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RMEの歴史、技術背景、MADI開発の秘話を、創業メンバーであり開発者の1人でもあるマティアス・カーステンズが語る。

RME Users

The Industry Standard

STEREOCiTI - STEREOCiTIが選んだRME Fireface UCX

東京クラブシーンの第一線で活躍し、海外での評価も高いアーティスト――STEREOCiTIこと、炭谷 賢氏。この度氏がRME Fireface UCXへとその制作環境を変えたと聞き、早速インタビューを敢行しました。

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RME Users

MADI Everywhere

株式会社サウンド・シティ:64chMADIシステム導入の理由

今後、コンサートSRの世界も含め広くレコード会社やアーティスト・サイドからの依頼に応じて、専門のエンジニアを最新のレコーディング・システムと共に現場に派遣し、高品位な収録を行う事業をスタートさせた株式会社サウンド・シティの選択は、RMEのMADIシステムでした。

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Tech Info
テクニカル情報

SteadyClock(ステディークロック)

デジタル信号には、サンプリング・クロックの時間的なゆらぎからジッター* が生じます。現在、その抑制こそがデジタルオーディオ機器の大命題とされています。SteadyClockは、すべてのクロックに対して驚異的なジッター抑制を行います。

一部のハイエンド・リスニングオーディオ機を除き、デジタル機器のクロック部は、外部信号を受信するアナログPLL、内部クロックを生成するいくつかの水晶発振器から構成されています。

それに対して、RMEのSteadyClockは1基の水晶発振器で、オーディオデータとは独立したキャリアデータのクロックのみを受信し、相互干渉による精度の低下を防ぎます。

SteadyClockは、デジタルPLL、アナログフィルターで構成された200 MHzの高速な回路です。RMEは、この画期的な技術を、FPGA内で低コストに実現しています。そのパフォーマンスの高さはデジタル技術に精通したエンジニアの予想をもはるかに上回ります。それにも関わらず、他社のデジタル技術と比べてきわめて高速に反応します。極端なバリピッチにも追従し、28〜 220 kHzの入力信号に、数分の1秒以内でロックします。

*ジッター:AD/DA変換時のクロックの精度や素子の反応速度によって時間軸の変動か生じること。値は偏差(単位ps)で表します。

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SteadyClockは、ジッターの生じやすいMADI信号から安定したクロックを得るために開発されました。MADI信号内のMADIクロックは、12.5 MHzの時間差によって約80 nsのジッターが発生します。それ以外のフォーマット信号のジッター値は10 ns未満で、2 ns未満であると理想的と言われています。

右のグラフは約80 nsのジッター(黄色のライン)が乗ったMADI入力信号です。SteadyClockは、このひどいジッターさえも、2 ns未満までに抑制しています(グラフ下部、青のライン)。

内部クロックや、ADAT、AES/EBUクロックが、これほど高いジッターを持つことはありませんが、もちろん、SteadyClockは、MADI以外のすべての信号に対してもその効果を発揮できます。
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右のグラフは、約50 nsの高いジッターのワードクロック信号です(グラフ上部、黄色)。SteadyClockは、この場合にもすばらしい効果を発揮しています。フィルタリングされたクロックのジッターは、2 ns未満に抑制されていることが分かります(グラフ下部、青色)。
SteadyClockは、いかなるクロックもリフレッシュされ、抜群の再生クオリティを保つだけでなく、理想的な基準クロックとして、すべてのデジタル出力から送信できます。