Digiface - Synthax Japan Inc. [シンタックスジャパン]
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RME製品の導入事例を紹介

初音ミク ライブパーティー 2013 in Kansai(ミクパ♪)-39's Spring the 3rd Synthesis-

初音ミク ライブパーティー 2013 in Kansai(ミクパ♪)-39's Spring the 3rd Synthesis-

2013年3月9日に和歌山ビッグホエールで開催された「初音ミク ライブパーティー 2013 in Kansai(ミクパ♪)-39's Spring the 3rd Synthesis-」では、SSDを搭載したラップトップをベースに完全二重化されたフルデジタル・システムの基幹プラットフォームとして、RMEのMADI製品を導入。もはやバーチャルの域を超えた圧倒的なライブ・パフォーマンスだけでなく、64chのバックアップ、そしてWOWOWでの生中継というミッション・クリティカルな現場を支えたMADIテクノロジーについて、使用機材やセッティングの詳細を、バンドマスター兼マニピュレーターとして本イベントに参加した鈴木啓氏のお話とともにお届けします。

 

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Digiface
26ch 96kHZ HDSPデジタルインターフェイス
Digiface

 

製造完了製品

製品概要

Digifaceは、PCIカードシステムとして多くのユーザーに知られるHammerfallシリーズDIGI9652を高度に拡張させたインターフェイスです。DIGI9652と同様にADATオプティカル x 3、ADAT-Sync入力、SPDIF入出力、ワードクロック入出力を搭載し、加えて MIDI入出力 x 2と独立したアナログ・ライン出力を備えます。Hammerfall DSPは独自の「CPU負荷ゼロ」テクノロジーによって、ノートブックとデスクトップの両方で最高のパフォーマンスと低レイテンシーを約束します。

主な機能

  • Hammerfallデザイン:全36のASIOチャンネル使用時でもCPU負荷0%を実現
  • 全ての設定をリアルタイムに変更可能
  • 8種類のバッファーサイズ/レイテンシー設定:1.5 / 3 / 6 / 12 / 23 / 46 / 93 / 186 ms
  • ADATオプティカル(S/MUX対応)経由で24bit/96 kHz・12チャンネルのオーディオ録音・再生に対応
  • マスター/スレーブ対応のクロック・モード
  • オート&インテリジェントなマスター/スレーブクロック制御
  • ADATモードにおける信頼性の高いBitclock PLL(オーディオ同期)テクノロジー
  • ワードクロック入出力
  • ゼロレイテンシーのサブミックスと完璧なASIO Direct Monitoring
  • サンプル単位の正確な配列を保障し、チャンネル間のスワッピングを防止するSyncAlign
  • 入力信号の同期状態を監視し、結果を表示するSyncCheck
  • DIGICheck DSP:ハードウェア内のレベルメーター、ピーク/RMS表示
  • TotalMix:内部処理40ビット 1456チャンネルミキサー
  • スタンドアローン対応

入出力

  • ADAT入出力 x3系統
  • ADAT Sync端子 x1系統
  • SPDIF入出力 x1系統
  • ワードクロック入出力 x1系統(BNC)
  • アナログライン/ハイパワー・ヘッドフォン出力:独立したサブミックスが可能
  • 16 チャンネルの高速MIDI入出力 x2系統

主な特長

Digifaceは、ハーフラックサイズの小さな本体からは想像できない程の能力を備えています。フロントパネルには、MIDIステータス、デジタル入力のロックステータス、ホストバスのエラーを示すステータスLEDを装備し、さらにヘッドフォンでも使用可能な高品質24ビット/96kHzアナログ・ライン出力やMIDI入出力を搭載しています。


Digifaceのリアパネルには数多くの入出力が搭載されています。MIDI入出力 x 1、ADAT入出力 x 3、SPDIF入出力、ADAT Sync入力、ワードクロック入出力など、このコンパクトながら、必要とされる全ての端子を搭載するマルチチャンネル・ソルーションです。

Digifaceはノートブックとデスクトップの両方で使用できます。ノートブックの場合はCardBusカードおよびExpressCard、デスクトップの場合はPCIカードまたはPCI Expressカード経由で接続します。これらのインターフェイスは個別にご購入いただけます。

CPU負荷ゼロ

Digifaceは搭載される多くの機能をハードウェア上のDSPで行います。これによってマルチチャンネルの録音、再生時でもCPUに負荷を与えず、ストレスのないオペレーションを実現しています。

ダイレクトモニタリング

ASIO Direct Monitoring
Steinberg社のASIOプロトコル上で動作するASIOダイレクトモニタリング(ADM)は、 RMEのASIO 2.0ドライバ及びASIO2.0互換アプリケーションで使用可能です(Samplitudeを含む)。RMEはADMの先駆者であるだけではなく、最も充実したADM機能を提供しています。

ゼロレイテンシーモニタリング(Zero Latency Monitoring)は、1998年にRMEがDIGI96シリーズではじめて採用しました。これはコンピュータへの入力信号を直接出力へパススルーさせる機能です。これにより、特に既に録音された伴奏データとそれにあわせて演奏/録音する音のずれの問題を解消します。以来そのアイデアは現在のハードディスクレコーディングの最も重要な機能の1つになりました。

ZLM(ゼロレイテンシーモニタリング)を用いるとパンチイン/アウト時のモニタリングが可能になります−システムはテープレコーダーのように動作します。

* ZLMはMME限定のためTotalMixバージョン2.90以降では使用できません

プロオーディオ&ホームオーディオ

Digifaceは様々なデジタル機器との互換性が持てるように最適化されています。これによって、業務用デジタル機器との接続はもちろん、ホームシアターシステムやステレオシステムとPCを接続し、PCからDolby AC-3、DTSフォーマットのDVDをサラウンドで再生したり、PC上の音楽データをトップクラスのクオリティーで音楽鑑賞を楽しむことができます。

設定画面「Hammerfall DSP Settings」

Hammerfall DSP Settings画面では、Digifaceの機能をストレスなくコントロールすることができ、様々なステータスを単純かつ明確に表示します。

複数のデジタルソースが接続されれている際、それぞれが正確にロックし同期されていることは必修です。RMEのSyncCheck機能はすべての入力信号をチェックしそれらのステータスを表示します。また最新のIntelligent Clock Controlによってすべてのクロックとステータスを簡単にコントロールすることができます。

すべての設定は、リアルタイムで反映されますので、アプリケーションを再起動したり、OKのクリックやダイアログを閉じる必要はありません。

DSPミキサー

Total Mix

DigifaceはDSPベースでコンピュータのCPUに負荷をかけない、RME独自のTotalMix技術に基づいたパワフルなデジタルリアルタイムミキサー「Hammerfall DSP Mixer 」(TotalMix)を備えています。TotalMixテクノロジーは無制限のミキシングとルーティングを全ての入力および再生チャンネルで同時に可能にしています。

また、搭載さいれるMatrixウィンドウからは、パッチベイのように各チャンネルを好きなチャンネルにルーティング、ディストリビューションすることができます。大抵のパッチベイは入力と出力を同レベルでしか接続できません(1:1または0dB。一般的な機械的なパッチベイの場合)が、TotalMixはクロスポイントごとのゲイン値を自由に決めることができます。

  • ディレイなしのサブミックス作成(ヘッドフォンミックス)
  • 無制限の入出力ルーティング(自由な活用とパッチベイ機能)
  • 信号を同時に複数の出力に分配
  • 1ペアのステレオチャンネルで異なるプログラムから同時再生:
    ASIOマルチクライアントドライバは複数のプログラムの同時使用を可能にしますが、それぞれ異なる再生チャンネルに限定されます。TotalMixでは これらの信号を1つのステレオ出力にミックス/モニターすることができます。
  • 入力信号を再生信号へミキシング(ASIOダイレクトモニタリング):
    RMEはASIOダイレクトモニタリングの先駆者であるだけではなく、最も充実したADM機能を提供しています。
  • 外部機器を統合:
    TotalMixを使って再生または録音パスに外部エフェクトデバイスを挿入できます。この機能は用途によってはインサート、またはエフェクトセンド/リ ターンと同様の働きをします。例えばリアルタイムモニタリング時にボーカルにリバーブを足すために使用できます。

デジタル入出力

ADATオプティカルI/Oは、インサートとして利用するエフェクトデバイスをはじめ、ミキシングコンソール、その他外部コンバーター等に接続可能。ADI-8 DS、ADI-8 QS、OctaMic Dを別途利用することで、24チャンネルのアナログ入出力環境を装備させることもできます。 SPDIF信号をオプティカル入出力に切り替える事もできます。

3台までの同時使用

Digifaceは、1台のコンピュータで最大3台のHDSPシリーズ製品を同時使用することができます。

オーディオ解析&マルチチャンネルレコーダー「DIGICHECK」

DIGICHECK

DIGICheck はデジタルオーディオストリームの計測、解析を行うために開発されたRME独自のユーティリティ。マルチクライアントASIOホストとして動作するため、 WDM、MME、ASIO、GSIFなどどんなソフトウェアとでも入出力共に併用使用することができます。(Windowsのみ)

  • Level Meter:
    ピークレベル測定、RMSレベル測定、オーバー検知、位相相関測定、ダイナミックレンジ測定、S/N比測定、RMS/Peak 差(ラウドネス)測定、継続Peak測定、入力チェック0dBFS以上のレベル用オーバーサンプリング・モード。24bit、2/8/18ch対応。
  • Hardware Level Meter:
    レベルメーター。Hammerfall DSPのハードウェアで計算処理されるためCPU負荷はほぼゼロ。
  • Spectral Analyser:
    アナログ・バンドパスフィルターを使用した独自の10/20/30 バンド表示。192kHz対応。
  • Vector Audio Scope:
    オシロスコープ。真空管の典型的な残像を表示するユニークな角度計。対比メーターとレベルメーター付。
  • Totalyser:
    Spectral Analyser、レベルメーターおよびVector Audio Scope が一つのウィンドウ機能に。
  • Bit Statistics & Noise:
    オーディオ信号の実際の解像度、エラーやDCオフセットを表示。dB/dBA単位のSN比およびDC計測機能付。
  • Channel Status Display:
    S/PDIFおよびAES/EBUチャンネル・ステータス データの詳細な分析と結果表示。
  • Completely Multi-client:
    計測ウィンドウはすべてのチャンネルで入出力に関わらずいくつでも開くことができます。
    Global Record:
    モノラル、ステレオ、マルチチャンネルレコーダー。入力、出力ソースの録音に対応

技術仕様

アナログ
  • ステレオモニター出力
  • 最大出力レベル(0 dBFS): +8 dBu
  • ダイナミックレンジ: 108 dB (RMS unweighted、unmuted)、112 dBA
  • THD+N: -100 dB / 0.001 %
  • チャンネルセパレーション: > 110 dB
  • 周波数特性 DA、-0.1 dB: 20 Hz~20.8 kHz (44.1 kHz)
  • 周波数特性DA、 -0.5 dB: 10 Hz~44 kHz(96 kHz)
  • 出力インピーダンス: 75 Ω
デジタル
  • 低ジッター設計: < 3 ns(外部クロック)、< 1 ns(内部クロック)
  • 内部サンプリング周波数: 32 / 44.1 / 48 / 88.2 / 96 kHz
  • ワードクロック経由での対応サンプリング周波数: 28 kHz~103 kHz
  • 内部ビットレート: 24 bit
  • 40 ns以上のジッターでも内部PLL によりドロップアウトゼロを保証
  • Bitclock PLLによりADAT動作の可変速度時(バリピッチ)においてもトラブルフリー
  • グランド・フリーのデジタル入出力
    
SPDIF - AES/EBU
  • RCA×1系統、バランス、AES3-1992互換、直流絶縁
  • 高感度入力ステージ(< 0.3 Vpp)
  • S/PDIF互換(IEC 60958)
  • 民生用/業務用(Consumer/Professional)切り替え、コピー・プロテクションは無視
  • ロック・レンジ: 28 kHz~103 kHz
  • 入力信号と同期時のジッター: < 3 ns
  • 出力レベル: 業務用(Professional)2.3 Vpp、民生用(Consumer)1.0 Vpp
  • 出力フォーマット(業務用): AES3-1992改訂4準拠
  • 出力フォーマット(民生用): S/PDIF IEC 60958準拠
  • シングル・ワイヤーで、28 kHz~103 kHzのサンプリング周波数をサポート

オプティカル
  • TOSLINK×3系統、Alesis社規格互換
  • 標準: 24チャンネル、24 bit/48 kHzまで
  • ダブル・スピード(S/MUX): 12チャンネル、24 bit/96 kHzまで
  • Bitclock PLLにより可変速度時(バリピッチ)の動作も保証
  • ロック・レンジ: 31.5 kHz~50 kHz
  • 入力信号と同期時のジッター: < 3 ns
ワードクロック
  • 入力:BNC端子、非終端(10 kΩ)
  • 自動ダブル・スピード検知、シングル・スピードへの内部変換機能
  • 接続中のDCオフセットに影響されません
  • 過電圧保護機能
  • レベル・レンジ: 1.0 Vpp~5.6 Vpp
  • ロック・レンジ: 28 kHz~103 kHz
  • 入力信号と同期時のジッター: < 3 ns
  • 出力:BNC端子、最大出力レベル: 5 Vpp
  • 出力電圧@ 75 Ω終端: 4.0 Vpp
  • 出力インピーダンス: 10 Ω
  • 出力周波数レンジ: 27 kHz~103 kHz   
MIDI
  • DIN 5ピン端子経由のMIDI入出力×2系統
  • オプト・カップルド入力による直流絶縁
  • 高速転送: ジッターとレスポンスタイム1ms以下
  • 独立した128 byte FIFO入出力
一般
  • 電源: 外部スイッチング電源、100~240 V AC、15 W
  • 12 V動作時の電流(アンロード時): 200 mA(2.5 W)
  • 12 V動作時の電流(ロード時): 400 mA(4.8 W)
  • 通常時の電力消費量: 5 W
  • 動作電圧範囲: DC 8 V~28 V、AC 8 V~20 V
  • 外形寸法(W×H×D): 215×44×115 mm
  • 重量: 1.5 kg
  • 動作温度: 摂氏 + 5°~+ 50°
  • 相対湿度: < 75%、結露なし
  • RoHS指令 対応済
  • ISO 9001認証
  • CE認定
  • FCC認定

ブロックダイアグラム

 

アクセサリ

HDSP PCI:デスクトップPC接続用PCI Busインターフェイス

HDSPe PCI:デスクトップPC接続用PCI Expressインターフェイス

HDSP CardBus Card:ノートパソコン接続用PCMCIAインターフェイス

HDSPe ExpressCard:ノートパソコン接続用ExpressCard/34インターフェイス

Unirack 19-II: 19インチラックマウントキット

FWCB1:Card Busケーブル 1m

SPDIFK0100BL:SPDIFケーブル 1m

SPDIFK0200BL:SPDIFケーブル 2m 

SPDIFK0300BL:SPDIFケーブル 3m 

SPDIFK0500BL:SPDIFケーブル 5m 

SPDIFK1000BL:SPDIFケーブル 10m

BNCK0100BL: BNC ケーブル 1m

BNCK0500BL: BNC ケーブル 5m

BNCK1000BL: BNC ケーブル 10m

OK0100BL: オプティカルケーブル (TOSLINK) 1m

OK0200BL: オプティカルケーブル (TOSLINK) 2m 

OK0300BL: オプティカルケーブル (TOSLINK) 3m

OK0500BL: オプティカルケーブル (TOSLINK) 5m

OK1000BL: オプティカルケーブル (TOSLINK) 10m