RME製品の導入事例を紹介
日本を代表するパーカッショニスト加藤訓子のソロアルバム kuniko plays reich(クニコ・プレイズ・ライヒ)は、タイトルの通り、ミニマル・ミュージックの大家と謳われるスティーブ・ライヒの代表作を、加藤訓子の手により世界で初めてパーカッション用に編曲されたカウンターポイント三作品を収録。本アルバムは英国スコットランドの有名レーベル Linn Recordsの2011年度ベストアルバムを獲得している。今回は、10年におよぶ RME ユーザーである加藤氏と、アルバムのミックスを担当した深田晃氏に話を伺った
256チャンネル 192 kHz Dante - MADI対応USB オーディオインターフェイス / コンバーター
取扱終了
Digiface Danteは、USB 3、MADI、TotalMix FXといったRMEが高い信頼性と実績を誇る技術と、様々な現場で運用されているオーディオ・ネットワーク技術「Dante」とを融合させた、軽量でコンパクトなオーディオ・インターフェイスです。
PCとの接続には広帯域のUSB 3.0を採用し、MADIとDanteをあわせた合計256チャンネルにも余裕を持って対応することができるだけでなく、強力なデジタル・リアルタイム・ミキサーTotalMix FXと、リモート・コントロール・ソフト「TotalMix Remote」を使うことで離れた場所から自由にミキシング/ルーティングを変更することも可能です。コンピューターを使用しないスタンドアローン・モードでは、64chのDante<>MADIコンバーターとしてお使いいただけます。
また、RMEの提供するMADI伝送技術により、MADI機器との接続の際にはMADI信号内のクロックを認識するため、別途ワードクロックを接続する必要はありません。
Digiface Danteは、多くのRME製品で採用されている「MADI」と、様々な現場で運用されているオーディオ・ネットワーク技術「Dante」を搭載し、MADI*とDanteをTotalMix FXとDanteコントロール・ソフトウェアを用いて自由にミキシング/ルーティングできるコンパクトなオーディオ・インターフェイスです。
コンピューターとの接続はUSB 3.0を使い、オーディオ・インターフェイス市場において非常に定評のあるRMEのドライバー技術により、低レイテンシーと安定性は従来どおりに、256チャンネルものオーディオ・データを直感的に扱うことができるデバイスとなります。
さらに、その小さな筐体にはヘッドフォン出力も備わっており、ヘッドフォンによるモニタリングはもちろん、ステレオ・ライン出力として活用することもできます。
Danteネットワークと接続を行うイーサネット・ポートを4つ搭載し、リダンダント・モードでは冗長性を備える2系統のポートとして、スイッチド・モードでは4系統のポートとして活用することができます。 また、コンピューターとの接続を行わないスタンドアローン・モードにも対応しており、スタンドアローン時は、シンプルな「Dante<>MADIコンバーター」として機能します。また事前に設定しておくことで、任意のミックスをヘッドフォン・モニタリングすることも可能です。
* MADIコアキシャル入出力端子はワード・クロック入出力端子と切り替えて使用します。
他のRMEオーディオ・インターフェイスと同様に、Digiface Danteでも強力なデジタル・リアルタイム・ミキサーTotalMix FXを使用することができます。TotalMix FXは、すべての入力および再生チャンネルを同時にすべてのハードウェア出力へ事実上無制限にミキシング/ルーティングすることが可能です*。
なお、TotalMix FXには、Talkback、メイン出力とヘッドフォン出力、フェーダー・グループ、ミュート・グループを備えるコントロール・ルーム・セクションがあり、MackieやOSCプロトコル、その他様々な方法でリモート・コントロールを行なうこともできます。
さらにTotalMix Remoteを使った、iPad、Windows、Macからのリモート・コントロールにも対応。TotalMix Remoteの設定は、TotalMix FXが動作しているホストのIPアドレスを入力するだけで完了し、自宅スタジオから大型ライブ会場まで使用する環境にかかわらず、どこからでもTotalMixをコントロール**することができます。
* Digiface DanteはDSPを用いたFX機能に非対応です。
** TotalMix FXを動かすコンピューターと、TotalMix Remoteを動かすコンピューターまたはiPadが、同一のネットワークに接続している必要があります。
Digiface Danteは、シンプルなスタンドアローンのDante - MADIコンバーターとしてご利用いただけます。MADI機器との接続の際にはMADI信号内のクロックを認識するため、別途ワードクロックを接続する必要はありません。
Digiface Dante1台で4台のDante機器を接続できるハブとしても機能します。
また、USBでパソコンと接続することで、TotalMixを使って信号のルーティング・パッチベイとしてご利用いただくことも可能です。
ネットワークで組まれたライブシステムをコントロールするパソコンの安定したインターフェイスとしてお使いいただき、DAWで高品位な録音を行うことができます。
また、MADI経由でバックアップPCでの録音と、中継車への伝送を行うことができます。この場合も同期信号はMADIストリーム経由で行うことができるため、別途ワードクロックを接続する必要はありません。
DanteをベースとしたPAシステムから録音用に回線を分配し、アンビエントマイクを別途追加してライブ録音システムを構築することができます。もちろんこの場合もワードクロック接続は必要ありません。
ギガビット・イーサネット・ポート
MADI入力
MADI出力
ワード・クロック入力
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ワード・クロック出力
アナログPhones出力129/130
デジタル
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※仕様は予告なく変更になる場合がございます。
RME社製MADI製品およびAVB製品を含むPremium Lineシリーズは、開発に際して多くのメーカーとの互換性を最大限に考慮し、事前の互換性検証を長年に渡って行っております。よって多くのメーカーの製品と安心してシステムを構築することができます。互換性未検査製品との互換性をお約束するものではございません。システム導入をご検討の場合は、事前に互換性のテストを行って頂くことをお勧めいたします。検証機の貸出につきましては、法人窓口から承っております。
* 2018年12月現在の情報です。最新のOSの対応状況につきましては、ドライバーページをご確認ください。