杉山勝彦 RMEユーザー・インタビュー
乃木坂46、嵐、家入レオ、中島美嘉…をはじめ、2017年にはレコード大賞作曲賞を受賞している、作詞家、作曲家、編曲家でミュージシャンでもありプロデューサーでもある杉山勝彦さん。そんな多方面で活躍する杉山さんが、音質面や安定性の高さから長年愛用しているのがRMEのオーディオインターフェイス。実際に今年の2月にオープンした代々木のレコーディングスタジオCoWRITE studioにもFireface UFX IIIを導入しています。最前線で活躍するプロが、RMEを中心としたスタジオシステムを使い続ける理由について、お話を伺いました。
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渡辺正人(SparkKidSound)|高い安定性を実現するRMEのMADIとAppsys ProAudio multiverter
クラブ・ミュージックやヒップホップ、ジャズを得意とするレコーディング・エンジニアとして、1990年代から活躍する渡辺正人氏(SparkKidSound)は、“失敗が許されないライブ収録"の機材としてRME Fireface UFX+とAppsys ProAudioのデジタル・コンバーターmultiverterを採用し、多くのアーティストの公演を収録しています。
信頼性が高くオーディオ・ケーブル感覚で扱える「MADI」とPAコンソールからのデジタル分岐に対してリクロッキング/フォーマット・コンバーターとして活用できる「multiverter」の組み合わせにより、安定してトラブルのない収録を実現していると語る渡辺正人氏に、ライブ収録システム導入の背景と現在の活用法について伺いました。
*本記事はグループ会社エムアイセブンジャパンが運営するMusic EcoSystemsに掲載されています。
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ADI-2/4 Pro SEレビュー 山之内 正氏
シド Shinji氏によるFireface 802のコメント
独自のサウンドやメッセージ性、カリスマ的なパフォーマンスなどを通じて、多くのファンを魅了し続けるロックバンド「シド」は2023年に結成20周年を迎えました。
シドのギタリストであるShinji氏は、RMEのハイエンド・オーディオ・インターフェイスFireface 802を導入されています。 Shinji氏からFireface 802についてコメントをいただきました。
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グランドピアノ録音におけるマイク配置の研究:音楽に適した音色を求めて - 名古屋芸術大学、ベルリン芸術大学、東京藝術大学 共同研究プロジェクト
ヴィテルボから生まれる魔法のサウンド - インタビュー:ルイジ・ルシーニ
ソニーミュージックを初め、ダンスミュージック界を牽引するレーベル「Armada Music」など数々のレーベルで活躍するルイジ・ルシーニ氏は、城壁に囲まれた中世の面影を残すイタリアの街ヴィテルボにスタジオを構えるプロデューサー、DJ、サウンドエンジニア、サウンドデザイナーであり、プロフェッショナルとして15年以上に渡りそのキャリアを築いてきました。
RMEユーザーであるルイジ・ルシーニ氏に、RMEのセットアップやミキシング、マスタリングの進め方、手がけたSonyc-Byo-Hazardの最新アルバム「Living the dream」について伺いました。
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Dvorak Strings Quintet No 2 in G major Op 77 - UNAMASが新たにチャレンジするハイレゾ・イマーシブ録音の最前線
RMEフラグシップ・マイクプリ12Micを使った「Air/Mei」録音プロジェクト
L'Arc~en~Ciel tetsuya氏によるADI-2 DAC FSのコメント
生形三郎氏によるADI-2 Pro FS R Black Edition徹底検証
マスタリング・エンジニア塩田浩
日本のヒップホップ界における伝説のグループ、キングギドラをはじめラッパ我リヤやMSC 、舐達麻、ISSUGIなどのマスタリングを手掛ける塩田浩氏に機材へのこだわり、RME ADI-2 Pro FSを使用する理由について伺いました。
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及川潤耶 RMEユーザー・インタビュー
浄土宗の総本山として全国的に知られる京都・知恩院。その一郭に佇む回遊式庭園「友禅苑」を舞台に、非常にユニークなサウンドアート・プロジェクトが展開されました。2019年11月15日〜12月1日にわたって催された「yadorine/宿り音」は、ドイツ在住の音響空間アーティストで作曲家の及川潤耶さんによる「ボイス・ランドスケープ」プロジェクトの一環として、知恩院の「秋のライトアップ2019」と合わせてVESSEL株式会社により企画されたものです。この興味深いサウンド・インスタレーションの音響には、RMEのインターフェースなどが陰ながら貢献しました。及川さんに、当プロジェクトの狙いなどについてお話をうかがいました。
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脳波による作曲システム「NO-ON」by Konel
電子音楽やオーディオ・ビジュアル・アートの創造および普及を目的とし、国内外のアーティストによるパフィーマンスや作品が体験できるデジタル・アートの祭典「MUTEK(ミューテック)」。2000年にモントリオールで開催されて以降人気が徐々に世界へと広がり、現在はバルセロナ、メキシコ、サンフランシスコ、ドバイなど世界中で定期開催される国際的なフェスへと成長しています。
2018年11月、東京では3回目となる「MUTEK」がお台場科学未来館および渋谷WWWの2会場で開催され、コーネリアス、真鍋大度、evala、Jeff Mills、Nicola Cruzからmachina、ZVIZMO、Synth Sistersなど有名無名を問わず優れたアーティスト達がパフォーマンスを披露しました。
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ViVa The Four Seasons - 大賀ホールにおけるイマーシブ・オーディオ制作の集大成
加藤訓子/寒河江ゆうじ RMEユーザー・インタビュー
バッハとライヒ。言わずとしれた西洋音楽の基礎を構築し「音楽の父」とも呼ばれる作曲家と、ミニマル・ミュージックを生み出した現代の作曲家ですが、この二人をレパートリーに持つ演奏家は多くありません。そんな中「kuniko plays reich」、「cantus」、「Xenakis: IX」など現代音楽をレパートリーに世界的な大ヒットを収め、Linn Recordsと契約する唯一の日本人アーティストである加藤訓子氏がバッハ作品を手がけられました。加藤氏の目指す音楽とは。そしてその音楽に込められた思いを作品としていかに残したのか。2017年にリリースされた「J.S. Bach: Solo Works for Marimba」と2018年にリリースされた最新作「Reich: Drumming」を通じて、加藤訓子氏とプロデューサー兼エンジニアの寒河江ゆうじ氏にお話を伺いました。
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青木繁男 RMEユーザー・インタビュー
サウンドプロデューサー、アーティストのプロデュース、楽曲提供、アレンジ、ミックス、ライブ・マニピュレーターであり、DTMインストラクターとしても著名な青木繁男氏。ライブ・マニピュレーターとして近年需要が高まる中、最前線でご活躍されています。Cubaseユーザーの方々にはおなじみの青木氏ですが、長くRME製品をご愛用いただいているRMEユーザーの一人でもあります。数々のRMEインターフェイスを今もご使用されている青木氏に、最新のハイレゾ・ライブシーンやM-32 DAの魅力についてお話を伺いました。
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TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND RMEユーザー・インタビュー
アニメを中心に多方面でご活躍されている『TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND』(以下、テクノボーイズ)。2014年にはポピュラーミュージックでは史上初となるDSD11.2MHzマルチトラック・レコーディングを実施されるなど、ハイレゾへの取り組みにも力を入れられています。
今回ADI-2 Pro Anniversary Editionを3台(1人1台)導入し、レコーディングを行われていると知りお話を伺いました。
「Prophet-5の鍵盤を押したとき、発振器が発振する音まで録れる」と彼らが語るADI-2 Proの実力とは?!
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『Touch of Contra Bass』〜ハイト・マイクと低域を探求し続けるUNAMASレーベルの新たな到達点〜
中嶋豪 - テレビ朝日のディレクター/プロデューサーが、RMEでクラシック音楽を録る!
テレビ朝日『題名のない音楽会』や『報道ステーション』他に携わり、今も現役でディレクター/プロデューサーを務める中嶋豪氏。音声技術が本職ではない氏が録音を手がけた『ザ・コスモポリタン〜ノエ・乾 クライスラーを弾く』が、高品位録音で定評のあるレーベル N&Fからリリースされました。また、同じく中嶋氏が手がけた、長岡京室内アンサンブルの結成20周年を記念して製作されたアルバムは『レコード芸術』の特選盤 & 優秀録音盤(2018年4月号)にも選ばれています。
数年前までレコーディングとは程遠い世界にいた中嶋氏が RME製品を使い始めた経緯から録音の具体的アプローチまで、すぐに現場で試したくなるようなヒントが満載です。
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RME Special Interview 南佳孝 × Goh Hotoda 『ニュアンス』特別インタビュー
数々の名曲を世に送り出し、世代を超えて愛されているジャパニーズ・ポップスの大御所、南佳孝さん。今もなお精力的に活動を続ける南さんですが、去る1月24日に久しぶりとなるシングルを発表しました。『ニュアンス』の題されたこのシングルは、デビュー45周年を記念した作品第一弾。タイトル・ナンバーの『ニュアンス』は、年明けからNHK『ラジオ深夜便』のうたとしてオンエアされており、作詞は来生えつこさん、アレンジは井上鑑さんという豪華な顔ぶれが参加していることでも話題になっています。
そしてこのシングルのミキシングとマスタリングを手がけたのが、MadonnaやJanet Jackson、宇多田ヒカルらトップ・アーティストを手がけてきたグラミー・エンジニア、Goh Hotodaさんです。ミキシング/マスタリング作業はGoh Hotodaさんのプライベート・スタジオである“Studio GO AND NOKKO”で行われ、マスタリング作業では愛用のRME ADI-2 Proが活用されたとのこと。そこでシンタックスジャパンでは、マスタリングの最終チェック中の“Studio GO AND NOKKO”にお邪魔し、南佳孝さん、Goh Hotodaさん、今作の共同プロデューサーである三浦文夫さん、上野淳さんの4氏に、シングル『ニュアンス』のプロダクションについて話を伺ってみることにしました。(取材:ICON/写真:八島崇)
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言葉とピアノを対等に捉える工夫 『わたしが一番きれいだったとき:When I was young and so beautiful』にみる録音手法
空間に立ちのぼる撥弦楽器の繊細な余韻をイマーシブ・サラウンドで捉えた 『月の沙漠~シルクロード 弦奏の旅路~』にみる録音手法
石の響き豊かな秩父ミューズパーク・音楽堂に集ったのは、ウード、リュート、ギター、琵琶、そしてソプラノという他に類を見ないようなアンサンブル「Moonlight Caravan」。ただでさえ音が小さい撥弦楽器の余韻を的確に捉えるべく、収録前にはエンジニアの入交氏による入念なホール下見が行われました。演奏場所とマイクロフォン位置を丁寧に設計し、13チャンネルのイマーシブ・サラウンド(Auro 13.1 フォーマット、LFEなし)にて収録を実施。空気の流れさえも感じさせる今回のレコーディングの肝は、「Double Decca Tree(ダブル・デッカ・ツリー)」他を構成する計16本のデジタル・マイクロフォンにあります。まるで 1本の大木を思わせるマイクロフォン群は、どのような役割を果たしているのでしょうか。現場からのレポートを是非ご一読ください。
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中西 亮輔 - RMEの魅力 MultifaceからFireface UCX - UFXまで
音楽制作やマネジメントを手掛ける株式会社アルタスの代表であり、作曲家、プロデューサーとしても旺盛に活動されている中西亮輔氏は、DIGI96/8の時代からRME製品を使用し続けていらっしゃるロングユーザーです。今回は株式会社アルタス所属のクリエイターで作編曲やギタリストとしても活躍する伊藤賢氏にも加わって頂き、RME製品の魅力についてたっぷりと語って頂きました。作業環境にシンプリシティ、スタビリティ、そしてクオリティといった要素を並び立たせる上で、RME製品がどのような役割を果たしてきたのか、大変興味深いお話しを伺うことができました。
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江夏正晃 - RMEとの出会いからプロとなった現在まで
株式会社マリモレコーズの代表取締役であると同時に、トラックメーカーやDJとしても活動する江夏正晃氏に、RMEとの出会いからプロとして音楽に関わるようになるまで、ご自身の制作でのこだわりやスタジオデザインで心がけていることなど、非常に多岐にわたるお話を伺うことができました。
いつかプロとして音楽に関わってみたいと思っている方には、非常に示唆に富んだインタビューになっております。
どうぞご覧ください。
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現代のクラシック音楽ではあまり使用されないガット弦による独特なヴァイオリンの音色を、192kHz/24bitでアーカイブ。圧倒的な表現力で響き渡るアルバム『Contigo en La Distancia』にみる録音手法
RMEのADI-2 Proを使い、竹富島の伝統歌のユンタをオリジナルの歌詞で23番まで録音した貴重な音源をDSD11.2Mで収録
録音機材の発達と小型化により、ミニマムなシステムであっても以前では考えられないほどのクオリティで録音を行うことが可能になった今の時代ならではのハイレゾリューション録音を、日本を代表するトップ・エンジニアが、その場の空気も含め、ありのままにアーカイブする「日本のルーツミュージック・シリーズ」が弊社の運営するレーベル「RME Premium Recordings」にてスタート。記念すべき第一弾は、世界的にも評価の高いエンジニアMick Sawaguchi氏の運営するUNAMASレーベルとのコラボレーションにて実現した、沖縄は竹富島の伝統歌のユンタをオリジナルの歌詞で23番まで録音した貴重な音源。「竹富島のありのまま」を現代の最高音質にてアーカイブした作品です。
録音に使われたのは、DSD 11.2MHz / PCM 768kHzというスーパー・ハイレゾリューションにて録音を行うことができる、RMEのADI-2 Pro。
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深田 晃 - RME ADI-2 Pro を使用してみて
NHK 番組製作技術部やCBS/SONY 録音部のチーフエンジニアとして、ドラマ、ドキュメンタリーなどの音楽録音から、中継番組におけるサラウンド伝送や海外中継まで、録音/放送の第一線で長年にわたって活躍してきた世界的なレコーディングエンジニアとして知られる深田晃氏。
深田氏が提唱したサラウンド録音のマイク配置手法「FUKATA TREE」は、録音エンジニアであれば、おそらく知らない方はいないのではないでしょうか。
また、最近では、ハイレゾ作品である「天上のオルガン」が優秀録音としてオーディオファンからも高い評価を得ていることでも氏をご存知の方も多いのではないかと思います。意欲的な活動を続ける深田晃氏が、先日、RMEのADI-2 Proを導入したと聞き、どのように活用しているのか、早速お話を伺ってみました。
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A.Piazzolla by Strings and Oboe - UNAMASレーベルが描くタンゴの巨匠ピアソラの新たな一面
ハイレゾ・サラウンド音源の黎明期よりハイクォリティな作品をリリースし、シーンを牽引しつづけるUNAMASレーベルから、好評を博している「クラシック・シリーズ」の第4作として、今年生誕95周年となるタンゴの巨匠 Astor Piazzolla の名曲をストリングスとオーボエで斬新にアレンジした『A.Piazzolla by Strings and Oboe』が2016年12月23日にリリースされます。
ピアソラのタンゴを、バンドネオン主体ではなくストリングスとオーボエで表現するという斬新なアレンジとともに、そのビビッドで生命感あふれる楽曲を再現するために、柱状拡散体(AGS)を全面に配置した日本音響エンジニアリングのサウンド・ラボにてレコーディングを実施。シリーズの特徴でもある従来のクラシックの常識を打ち破る作品コンセプトは今回さらなる進化を見せています。これらの新しいチャレンジを取り入れながらも、作品の根幹である音質に関しては妥協のないクォリティを確保するために、今回もレコーディングの根幹となるMADIシステムの構築に際してはRMEのMADIマイクプリアンプやMADIオーディオ・インターフェイスが活躍しています。
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Death and the Maiden / Dimensions - UNAMASレーベル「軽井沢大賀ホール レコーディング プロジェクト」─「ART」「Technology」「Engineering」の融合
ハイレゾ・サラウンド音源の黎明期よりハイクォリティな作品をリリースし、シーンを牽引しつづけてきたUNAMASレーベルから、2014年の「The Four Seasons(UNAHQ2005)」、2015年の「ART of FUGUE(UNAHQ2007)」に続く UNAMAS レーベル「クラシック・シリーズ」の第3作として、シューベルト第14作目にして晩年の名曲と言われる「死と乙女 ─ Franz Schubert No.14 in D minor:Death and the Maiden(UNAHQ2009)」が4月22日に、そして、大賀ホール レコーディング プロジェクトでは初のピアノ・ソロによるインプロヴィゼーション作品となる「Dimensions(UNAHQ2010)」が6月17日に、続けてリリースされました。
いずれのアルバムも192KHz/24bit 2ch および 5.1ch Surround にてリリース、今回もレコーディングの根幹となるMADIシステムの構築に際しては、RMEのMADIマイクプリアンプやMADIオーディオ・インターフェイスが活躍、以前にもまして「ART」「Technology」「Engineering」の融合が図られた、まさに Hi-Res 音楽と呼ぶにふさわしいアルバムに仕上がっています。さらに今回は、商用電源からのノイズをシャットアウトするために、レコーディングに関わる機材をすべてバッテリー駆動で収録。また、機材同士を接続するケーブルなどにも徹底的なノイズ対策を施した、ホール録音の新しいワークフローを築いたレコーディング プロジェクトとなりました。
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弦楽四重奏のしなやかで豊かなハーモニーにつつまれる喜び。 ボロディン&スメタナ、国民楽派の傑作2曲を“響”の名演で
録音段階から24bit/96kHz以上の真のハイレゾ・コンテンツを供給するために設立されたレーベル「RME Premium Recordings」より、第8作目となるアルバム ストリングカルテット 響『ボロディン&スメタナ:弦楽四重奏曲』が2015年12月19日にリリースされます。ストリングカルテット響は、NHK交響楽団 大宮臨太郎、宇根京子(Vn.)、南西ドイツ放送交響楽団(SWR Sinfonieorchester)亀井綾乃(Vla.)、群馬交響楽団 長瀬夏嵐(Vc.)による弦楽四重奏団。桐朋学園大学時代を共に過ごした気心の知れた仲間たちによるアンサンブルで2004年に結成されました。今作は結成10年目を記念し2015年8月に岐阜サラマンカホールにて、ボロディンの弦楽四重奏曲 第2番、スメタナの弦楽四重奏曲 第1番が192kHz/24bitのフォーマットでセッション形式で録音されました。録音はクラシック音楽にふさわしい響きをもつサラマンカホールで、無指向性ABメインマイクを中心とした方法でおこなわれ、マイク・プリアンプ(HA およびADC)には色付けのない透明無垢なサウンドを特長とするRME MicstasyとOctaMic XTCが採用され、RMEのMADIテクノロジーにより劣化無くコントロール・ルームへ伝送され、MADIオーディオインターフェイスHDSPe MADI FXを介してDAW MAGIX Sequoiaにて録音されました。あるときは柔らかさを、あるときは力強さをもった、ストリングカルテット響の演奏を是非お楽しみください。
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白熱のライブレコーディング! 残響7秒のカテドラルの大空間に響く、初期バロックの大傑作─ モンテヴェルディ「聖母の夕べの祈り」
私が考える理想の録音とは、豊穣な残響と明瞭な音楽の両立である。しかし、残響と明瞭度は二律背反の関係にあり、極めて実現が難しい。長年の試行錯誤の結果、この両立のためには3Dサラウンドが最も良いという結論に達した。(中略)今回の収録では、東京カテドラルの豊かな残響に包まれつつも、明瞭度の良い演奏が楽しめる録音が実現したものと思う。(録音エンジニア:入交英雄氏のコメントより抜粋)
『コントラポントのヴェスプロ』(Claudio Monteverdi:Vespro della Beata Vergine)
この作品は、日本を代表する古楽アンサンブル、コントラポントの結成10周年記念にして第20回定期演奏会として、2015年6月に東京・文京区の、カトリック関口教会 東京カテドラル聖マリア大聖堂で行われたコンサートの実況録音。RMEのMADI機器を使い、残響7秒の東京カテドラル聖マリア大聖堂の空気感そのままに、PCM192kHz/24bitでハイレゾ録音を行いました。入交氏の語る録音コンセプトと共に、会場の空気感をそのままキャプチャーすることに成功した録音機材の詳細なレポートをお届けします。
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The Art of Fugue - 次世代ハイレゾ・サラウンド音源、UNAMASの新たなる挑戦
エンジニア/プロデューサーのミック沢口氏が主宰するレーベル UNAMAS から、今年(2015年)生誕330年を迎えるバッハの晩年の難曲として名高い「The ART of FUGUE ─ フーガの技法」がリリースされます。次世代ハイレゾ・サラウンド音源として昨年軽井沢大賀ホールにて収録され、画期的な録音手法とその高いサウンド・クォリティにより、リリースから1年が経過した現在でも高い人気を誇る「The Four Seasons(UNAHQ2005)」。その UNAMAS レーベル「クラシック・シリーズ」待望の第2作となる「The ART of FUGUE ─ フーガの技法」は、前作以上に音楽的、技術的にハイレゾ・サラウンドにふさわしい取り組みを導入し、従来のイメージを打ち破る新たな「ART of FUGUE」に仕上がっています。
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後藤浩二『La Rencontre』─ 新しい旅立ちへの願い、想い、希望。ピアニスト後藤浩二の魂がこもるソロ・アルバム
録音段階から24bit/96kHz以上の真のハイレゾ・コンテンツを供給するために設立されたレーベル「RME Premium Recordings」より、第5作目となるアルバム後藤浩二『La Rencontre ─ めぐり逢い ─』が2015年3月21日にリリースされます。好評配信中の情家みえ『MIE JOKÉ sings BALLADS and other love songs』でも素晴らしいピアノを演じたピアニスト後藤浩二の7年ぶりとなるソロアルバムである本作は、2014年6月に愛知県豊川市の小坂井文化会館(フロイデンホール)にてレコーディングされました。デジタル・マイクのNeumann D-01をメインマイクとして録られた音源は、デジタルマイクの特長である卓越したS/N比と左手のふくよかさを同時に実現した、これまでのピアノ・レコーディングを超越した素晴らしい音空間を聴かせてくれます。
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瀬口 晃平 - Fireface UFX+Micstasy:デジタルとアナログ ─ 両方の利点を備えたRMEの録音システム
高根 晋作 - シンプル&イージー、そして高音質なMADIシステムで行う中継と収録
レコーディング・エンジニアとしてMINMI、湘南乃風、JUJUなど様々なアーティストに携わり、日本の音楽シーンに深く貢献。最近では、マニピュレーターとしても活躍の場を広げる、高根晋作氏。東京、六本木「Amuse Musical Theater」にて行われたライブ・コンサート・イベント、1st PLACE 10-11th CELEBRATION LIVE「KEEP HAVING FUN!」にて、現場の収録+中継の音声ミックスを担当した氏に、機材の選定から当日のセットアップ、そして中継ミックスに関してお話しを伺いました。
今回は、MADIの魅力を「シンプルでイージーそして高音質」と語る高根氏にフォーカスを当て、MADIRouterとMADIface XTを使った中継+収録システムの構築例を皆さまにご紹介いたします。
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The Four Seasons - MADIシステムが可能にした奇跡の録音を24bit/192kHzサラウンドで配信
エンジニア/プロデューサーのミック沢口氏が主宰するレーベル UNAMAS から、ヴィヴァルディの「四季」を題材に作編曲家・土屋洋一によりサラウンド・アレンジされた弦楽四重奏を、バイオリン・竹田詩織(リーダー)、春日井久美子、ビオラ・飯野和英、チェロ・西方正輝といった新進気鋭のアーティストで構成された「The Quartet Four Seasons」によって演奏、24bit/192kHz サラウンド・ハイレゾ録音で収録された作品「The Four Seasons」が2014年6月20日にリリースされました。今回の作品では、弦楽アンサンブル+ソロパートの多重録音を、理想的な音響特性を持つ軽井沢大賀ホールにてサラウンド(24bit/192kHz)収録。ジャズのレコーディングで卓越したマイク・アレンジ・テクニックを誇る沢口氏とRME Premium Recordingsでも高解像度の優れた録音が高い評価を受けている長江和哉氏がタッグを組み、クラシックのスタンダードである「四季」を題材にして斬新な切り口でアプローチした意欲的な作品となりました。
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村上 輝生 - 飛行機にも手荷物でチェックイン プロフェッショナル・クォリティー・オーディオ・インターフェイス:Fireface UCX
TOTOのアルバム“FAHRENHEIT”にてゴールド・ディスクを獲得した、日本が世界に誇るレコーディング・エンジニア、村上輝生氏。
アメリカだけでなくヨーロッパ、アジア各国から南米諸国まで幅広い海外録音経験を持つ村上輝生氏だが、実は発売以来からのRME Fireface UCXユーザーでもある。氏がFireface UCXをどのような現場でどのように活用しているのか、以前からお話を伺いたいと思いながらもなかなか実現しなかったこの企画が、多忙な氏のスケジュールを縫ってついに実現! ポーランドはワルシャワでの収録から戻ってきたばかりの氏から、貴重なお話を伺うことに成功。ワルシャワで録音制作された渾身の大作、北村憲昭指揮・ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団演奏のストラヴィンスキー「火の鳥」の録音制作の様子も垣間みることができる珠玉のユーザーストーリーを是非お楽しみください。
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GOH HOTODA - 世界のGOH HOTODAが選んだFireface UFX
レコーディング/ミックスだけでなく、数年前から並行してマスタリングも手がけるようになったHOTODA氏。“必要に迫られて始めた”と言う氏ですが、これまでNOKKOや下地暁など、多くの作品のマスタリングを手がけてきました。そんな氏のマスタリング・システムの核となっているのが、RMEのFireface UFXです。多くのオーディオ・インターフェイスの中から厳選されたFireface UFXは、氏のマスタリング・ワークに無くてはならない存在となっています。はたして世界のGOH HOTODAは、Fireface UFXを使用して、どのようなワークフローでマスタリングを行っているのでしょうか。多忙を極める氏に、話を伺ってみました。
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STEREOCiTI - STEREOCiTIが選んだRME Fireface UCX
1993年にオープンし、「東京テクノの総本山」と称された伝説のクラブ、MANIAC LOVE。そのMANIAC LOVEにて毎週土曜日に開催されていたパーティ「Cycle」にて本格的にDJキャリアをスタート。しばらくはDJとして活動していたものの、溢れるクリエイティビティは留まることを知らず、DTMの黎明期から楽曲制作を開始。 現在ではDJだけではなくトラックメーカーとして数々のHouseトラックを、ドイツはベルリンのDon Williamsが運営する人気レーベル「Mojuba Records」からリリースし、東京クラブシーンの第一線で活躍するアーティスト――STEREOCiTIこと、炭谷 賢氏。 そんな、海外での評価も高い氏が、この度RME Fireface UCXへとその制作環境を変えたと聞き、早速インタビューを敢行。 耳の肥えたオーディエンスが多いHouse系の楽曲故、執拗に音質にもこだわる彼のリアルな言葉を皆様にお届けしたいと思います。
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伊藤隆⽂ - デジタルマイクとRMEのデジタルマイクプリ「DMC-842」を使ったコンサート収録
アナログとは異なる特徴を持ち、現場によっては⾮常に便利に使えるデジタルマイク。今回、そのデジタルマイクを使って、2013年4月に幕張メッセにて開催されたニコニコ超会議2、Red Stageでの「オーケストラでお送りする ゲームミュージックLIVE」の収録を成功させた株式会社ongaqのレコーディング・エンジニア、伊藤 隆⽂さんにインタビューを実施いたしました。RMEのデジタルマイクプリアンプ DMC‒842Mに関する貴重なお話も伺う事ができましたので合わせてお楽しみください。
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江夏正晃 - ライブ配信に最適なRMEオーディオ・インターフェイス
Afterglow - ジャズピアノ+弦楽カルテット 24bit/192kHzサラウンド配信アルバム
エンジニア/プロデューサーの沢口真生氏が主宰するレーベルUNAMASから、ピアニスト・清水絵里子の最新ソロ作として『Afterglow/Eriko Shimizu and Strings 4』が、192kHz/24bit・5chサラウンドとステレオの音源でリリースされます。『Afterglow』は、同名のオリジナル曲をはじめ、スタンダードの「Smoke Get’s In Your Eyes」(煙が目にしみる)や、ジョージ・ガーシュインの「I’ve Got A Crush On You」など、幅広いジャンルに題材を求めたインストゥルメンタル・アルバムです。4月末に行われた本作のレコーディングの模様をお届けいたします。
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桜井敏郎 - 音楽ゲームの一時代を築いたアーティストがRMEで目指す「次」の音楽
大手ゲームメーカー、コナミからリリースされた『drummania』、『GUITARFREAKS』といった音楽ゲームに楽曲を提供し、所謂「音ゲー」としてひとつのジャンルを確立するのに大きな役割を果たした桜井敏郎氏は、会社という制約のない創作環境を求めてコナミを退社後、個人で音楽活動を開始。現在は「SAFETY SHOES」として、魂のこもったボーカルと小気味よいギタープレイにより再びファンを魅了し続けている。10年以上にわたりRMEを愛用している桜井氏は、今回新たにFireface UCXを導入し、また新たな音楽を創り出そうとしている。
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加藤訓子 - Babyface / Fireface UFXと世界的パーカッショニストとの共演
日本を代表するパーカッショニスト加藤訓子のソロアルバム kuniko plays reich(クニコ・プレイズ・ライヒ)は、タイトルの通り、ミニマル・ミュージックの大家と謳われるスティーブ・ライヒの代表作を、加藤訓子の手により世界で初めてパーカッション用に編曲されたカウンターポイント三作品を収録。本アルバムは英国スコットランドの有名レーベル Linn Recordsの2011年度ベストアルバムを獲得している。今回は、10年におよぶ RME ユーザーである加藤氏と、アルバムのミックスを担当した深田晃氏に話を伺った。
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Everything for drums - 全編ドラムソロ演奏による24bit/192kHzサラウンド配信アルバム
首藤陽太郎 from DUB-Russell(+MUS/TMUG)
FOREST - 世界初、192kHz/24bitサラウンド配信JAZZアルバム
サラウンドスケープ
サラウンド音響といえば、映画や音楽特にクラシック等で多くの作品が制作されてきました。私は1+1で3以上になる可能性を探求し、その結果音楽とそれ以外の音全般がコラボすることで作り出される表現力として、自然音とのコラボレーションにひとつの解を見いだしています。
続きを読む... サラウンドスケープ
沢口真生 Vol.2
前回のレポートでは、沢口真生氏がプロデュースするUNA MASでのレコーディングを紹介しました。Vol.2となる今回のレポートでは、JVCマスタリングセンターが誇るCDマスタリングの「匠」小鐵徹氏によるCDマスタリングの様子を、沢口氏本人がレポートします。
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沢口真生
サウンドプロデューサー沢口真生氏のUNA MAS JAZZのレコーディングには、RME製品が導入されています。空間の音を「なにも引かず、足さず」に録音することに徹する沢口氏のお眼鏡にかなったのが欧州放送局での実況録音で鍛えられたタフなデバイスOctaMic IIだ。
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Six String Sonics, the
平成17年度(第9回)文化庁メディア芸術祭にて、アート部門優秀章受賞したSix String Sonics, Theは、メディア芸術祭授賞式でPCを2台使用した5.1サラウンドのセットアップで、HDSP Multiface、およびFireface 800を導入しました。
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