Fireface UCX II
20入力20出力192 kHz対応アドバンスUSBオーディオ・インターフェイス
ご購入の際には【国内正規製品について】を必ずお確かめください。
RMEは、長年の開発を積み重ね向上し続けてきた革新的な技術を研ぎ澄ませ、最先端の技術仕様と安定性、決して真似のできない機能群を搭載した「Fireface UCX II」が遂に登場します。
高い情熱と誇りを持って創り上げられ、優れた自由度と柔軟性を備えるFireface UCX IIは、最大20の録音チャンネルと20の再生チャンネル、SteadyClock FS、高性能マイク入力、内蔵パラメトリックEQ、USB録音機能、全ての機能を制御 可能なスタンドアローン・モード機能を搭載します。これほどまでの入出力、スペック、安定性、機能群をハーフラック・サイズに収めたモバイル対応インターフェイスは他に類を見ません。
Fireface UCX IIは25周年を迎えたRMEがプロフェッショナルの皆様に贈る、新たなスタンダードとして進化を遂げたトータル・ソリューションです。
XLR/TRS(マイク/ ライン)入力 × 2 |
TRS(楽器/ ライン)入力 × 2 |
TRS(ライン)入力 × 4 |
TRS出力 × 8 |
ヘッドフォン出力 × 1 |
ADATまたはSPDIFオプティカル入出力 × 1 |
AES/EBU入出力 × 1 |
SPDIFコアキシャル入出力 × 1 |
MIDI入出力 × 1 |
入力、出力の切替えが可能なワードクロック端子 × 1 |
USB 2.0端子 (USB 3端子でも動作) |
DURec用USB 2.0端子 |
RMEの創立者であり開発者の一人でもあるマティアス・カーステンズは「RMEは25年の間、高い柔軟性という方針を基に開発に取り組んできました。製品設計の柔軟性が高いほど、新しい要求に簡単に適応できるからです。RMEの成功はこの思想が源となっていて、そこから自然と生まれた製品群があり、その流れの先にFireface UCX IIがあります。私たちはこれをとても誇りに思うと同時にこの製品に対して強い熱意を感じています。」と語ります。
Fireface UCX IIのフロントパネルには2系統のマイク/ライン接続用のXLRコンボ端子、2系統のデジタル制御のライン/楽器入力端子、ヘッドフォン端子、リアパネルには4系統のアナログ・バランス入力端子、6系統のアナログ・バランス出力端子が配置されます。
RMEのオーディオ機器は、本来意図されたサウンドを損なわないように、何も足さず何も引かず、完全な状態で音声を録音するように設計されています。そのため、可能な限りの低ノイズ設計で解像度の高い録音、再生が可能です。S/N比やTHDなどの技術仕様に書かれる数値は、パーツの仕様ではなく全て実測値です。
スタジオ・レコーディングからクラシック・コンサートに到るまで、高度な性能と透明性が求められる現場で高い評価を得るRMEのハイエンド・プリアンプを搭載し、飛躍的な低ノイズとS/N比、リニアな周波数特性を実現します。業務用レベルの信号はもちろん、民生用レベルやハイ・インピーダンスの楽器、ダイナミック/コンデンサー・マイク、あるいはリボン・マイクであっても、一切の色付けなしで音を増幅・伝達する最高級のソリューションです。各チャンネルのプリアンプは最大+75dBまでのゲインを個別に1dBステップ単位で設定することができます。
全てのアナログ出力はDCカップリング設計のため、CV / Gate情報を送信してハードウェア・モジュラーとソフトウェアを低レイテンシーで制御可能です。Fireface UCX IIのDAコンバーターおよびアナログ出力ステージは、直流成分のシフトが非常に小さく、信頼性や再現性の高いDC電圧を生成できます。そのためアナログ・シンセサイザーの制御に最適です。
今日ではヘッドフォン、イン・イヤー・モニターなどでのモニタリング・チェックは必須となることはいうまでもありません。最高品質のヘッドフォン端子は1Ωの低インピーダンス出力で、ロー・インピーダンスのヘッドフォンでもハイ・インピーダンスのヘッドフォンでも、歪みのない高レベルでヘッドフォンを駆動できます。
TOSLINK形式のオプティカル入力・出力が各1系統ずつ搭載され、最大192kHzまでのS/PDIFもしくはADAT(SMUX対応)フォーマットで利用できます。オプティカル端子にADATコンバーターを接続することにより、Fireface UCX IIのアナログ入出力を拡張できます。 例えば、ADAT対応のRMEマイク・プリアンプ・シリーズと組み合わせた12チャンネル・アナログ録音や、ADI-8QSやADI-8DS Mk IIIとの組み合わせで、ライブ / スタジオでのマルチトラック・アプリケーションとして使用することも可能です。
ブレイクアウト・ケーブル経由でAES/EBU入出力、およびS/PDIFコアキシャル入出力にも対応し、全てのフォーマットを同時に利用できます。
DURec(Direct USB Recording)機能は、Fireface UCX IIの入力または出力をUSBストレージ・デバイスに直接記録できます。DURecはコンピューターを必要とせずにスタンドアローンでも動作するDSPを使用しているため、大切な録音のバックアップ機能として利用する他、スタンドアローンのフィールド録音、ライブ / リハーサル録音、サウンド・チェックの録音、再生などでも活躍します。
デジタル・オーディオでは、オーディオ・ビットとリファレンスとなる時間軸の間に相関関係を要するため、クロック周波数は重要な要素です。しかしながら、クロック周波数は常に安定しているとは限りません。 Fireface UCX IIは、SteadyClock FS回路を搭載し、ジッター値をフェムト秒(1000兆分の1秒)単位の精度で抑制させることができます。よって全てのクロック・モードにおいて高品質なアナログ・コンバージョンを提供します。 RME製品のデジタル・コンバージョンは、一切のデータ損失や音質劣化なく行われ、またSteadyClock FSは音像が劣化しないことを保証します。より深い奥行きと、クリアな音像により、録音とミックス作業を正しく精密に行うことができます。
RMEはコア・テクノロジーを常に開発および最適化し続けることを哲学としています。
RMEはマルチチャネル・オーディオのリーデイング・カンパニーであり、USB 2.0でプロフェッショナルなパフォーマンスを実現した最初の企業です。信頼性が高く、安定したドライバーの開発と定期的な更新を行い、製品の音質への揺るぎないこだわりを持ちながら、可能な限りの技術を惜しみなく提供し続けます。よってFireface UCX IIは常に時代に応じて更新され、長くお使いいただける製品となります。
また、RME Audioはインターフェイス・コアを独自に開発することで、アップグレード、機能改善、バグ修正をサードパーティーに依存することなく提供できるため、製品を常に最新のOSでご利用頂けます。
TotalMix FXのミキサー機能はFireface UCX II本体のDSP上で処理されており、すべての入力および再生チャンネルを、同時にすべてのハードウェア出力へ、ミキシング/ルーティングすることができます。つまり、すべてのアウトプットに対して、独立したルーティングを自由に組むことができます。また、コントロール・ルーム・セクションにより、トークバックやディム、スピーカーA/B切り替えといった、プロフェッショナルな作業に必要なモニター環境を提供します。
すべての入力チャンネルと出力チャンネルにはフルスケールのデジタル・コンソールに匹敵する充実した機能が実装されています。
3バンド・パラメトリックEQ、ロー・カット、コンプレッサー、オートレベル、MS処理、位相反転などの効果をチャンネルごとに設定できます。リバーブ / エコーのエフェクト機能は、ステレオのセンド / リターン・バスによりすべてのチャンネルに提供され、これらエフェクトは192kHzを含むすべてのサンプル・レートでご使用いただけます。
なお、Fireface UCX II上に搭載されたDSPには、DSPオーバーロード自動検出機能が搭載されており、より高いサンプル・レートに変換する際には、DSPの処理能力を超えるすべてのエフェクトが自動的に解除され、DSPオーバーロードになるのを防ぎます。これによりモニター・スピーカーを破損することも防ぐことができます。
TotalMix FXのエフェクト機能はレコーディング・チェーンに柔軟性をもたらすだけでなく、CPU負荷の高いソフトウェア・エフェクトの代替としても機能します。また、スタジオ・モニター用と、ボーカル・ブースのヘッドフォン用に別々のエフェクトをかけるなど、レコーディングの現場での需要に的確に応えることができる究極のソフトウェア・ミキサーがTotalMix FXなのです。
TotalMix RemoteはTotalMix FX(v1.50以降)と組み合わせて使うことで、RMEオーディオ・インターフェイスのすべてのミックス状態、ルーティング、FX設定、そしてレベルメーターをリアルタイムで表示し、イーサネットや無線LANを用いて離れた場所からコントロールすることができます。
複数箇所からの1つのTotalMix FXをリモートコントロールできため、各ミュージシャンがそれぞれのモニターミックスレベルやエフェクトの調整を独自に調整したり、施設内での異なるゾーンからのレベル設定なども可能です。
またTotalMix Remoteはそれぞれ異なるインターフェイスを接続した最大3台のTotalMix FXとの接続をサポートし、大規模な入出力環境であっても1台のTotalMix Remoteで管理が行なえます。
RMEの非常に強力なデジタル・オーディオ用メーター/アナライザー/測定ツールDIGICheckを利用頂けます。これによりFireface UCX IIは、精密なオーディオ測定器としても利用可能です。
DIGICheckはハードウェア上で動作するPeak/RMSメーター、位相スコープ、サラウンド・メーター、さらにはソフトウェアの仕様に依存せずに再生音を解析できるアナライザーといった機能が含まれています。
* Mac環境ではDIGICheckの機能に一部制限があります。
Fireface UCX IIでは、ルーティング、エフェクト、プリセット切り替えを含む、全ての機能がコンピューターを使わずにスタンドアローンでご利用いただけるようになりました。フロントパネルのディスプレイを確認しながら詳細に設定が可能な上、DURecによるUSBメディアにダイレクト録音も可能です。
Fireface UCX IIはクラス・コンプライアントに対応するため、CCモードをアクティブにすれば、iPhoneやiPadに接続してご利用になれます。
iPadでTotalMix FXを使用すると、ハードウェア・ミキサーを完全リモート・コントロールすることができ、ミックスの作成、保存、読み込みが可能です。ライブ、収録時にもiPadからプロフェッショナル・レベルのI/O設定が可能になります。
モバイル・バッテリーと組み合わせることで、野外での収録にも最適なソリューションです。
ARC USBをDURec端子に接続することで、DSPで動作するTotalMix FXをダイレクトにコントロールが可能になります。
これによって、予め設定されたルーティングなどのプリセットの切り替え、ボリューム・コントロール、トークバックなどを瞬時に行うことができます。スタジオ、設備などで必須の拡張デバイスです。
* DURec機能とARC USBは同じ端子を利用するため、スタンドアローン・モードで同時に使用することはできません。
コンピューターに接続する場合
iOS デバイスに接続する場合
機能 | Fireface UFX III | Fireface UFX II | Fireface 802 FS | Firefce UCX II | |
---|---|---|---|---|---|
トータルチャンネル数 | 94入力 / 94出力 | 30入力 / 30出力 | 30入力 / 30出力 | 20入力 / 20出力 | |
入力 | XLR / TRS (コンボジャック) |
4 (マイク/楽器/ライン) |
4 (マイク/楽器/ライン) |
4 (マイク/楽器/ライン) |
2 (マイク/ライン) |
TRS | 8 | 8 | 8 | 楽器/ライン × 2 ライン × 2 |
|
ADAT (SPDIF兼用) |
2 | 2 (ADAT2のみSPDIF兼用) |
2 | 1 | |
SPDIFコアキシャル | - | - | - | 1 | |
AES/EBU (SPDIF互換) |
1 | 1 | 1 | 1 | |
MADI | 1 | - | - | - | |
出力 | XLR | 2 | 2 | - | - |
TRS | 6 | 6 | 8 | 8 | |
ヘッドフォン | 2 | 2 | 2 | 1 | |
ADAT (SPDIF兼用) |
2 | 2 (ADAT2のみSPDIF兼用) |
2 | 1 | |
SPDIFコアキシャル | - | - | - | 1 | |
AES/EBU (SPDIF互換) |
1 | 1 | 1 | 1 | |
MADI | 1 | - | - | - | |
ワードクロック | 1入出力 (MADIコアキシャル兼用) |
1入出力 | 1入出力 | 1 (入力/出力の切替) |
|
MIDI | 2入出力 | 2入出力 | 1入出力 | 1入出力 | |
接続 | USB 3.0 (USB 2.0*でも動作) |
USB 2.0 (USB 3.0でも動作) |
USB 2.0 (USB 3.0でも動作) |
USB 2.0 (USB 3.0でも動作) |
|
その他機能 | 付属ソフト |
・TotalMix FX ・DigiCheck ・TotalMix Remote ・TotalMix FX for iPad(有料) ・Multichannel WAV File Batch Processor(DURec用) |
・TotalMix FX ・DigiCheck ・TotalMix Remote ・TotalMix FX for iPad(有料) ・Multichannel WAV File Batch Processor(DURec用) |
・TotalMix FX ・DigiCheck ・TotalMix Remote ・TotalMix FX for iPad(有料) |
・TotalMix FX ・DigiCheck ・TotalMix Remote ・TotalMix FX for iPad(有料) ・Multichannel WAV File Batch Processor(DURec用) |
SteadyClock FS | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
DSPエフェクト | Reverb / Echo / EQ / Dynamics | ◯ | ◯ | ◯ | |
CCモード対応 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
DURec (USB ダイレクト録音) |
◯ | ◯ | - | ◯ | |
ARC USB直接接続 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ (DURec端子兼用) |
|
DCカップリング出力数 | 8 | 8 | 8 | 8 | |
スタンドアローン動作 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
カラー・ディスプレイ | ◯ | ◯ | - | ◯ | |
フロントゲイン・ノブ | - | - | ◯ | - | |
最大サンプリングレート | 192 kHz | 192 kHz | 192 kHz | 192 kHz |
*MADIの録音 / 再生チャンネルは利用不可。その他の30入出力を利用可能
アナログAD、ライン入力5〜8
ライン入力3〜4下記を除きADと同一:
マイク入力1〜2下記を除きADと同一:
ライン入力1〜2下記を除きADと同一:
DA、ライン出力1〜6
DA - ステレオ・モニター・フォン出力7〜8下記を除きDAライン出力と同一:
MIDI
デジタル
|
デジタル入力AES/EBU
SPDIFコアキシャル
ADATオプティカル
ワードクロック
デジタル出力AES/EBU
SPDIFコアキシャル
ADATオプティカル
ワードクロックBNC
一般
*ラック耳は付属していません。 |
※仕様は予告なく変更になる場合がございます。
12Mic
MADI & AVBネットワーク・オーディオ対応12チャンネル・デジタル制御マイク・プリアンプ
ご購入の際には【国内正規製品について】を必ずお確かめください。
RME 12Mic(トゥエルブ・マイク)は、長年に渡る技術力と経験、そして音に対する情熱を注ぎ込み入念に設計された12チャンネル・マイク・プリアンプです。世界中から圧倒的な支持を得るRME のハイエンド・マイクプリアンプ・シリーズの最新機種として、精密&高解像度のA/D変換、アナログの操作性とデジタルの利便性を併せ持つ設計、MADI&AVBによるマルチチャンネル・システム、268x282チャンネルの内部ルーティング、そしてジッター抑制機能SteadyClock FSを搭載し、現代のプロ・レコーディング現場のニーズに答えます。
ヘッドフォン出力 x 1 | XLR/TRS (マイク/楽器/ライン)入力 x 4 |
XLR(マイク/ライン)入力 x 8 |
リダンダント電源 x 1 | ワード・クロック入出力 x 1 |
MADIコアキシャル 入出力 x 1 |
ADAT出力 x 3 |
MADI オプティカル SFP x 1 (オプション:シングルモード or マルチモード) |
ギガビット・イーサーネット(802.3互換)x 2 |
USB (ファームウェア更新・リモート・コントロール用) |
12Micの余計な抵抗の無いPADフリー設計のマイク入力ステージは、75 dBのゲイン・レンジを備え、最大+18 dBuの信号を受信可能。コンバーターは、すべてのチャンネルで卓越したS/N比を誇り、フロントの12すべてのXLR接続がマイク / ライン・レベル信号に対応します。さらに、最初の4つの端子はTRSも接続可能で、楽器用に切り替え可能なハイ・インピーダンス(Hi-Z)を備えています。
MADIコアキシャルおよびオプティカル(オプションのSFPモジュール経由)MADI入出力は、独立またはリダンダント操作が可能で、MADI信号を非常に低いレイテンシーでデイジー・チェーン、マージ、変換することができます。 3系統のオプティカルADAT出力は、シングル・スピードで最大24チャンネルのオーディオ(例:マイク入力、MADI、AVB信号の組み合わせなど)、または96 kHzサンプリング・レートで12出力チャンネルを提供し、様々なオーディオ・インターフェイスとの互換性を保証します。 さらに、ADAT端子を使用して、AVBまたはMADI入力からDAC /ヘッドフォン・アンプなどにモニター・ミックスを送信することも可能です。
12Micは、MILANの推奨に基づいたAVBデバイスです。RMEのAVBコアは、「オーディオ・ストリーミング」、「検出」、「制御」に関するIEEE標準規格の実装に細心の注意を払っており、あらゆるAVBコントローラーによってRMEデバイスを検出および完全に制御できます。メーカー固有の制御プロトコルは過去のものです。 12Micに到達する信号はすべて、固定レイテンシーと保証されたバンド幅でネットワークを介したルーティングやストリーミングを行えます。他のネットワーク・オーディオの様にスイッチング・ハブ側で設定する必要はありません。
また、AVB、MADI、電源は全てリダンダント仕様で、クリティカルな現場でのリスクを軽減します。
フロント・パネルからデバイスの状態を直接コントロールでき、すべての機能に直感的にアクセスできます。RMEのAVBデバイスは、あらゆるネットワーク・リンク(Wi-Fiを含む)を介したWebインターフェイスを利用して、完全にリモート制御することができるため、ゲイン・グループの作成、ファンタム電源切替、ヘッドフォン出力への信号のルーティングなどの操作を迅速に行えます。統合されたルーティング・マトリックスにより、全てのアナログ入力とすべてのデジタル信号やAVBストリームを、ヘッドフォン出力に直接ルーティング可能。これにより、オーディオ信号やクロッキング、接続などを分かり易く確認しながら、トラブル・シューティングを迅速に行えます。
デジタル・オーディオでは、オーディオ・ビットとリファレンスとなる時間軸の間に相関関係を要するため、クロック周波数は重要な要素です。しかしながら、クロック周波数は常に安定しているとは限りません。12Micは、SteadyClock FSによって完全なパフォーマンスを提供し、ジッター値をフェムト秒(1000兆分の1秒)単位の精度で抑制させることにより、最低レベルのクロック・ジッターと最高のジッター耐性を実現します。
全てのクロック・モードにおいて卓越したパフォーマンスで動作し、高品質なアナログ・コンバージョンにより、一切色付けの無い「ありのまま」の音をモニタリングすることが可能です。RME製品のデジタル・コンバージョンは、一切のデータ損失や音質劣化なく行われ、またSteadyClock FSは音像が劣化しないことを保証します。より深い奥行きと、クリアな音像により、録音とミックス作業を正しく精密に行うことができます。
MADI SFPモジュールによりオプティカルSFPトランシーバーを12Micなどの互換性のあるRMEデバイスに追加できます。これにより最大64のオーディオ・チャンネルを他のMADIデバイスとの間で送受信可能になります。 RME SFPモジュールは、マルチモード・バージョンとシングルモード・バージョンで利用でき、RME MADIデバイスの電源がオンのときにもデバイスの電源を切る必要なく挿入および取り外しが可能です。
曲:Cry アーティスト:Mei ( https://paradeartist.com/artists/artist/mei )
192/24 2Mix
右クリックでファイルをダウンロードいただけます。
※音源は全て192kHz/24bit Stereo となります。
※比較用録音のため、レベルとパンニングのみの簡易ミックスになります。
MADIは、1本の光ファイバーケーブルで最大64チャンネルの伝送に対応します。多くの機器が対応している上、ポイントtoポイント接続なため、シンプルにアナログ同様イン、アウトを接続していきます。音質劣化や電磁波の影響を受けずに正確な接続が可能です。最大2000mの長距離伝送に対応しています。マイクプリをステージ脇に設置しアナログ・ケーブルの引き回しを最小限にすることでよりノイズの少ない録音が可能になります。またiPadのTotalMix RemoteからTotalMix FXのリモートコントロールにも対応します。
AVBはMADIやその他のアナログ、デジタル機器と異なりスイッチング・ハブを中心に繋げていくスター接続で設置します。1地点から全体のシステムをコントロールできるだけでなく、大量のトラフィックがあっても確実なタイミングで伝送ができるため、より大規模なシステム設計に適しています。トラフィック・コントロールはAVBハブが行うため、Danteの様にITエンジニアのスキル、知識は一切必要ありません。またiPadのTotalMix RemoteからTotalMix FXのリモートコントロールにも対応します。TotalMix FXでミックスされた新たなオーディオ信号をネットワークへ送り返すことも可能です。
全てのアナログ入力は+18 dBu、 75 dB ゲイン・レンジ
• アナログ入力SN 比:> 117 dB RMS unweighted、> 120 dB(A)
• アナログ入力THD @ 30 dB gain:< -110 dB、< 0.00032 %
• アナログ入力THD+N @ 30 dB gain:< -104 dB、< 0.00063 %
• アナログ出力DR:115 dB RMS unweighted、118 dBA
• アナログ出力周波数特性 @ 44.1 kHz、-0.5 dB:9 Hz ~ 22 kHz
• アナログ出力周波数特性 @ 96 kHz, -0.5 dB:9 Hz ~ 45 kHz
• アナログ出力周波数特性 @ 192 kHz、-1 dB:8 Hz ~ 75 kHz
• アナログ出力THD+N:< -100 dB、< 0.001 %
• 全ての信号をモニタリング可能なヘッドフォン出力 ( ステレオもしくはバランス・モノラル)
• MADI 入力のリダンダント ( オプションのSFP モジュールが必要)
• ADAT × 3(24チャンネル@ 48k、最大192 kHz 対応)
• RJ45 1 GigE AVB × 2、双方向で8 ストリーム ( 最大16チャンネル) 、リダンダント仕様
• 268 x 282チャンネルの内部ルーティング
• すべての機能に簡単に直接アクセス可能なコントロール・ノブと4 つのボタンを備えた1.54インチのフルカラー・ディスプレイ
• 16のプリセット機能
• ステージ脇の録音に便利なダーク・モード
• HTTP / JSON / IEEE 1722.1 AVDECC / *MIDI over MADI 経由のリモート・コントロール (*後日対応予定)
• SteadyClock FS:超低ジッターのデジタル・クロック・テクノロジー
• 内部電源、オプションのACアダプター(NTCB-XT)で12Vのリダンダント電源を利用可能
• サイズ:19 インチ、1U
• USB(ファームウェア更新・リモート・コントロール用)
アナログ入力XLR入力 1 - 12:
以下を除き上記と同一:
アナログ出力Phones 1/2:
|
デジタル入力MADI:
デジタル出力ADAT:
MADI:
ワード・クロック:
一般:
|
※仕様は予告なく変更になる場合がございます。