製造完了製品
2001年、RMEはモバイル・オーディオ・レコーディングに革命をもたらしました:
HDSPシステムはPCI、CardBusカードと外部I/Oボックスを接続した世界で初めてのオーディオシステムで、デスクトップとノートパソコンの両方で利用することを可能にしました。
今日、HDSPシステムは業界標準として世界中で使われています。発売から5年以上もたった今も尚多くのプロフェッショナルに使用されている大きな理由は、継続したファームウェアおよびドライバのアップデートによって常に最先端である事を保ち続け、どの製品にも劣る事のないパフォーマンスを発揮しているからです。
HDSPe PCI Cardは、既存のPCIカードと同様に独自のオーディオバスが搭載され、Multiface、Multiface AE、Digiface、 RPMをPCI-Expressのスロットに接続します。大きなアドバンテージの一つとして、システムを簡単に拡張できるFPGAを搭載し、常に最先端の OSやその他の環境に対応させることができることです。最高速のオーディオ・ソリューションを検討されている妥協をを許さないユーザーのための最先端デバイスで、カード・ベースのインターフェイスの中でも最速のオーディオ伝送、低レイテンシーを実現しています。HDSPePCI Cardによって、既存のRME I/Oボックスを次世代のコンピューターにて安定したご利用が可能になります。
RME HDSPe PCI card は、既存のPCIテクノロジーをPCI Expressへ対応させただけではなく、新たに開発された正真正銘のPCI Expressソリューションです。この新しいフォーマットのアドバンテージを最大限に利用し、マルチトラックオーディオにおいて飛躍的なパフォーマンス を実現しています。
PCI Expresは、Point-to-Pointコネクションであるため、バンド帯域を他と共有することなく、2点間のデータ転送を行うことができます。こ れを導入することによってRME PCIカード、CardBusカードで高い評価を得た「安定性」をさらに上回る性能を実現することに成功しました。
PCI Express Base Specification v.1.1がベースのHDSPシステムPCI Expressインターフェイスは、1レーンPCI Expressエンドポイントデバイスで、2.5Gbpsのラインスピードに対応します。バンド幅は5Gbpsで、従来のPCIの3〜4倍にあたります。 パケット・ベースのフル・デュプレックス・コミュニケーション(全二重通信)により、各方向につき最大500〜200 MB/sの伝送レートを提供します。
RMEのフラッシュ・アップデートテクノロジーにより、既存のファームウェアを更新させる事が可能。機能拡張、調整、修正させることができ、常に最先端のOSやその他のソフトウエア環境に対応させることが可能です。
本PCIカードとI/Oボックス(Multiface、Multiface AE、Digiface)とは、一般的なFireWire (IEEE1394a) ケーブルを使用しますが、そのバス・プロトコルは性能向上を目的に独自に開発されています。Multiface、Digifaceにバスパワーの電源供給 * することも可能です。
* Multiface AEはバスパワー非対応
Multiface II: 18ch 96kHZ HDSP インターフェイス
Digiface: 26ch 96kHZ HDSP デジタルインターフェイス