受信可。コピー保護は無視されます
  • 同期帯域:28 kHz ~ 200 kHz


SPDIF

  • 1 × RCA、トランスバランス型、IEC 60958に準拠
  • 高感度の入力段(<0.3 Vpp)
  • AES / EBU互換(AES3-1992)
  • Consumer 及び Professional フォーマットを受信可。コピー保護は無視されます
  • 同期帯域:28 kHz ~ 200 kHz


ADAT オプティカル

  • 1 x TOSLINK、Alesis規格に準拠
  • 標準:8チャンネル(最大24bit/48 kHz)
  • ダブル・スピード(S/MUX):4チャンネル 24bit/96 kHz
  • クワッド・スピード(S/MUX4):2チャンネル 24bit/192 kHz
  • Bitclock PLLにより、バリ・ピッチにおいても完全な同期
  • 同期帯域:31.5 kHz ~ 50 kHz


デジタル出力

AES/EBU

  • 1 x XLR、トランスバランス型、ガルバニック絶縁、AES3-1992に準拠
  • 出力レベル 4.0 Vpp
  • フォーマット:Professional、AES3-1992 Amendment 4に準拠
  • シングル・ワイヤー・モード、サンプル・レート 28 kHz ~ 200 kHz


SPDIF

  • 1 × RCA、トランスバランス型、IEC 60958に準拠
  • 出力レベル、Professional 2.3 Vpp、Consumer 1.0 Vpp
  • フォーマット:Professional、AES3-1992 Amendment 4に準拠
  • フォーマット:Consumer SPDIF、IEC 60958に準拠
  • シングル・ワイヤー・モード、サンプル・レート 28 kHz ~ 200 kHz

ADAT

  • 1 x TOSLINK、Alesis規格に準拠
  • 標準:8チャンネル(最大 24bit/48 kHz)
  • ダブル・スピード(S/MUX):4チャンネル 24bit/96 kHz
  • クワッド・スピード(S/MUX4):2チャンネル 24bit/192 kHz


デジタル

  • クロック:Internal、ADAT In、SPDIF In、AES In、Sync In、ワード・クロック In(オプション)
  • 外部クロックのジッター抑制:50 dB以上 (2.4 kHz)
  • AD/DAコンバート時のクロック・ジッターの影響:ほぼゼロ
  • 100ns以上のジッターでも PLL によりドロップアウト・ゼロを保証
  • Digital Bitclock PLL により ADAT の可変速度動作(バリスピード)においてもトラブルフリー
  • 対応サンプル・レート:28 kHz ~ 200 kHz


MIDI

  • MIDI I/O(5ピンDIN端子) x 1
  • オプトカップル入力によるガルバニック絶縁
  • ハイスピード・モード:ジッターおよび反応時間 1 ms以下
  • 128バイト FIFO(各入出力)

 
※仕様は予告なく変更になる場合がございます。

ダウンロード

アクセサリー

ワードクロック拡張ボード

9632WCM

9632WCM:ワードクロック拡張ボード

デジタル・ブレイクアウト・ケーブル

デジタルブレイクアウトケーブル:AES/EBU、SPDIF

BOC968:デジタル・ブレイクアウト・ケーブル:AES/EBU、SPDIF

デジタル・ブレイクアウト・ケーブル

BO9632 : デジタルブレイクアウトケーブル : SPDIF

BO9632 : デジタルブレイクアウトケーブル : SPDIF

TotalMix FX リモート・コントローラー

ARC USB(Advanced Remote Control USB)

ARC USB(Advanced Remote Control USB)リモート・コントローラー

12Mic

MADI & AVBネットワーク・オーディオ対応12チャンネル・デジタル制御マイク・プリアンプ

 

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次の10年を見据えて

- オーディオ・ネットワークに対応したRME初のプリアンプ登場

RME 12Mic(トゥエルブ・マイク)は、長年に渡る技術力と経験、そして音に対する情熱を注ぎ込み入念に設計された12チャンネル・マイク・プリアンプです。世界中から圧倒的な支持を得るRME のハイエンド・マイクプリアンプ・シリーズの最新機種として、精密&高解像度のA/D変換、アナログの操作性とデジタルの利便性を併せ持つ設計、MADI&AVBによるマルチチャンネル・システム、268x282チャンネルの内部ルーティング、そしてジッター抑制機能SteadyClock FSを搭載し、現代のプロ・レコーディング現場のニーズに答えます。

入出力

ヘッドフォン出力 x 1 XLR/TRS(マイク/楽器/ライン)入力 x 4 XLR(マイク/ライン)入力 x 8 リダンダント電源 x 1 ワード・クロック入出力 x 1
ヘッドフォン出力 x 1 XLR/TRS
(マイク/楽器/ライン)入力 x 4
XLR(マイク/ライン)入力 x 8
リダンダント電源 x 1 ワード・クロック入出力 x 1
MADIコアキシャル入出力 x 1 ADAT出力 x 3 MADI オプティカル SFP x 1(オプション:シングルモード or マルチモード) ギガビット・イーサーネット(802.3互換)x 2 USB(ファームウェア更新・リモート・コントロール用)
MADIコアキシャル
入出力 x 1
ADAT出力 x 3
MADI オプティカル SFP x 1
(オプション:シングルモード or マルチモード)
ギガビット・イーサーネット(802.3互換)x 2
USB
(ファームウェア更新・リモート・コントロール用)

脅威の解像度、ワイド・ゲイン・レンジ、超低ノイズ

12Micの余計な抵抗の無いPADフリー設計のマイク入力ステージは、75 dBのゲイン・レンジを備え、最大+18 dBuの信号を受信可能。コンバーターは、すべてのチャンネルで卓越したS/N比を誇り、フロントの12すべてのXLR接続がマイク / ライン・レベル信号に対応します。さらに、最初の4つの端子はTRSも接続可能で、楽器用に切り替え可能なハイ・インピーダンス(Hi-Z)を備えています。

透明で原音に忠実なオーディオ再生を提供するRMEのマイク・プリアンプ
透明で原音に忠実なオーディオ再生を提供するRMEのマイク・プリアンプ

MADIADATによる最大限の柔軟性

MADIコアキシャルおよびオプティカル(オプションのSFPモジュール経由)MADI入出力は、独立またはリダンダント操作が可能で、MADI信号を非常に低いレイテンシーでデイジー・チェーン、マージ、変換することができます。 3系統のオプティカルADAT出力は、シングル・スピードで最大24チャンネルのオーディオ(例:マイク入力、MADI、AVB信号の組み合わせなど)、または96 kHzサンプリング・レートで12出力チャンネルを提供し、様々なオーディオ・インターフェイスとの互換性を保証します。 さらに、ADAT端子を使用して、AVBまたはMADI入力からDAC /ヘッドフォン・アンプなどにモニター・ミックスを送信することも可能です。

MADIインフォーメーションはこちら

最初の4つの入力は、楽器用の切り替え可能な高インピーダンス(Hi-Z)を備えたTRSコネクターも接続可能
最初の4つの入力は、楽器用の切り替え可能な高インピーダンス(Hi-Z)を備えたTRSコネクターも接続可能

AVBネットワーク・オーディオ、完全なリダンダント仕様

12Micは、MILANの推奨に基づいたAVBデバイスです。RMEのAVBコアは、「オーディオ・ストリーミング」、「検出」、「制御」に関するIEEE標準規格の実装に細心の注意を払っており、あらゆるAVBコントローラーによってRMEデバイスを検出および完全に制御できます。メーカー固有の制御プロトコルは過去のものです。 12Micに到達する信号はすべて、固定レイテンシーと保証されたバンド幅でネットワークを介したルーティングやストリーミングを行えます。他のネットワーク・オーディオの様にスイッチング・ハブ側で設定する必要はありません。

AVBインフォーメーションはこちら

また、AVB、MADI、電源は全てリダンダント仕様で、クリティカルな現場でのリスクを軽減します。

複数の冗長性のレイヤーにより、あらゆる状況のライブサウンド・アプリケーションに対応
複数の冗長性のレイヤーにより、あらゆる状況のライブサウンド・アプリケーションに対応

 

迅速な操作性

フロント・パネルからデバイスの状態を直接コントロールでき、すべての機能に直感的にアクセスできます。RMEのAVBデバイスは、あらゆるネットワーク・リンク(Wi-Fiを含む)を介したWebインターフェイスを利用して、完全にリモート制御することができるため、ゲイン・グループの作成、ファンタム電源切替、ヘッドフォン出力への信号のルーティングなどの操作を迅速に行えます。統合されたルーティング・マトリックスにより、全てのアナログ入力とすべてのデジタル信号やAVBストリームを、ヘッドフォン出力に直接ルーティング可能。これにより、オーディオ信号やクロッキング、接続などを分かり易く確認しながら、トラブル・シューティングを迅速に行えます。

素早く設定や制御するめに最適化された12Micユーザー・インターフェース。フロント・パネルで各チャンネルのステータス確認やコントロールを直接操作可能
素早く設定や制御するめに最適化された12Micユーザー・インターフェース。フロント・パネルで各チャンネルのステータス確認やコントロールを直接操作可能
Webリモート画面
ネットワーク経由で操作可能なWeb Remote

SteadyClock FSによる精密な録音 / 再生 / 編集環境

SteadyClock FS

デジタル・オーディオでは、オーディオ・ビットとリファレンスとなる時間軸の間に相関関係を要するため、クロック周波数は重要な要素です。しかしながら、クロック周波数は常に安定しているとは限りません。12Micは、SteadyClock FSによって完全なパフォーマンスを提供し、ジッター値をフェムト秒(1000兆分の1秒)単位の精度で抑制させることにより、最低レベルのクロック・ジッターと最高のジッター耐性を実現します。

全てのクロック・モードにおいて卓越したパフォーマンスで動作し、高品質なアナログ・コンバージョンにより、一切色付けの無い「ありのまま」の音をモニタリングすることが可能です。RME製品のデジタル・コンバージョンは、一切のデータ損失や音質劣化なく行われ、またSteadyClock FSは音像が劣化しないことを保証します。より深い奥行きと、クリアな音像により、録音とミックス作業を正しく精密に行うことができます。

 

オプティカルMADI SFPモジュール(オプションで利用可能)

MADI SFPモジュールによりオプティカルSFPトランシーバーを12Micなどの互換性のあるRMEデバイスに追加できます。これにより最大64のオーディオ・チャンネルを他のMADIデバイスとの間で送受信可能になります。 RME SFPモジュールは、マルチモード・バージョンとシングルモード・バージョンで利用でき、RME MADIデバイスの電源がオンのときにもデバイスの電源を切る必要なく挿入および取り外しが可能です。

音源比較

曲:Cry  アーティスト:Mei ( https://paradeartist.com/artists/artist/mei )
192/24 2Mix

12Mic Micstasy OctaMic XTC

右クリックでファイルをダウンロードいただけます。

※音源は全て192kHz/24bit Stereo となります。
※比較用録音のため、レベルとパンニングのみの簡易ミックスになります。

システム例

 

MADIを使用した複数台の12Micを接続
12Micはカスケード接続で繋ぐことで1本のMADIケーブルで最大64チャンネル、2000mの伝送を行うことが可能です。

 

MADIは、1本の光ファイバーケーブルで最大64チャンネルの伝送に対応します。多くの機器が対応している上、ポイントtoポイント接続なため、シンプルにアナログ同様イン、アウトを接続していきます。音質劣化や電磁波の影響を受けずに正確な接続が可能です。最大2000mの長距離伝送に対応しています。マイクプリをステージ脇に設置しアナログ・ケーブルの引き回しを最小限にすることでよりノイズの少ない録音が可能になります。またiPadのTotalMix RemoteからTotalMix FXのリモートコントロールにも対応します。

 

AVBはMADIやその他のアナログ、デジタル機器と異なりスイッチング・ハブを中心に繋げていくスター接続で設置します。1地点から全体のシステムをコントロールできるだけでなく、大量のトラフィックがあっても確実なタイミングで伝送ができるため、より大規模なシステム設計に適しています。トラフィック・コントロールはAVBハブが行うため、Danteの様にITエンジニアのスキル、知識は一切必要ありません。またiPadのTotalMix RemoteからTotalMix FXのリモートコントロールにも対応します。TotalMix FXでミックスされた新たなオーディオ信号をネットワークへ送り返すことも可能です。

主な機能

全てのアナログ入力は+18 dBu 75 dB ゲイン・レンジ
アナログ入力SN 比:> 117 dB RMS unweighted> 120 dB(A)
アナログ入力THD @ 30 dB gain< -110 dB< 0.00032 %
アナログ入力THD+N @ 30 dB gain< -104 dB< 0.00063 %
アナログ出力DR115 dB RMS unweighted118 dBA
アナログ出力周波数特性 @ 44.1 kHz-0.5 dB9 Hz 22 kHz
アナログ出力周波数特性 @ 96 kHz, -0.5 dB9 Hz 45 kHz
アナログ出力周波数特性 @ 192 kHz-1 dB8 Hz 75 kHz
アナログ出力THD+N< -100 dB< 0.001 %
全ての信号をモニタリング可能なヘッドフォン出力 ( ステレオもしくはバランス・モノラル)
• MADI 入力のリダンダント ( オプションのSFP モジュールが必要)
• ADAT × 324チャンネル@ 48k、最大192 kHz 対応)
• RJ45 1 GigE AVB × 2、双方向で8 ストリーム ( 最大16チャンネル) 、リダンダント仕様
• 268 x 282チャンネルの内部ルーティング
• すべての機能に簡単に直接アクセス可能なコントロール・ノブと4 つのボタンを備えた1.54インチのフルカラー・ディスプレイ
• 16のプリセット機能
• ステージ脇の録音に便利なダーク・モード
• HTTP / JSON / IEEE 1722.1 AVDECC / *MIDI over MADI 経由のリモート・コントロール (*後日対応予定)
• SteadyClock FS:超低ジッターのデジタル・クロック・テクノロジー
• 内部電源、オプションのACアダプター(NTCB-XT)で12Vのリダンダント電源を利用可能
• サイズ:19 インチ、1U
• USB(ファームウェア更新・リモート・コントロール用)

同梱物

  • 12Mic本体
  • 電源コード
  • イーサネット・ケーブル
  • ラック耳
  • ラック耳取り付け用ネジ
  • ゴム足
  • 12Mic日本語ユーザーガイド
  • 保証書

技術仕様

アナログ入力

XLR入力 1 - 12:

  • 入力: XLR、電子バランス
  • 入力インピーダンス: 3.4 kΩ
  • ゲイン範囲: 75 dB、1 dBステップ
  • 解像度 AD: 24 Bit
  • 周波数特性 @ 44.1 kHz、-0.1 dB: 8 Hz - 20.8 kHz
  • 周波数応答 @96 kHz、-0.5 dB: 4 Hz - 29.2
  • 周波数応答 @192 kHz、-1 dB: 3 Hz - 43.7
  • THD @ 30 dBゲイン: < -110 dB、< 0.00032%
  • THD+N @ 30 dBゲイン: < -104 dB、< 0.00063%
  • チャンネル・セパレーション: > 110 dB
  • S/N比(SNR ): > 117 dB RMS unweighted、> 120 dB(A)
  • 等価入力ノイズ(EIN)、30 dBゲイン: 123 dB RMS unweighted、125.5 dB(A)@ 150Ω
  • 最大入力レベル、ゲイン0 dB: +18 dBu
  • 最大入力レベル、ゲイン75 dB: -57 dBu


TRS入力 1 - 4:

 以下を除き上記と同一:

  • S/N比(SNR): 115 dB RMS unweighted、118 dBA、TRSジャック、バランス
  • ゲイン範囲: 42 dB、1 dBステップ
  • 最大入力レベル、ゲイン8 dB: +20 dBu
  • 最大入力レベル、ゲイン50 dB: -22 dBu
  • 切り替え可能なハイ・インピーダンス(アンバランスTS): 1 MΩ

 

アナログ出力

Phones 1/2:

  • 解像度 AD: 24 Bit
  • ノイズ(DR): 115 dB RMS unweighted、118 dBA
  • 周波数応答@ 44.1 kHz、-0.5 dB: 9 Hz - 22 kHz
  • 周波数応答@ 96 kHz、-0.5 dB: 9 Hz - 45 kHz
  • 周波数応答@ 192 kHz、-1 dB: 8 Hz - 75 kHz
  • THD+N: < -100 dB、< 0.001%
  • チャンネル・セパレーション: > 110 dB
  • 出力: 6.3 mm TRSステレオ(アンバランス)またはモノラル(バランス)ジャック
  • 0 dBFSでの最大出力レベル :+13 dBu(アンバランス)、+ 19 dBu(バランス)

デジタル入力

MADI:

  • BNC経由の同軸、75Ω、AES10-1991に準拠
  • オプションのオプティカルSFPモジュール
  • 62.5/125および50/125互換
  • 56チャンネル / 64チャンネルの両モードに対応、96kフレーム対応
  • シングル・スピード: 最大64チャンネル24 Bit 48 kHz
  • ダブル・スピード: 最大32チャンネル24 Bit 96 kHz
  • クワッド・スピード: 最大16チャンネル24 Bit 192 kHz


ワード・クロック:

  • 75Ωのワード・クロックBNC接続
  • 44.1 kHz - 192kHzをサポート
  • フル・スピードまたはシングル・スピードの操作をサポート
  • SteadyClock FSは低ジッター・クロック信号を抽出します
  • Intelligent Clock Controlはクロック・ソースをシームレスに切り替えます

デジタル出力

ADAT:

  • TOSLINK× 3
  • 標準:24チャンネル 24bit、最大 48 kHz
  • Double Speed(S/MUX): 12 チャンネル 24 bit 96 kHz
  • Quad Speed(S/MUX4): 6 チャンネル 24 bit 192 kHz

MADI:

  • BNC経由の同軸、75Ω、AES10-1991に準拠
  • オプションのオプティカルSFPモジュール
  • 62.5/125および50/125互換
  • 56チャンネル / 64チャンネルの両モードに対応、96kフレーム対応
  • シングル・スピード: 最大64チャンネル24 Bit 48 kHz
  • ダブル・スピード: 最大32チャンネル24 Bit 96 kHz
  • クワッド・スピード: 最大16チャンネル24 Bit 192 kHz

 

ワード・クロック:

  • 75Ωのワード・クロックBNC接続
  • 44.1 kHz - 192kHzをサポート
  • フル・スピードまたはシングル・スピードの操作をサポート
  • SteadyClock FSは低ジッター・クロック信号を抽出します
  • Intelligent Clock Controlはクロック・ソースをシームレスに切り替えます

一般:

  • 寸法: 440 x 44 x 243 mm(17.3" x 1.7" x 9.6")
  • 重量: 2.8 kg(6.2 lbs)
  • パッケージ: 560 x 315 x 115 mm(22.1" x 12.4" x 4.5")
  • 電源:内部30W 100 - 240 V AC、外部12V 2.5 A DC(オプション)
  • 消費電力: 通常時 20 W、スタンバイ 0.5 W
  • DCカップリング出力

 

※仕様は予告なく変更になる場合がございます。

アクセサリー

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