AppleよりiOS 6にてマルチ・チャンネルのプレイバックが正式にサポートされたことと、iPad本体の性能向上や8チャンネル以上を取り扱えるアプリの登場などにより、SPDIFやADATを含むFireface UCXの18チャンネルすべての入出力が使用できるようになりました。
Babyfaceがファームウェア・アップデートによりCCモード(クラス・コンプライアント・モード)に対応しました。これにより、Babyfaceのプロフェッショナルなアナログ入出力や、卓越したマイク・プリアンプ、プロフェッショナルなライン出力、Sysex 対応のMIDI 入出力等をiPadで利用できるようになります。
RMEの歴史、技術背景、そして将来像を、創業メンバーであり開発者の1人でもあるマティアス・カーステンズのロング・インタビュー。
2013年NAMMにて発表された、MADIルーティングに究極の柔軟性をもたらす各製品に続けて、NAB Show 2013およびFrankfurt musikmesse 2013にて、世界初のUSB3完全対応MADIインターフェイスとオールマイティなマイクプリアンプが発表され、まさに入口から出口まで、RMEの最新MADIソリューションの完全ラインナップがここに集結いたします。
今日のMADIテクノロジーの普及においてパイオニアとして大きな役割を果たしてきたRMEは、他のプラットフォームの追随を許さないMADIプロトコルの互換性や堅牢性を追究し、さらなる使いやすさや安定性を提供し続けることにより、さまざまな分野でのMADIの導入 ─ MADI Everywhere ─ を推進して参ります。
世界で初めてUSB3に完全対応するオーディオ・インターフェイスであり、何百ものオーディオ・チャンネルを取り扱うことのできる世界最小のポータブル・インターフェイス。PCI Expressポートを装備し、外部PCI Expressカードへも接続することが可能。
192kHz/24bitに対応するマイク/ライン/インストゥルメントのA/D変換を提供する、多用途なマイクプリアンプ。ゲインのAutoSetにも対応し、モニタリング用のステレオ・フォーン端子も2系統搭載。
64チャンネルのMADIに完全対応するコンパクトなUSBインターフェイス。頑丈な筐体とバスパワー駆動により、簡単な操作性と堅牢性を同時に実現。
4 x オプティカル、4 x コアキシャル、4 x ツイスト・ペア端子を搭載するMADIパッチベイ/フォーマット・コンバーター
4 x AES3 D-Subコネクター、4 x MADIポート(1 x オプティカル、1 x コアキシャル、2 x ツイスト・ペア)を搭載するAES3/MADIコンバーター
4 x AES3 D-Subコネクター、2 x MADI TP(ツイスト・ペア)ポートを搭載するAES/MADIコンバーター。MADI Router、AES3 Router、ADATルーターに接続するための最適な拡張ソルーションです。
8 x ADATオプティカル入力、8 x ADATオプティカル出力、4 x MADIポート(オプティカル x 1、コアキシャル x 1、ツイスト・ペア x 2)を搭載するADAT / MADIコンバーター&ルーター。
8 x ADATオプティカル入力、8 x ADATオプティカル出力、2 x MADI TP(ツイスト・ペア)ポートを搭載するADAT / MADIコンバーター。各ルーターの完璧な拡張ソルーションです。
クラス・コンプライアント・モードはCCモードとも呼ばれ、WindowsやMac OS XなどのOSでネイティブにサポートされる標準規格です。特別なドライバを使用せず、機器を認識させることができ、Apple社のiPadでも機器を接続して使用することができます。
CCモードについての詳細はこちらをご覧ください。
RMEのオーディオ・インターフェイスはBabyface / Fireface UCX / Fireface UFXに加え、今回発表されたOctaMic XTCもCCモードに対応します。
TotalMix FX for iPadは、Fireface UFX / Fireface UCX / BabyafceをCCモードで使用する際にハードウェア・ミキサーやDSPエフェクトをコントロールすることができ、プリセットの作成・保存・読み込みがiPadから直接行えます。また、マイク入力のファンタム電源のオン/オフやマイク/ライン/インストゥルメントの切替、サンプル・レートの変更などを調整することも可能です。
TotalMix FXのiPadへの移植にあたり、RMEはタブレットの操作感を損なうことのないように細心の注意を払いました。縦横の表示への対応と、クローズアップと全体像の2段階のズーム・レベル、スワイプ・ジェスチャーによる上下左右のスクロールに加え、Retinaディスプレイにも対応し、見た目にも鮮やかに軽快に操作することができます。
TotalMix FX Appは他のアプリには干渉しないため、レコーディングやプレイバックに影響を与えることはありません。他のアプリの使用中にいつでもTotalMix FXに切り換えてミックスやゲイン、イコライザー、コンプレッサーやリバーブなどのエフェクトを調整することができます。録音やプレイバックはその間バックグラウンドで継続されます。
TotalMix for iPadはAppleのApp Storeで2013年夏に提供予定です。