Fireface PC AUDIO CONCERT Vol.2 レポート
2009年4月11日にお茶の水「Studio K's」にて「Fireface 400 PC Audio Concert
Vol.2」が開催されました。
第2回目となる今回のイベントでは、サウンドエンジニア/プロデューサーとして、またオーディオ評論家としても著名な行方洋一氏をゲストに向かえ、今回のテーマであったCOLGEN WORLDをはじめ、行方氏が携わった様々な録音を96kHz / 24bitのハイレゾリューションフォーマットで再生し観賞しました。観賞に使われた機材は、行方氏が実際の録音でも使用しているノートパソコンおよびFireface 400、そしてその先はハイファイオーディオ業界の最先端のライターであるStudio K'sの山本氏がプロデュースするオーディオシステムに接続された。
本イベントでしか聴く事ができないオーディオの観賞もさることながら、60年代から現在に至るまで行方氏が録音された当時のエピソードから、録音メディアの時代の流れをエンジニアとしてリアルタイムに経験されたエピソードは、大変興味深いものでした。
行方氏がご来場された皆様に送られたメッセージの一つして以下のものがありました。
「今は様々なフォーマットのメディアを楽しめる環境を手軽に楽しめる良い時代です。レコードに針を落として楽しむことは素晴らしい事です。しかしすり減ってしまう現実もあります。そこでせっかくFireface 400をお持ちなのでしたら、プロの現場でも使われるADCを搭載しているのでハイビット/ハイサンプリングレートでレコードをパソコンに取り込んで観賞する事も、楽しみ方のひとつではないでしょうか。」
イベントの最後には、ご来場の皆様に行方氏が録音された96 kHz / 24 bitのオーディオファイルがプレゼントされました。
ご来場の皆様に試聴会のアンケートをとった結果をここでご紹介させていただきます。