Fireface 400
18チャンネル 24ビット/192kHz FireWireオーディオインターフェイス
Keys Reader Award 2007 "Best Studio Interface"
RME Fireface 400は、2007年度「Keys Reader Award」 にてベスト・スタジオ・インターフェイスとして受賞しました
製品概要
FireWire オーディオには不可能とされてきた性能、互換性をRMEが実現したFireface 800の登場は、FireWire オーディオインターフェイス界において革命的な事件でした。そしてその革命は続きます。Fireface 400 は、優れたFireface 800 をコンパクトにしただけではなく、Fireface 800 によって実証されたアナログ/ デジタル回路技術からなる全く新しい機能を搭載する、最高の音質を誇るトータルオーディオシステムです。
ジッター抑制、スタンドアローン機能、フロントパネルからのコントロール制御、業務品質の柔軟なI/O、 648チャンネルマトリックスルーター、最大192kHzのサンプリングレート等、同等クラスの製品には搭載されない圧倒的な仕様を誇ります。
主な機能
- 最速のFireWireテクノロジー
- 超低レイテンシー:1.0ms(48サンプル)
- 高品位AD/DAコンバーター:全入出力24ビット/192kHz
- ハイエンド・クオリティーのデジタルコントロール・マイクプリアンプ x2
- ラインおよび、楽器用バランス・ユニバーサル入力 x2
- すべての設定がリアルタイム変更可能
- インテリジェントなマスター/スレーブクロック自動切換え
- SteadyClock技術による高度なジッター抑制
- ロータリーエンコーダーおよびフロントパネルディスプレイによるシンプルなスタンドアローンオペレーション
- ハードウェア内で計算される54のピーク/RMSメーター
- バスパワーサポートによるモバイル仕様
- ハードウェアベースでデジタル信号を測定するソフトウェア「Digicheck」
- TotalMix:42bit内部処理648チャンネルミキサー
- Bitclock PLLによりADAT動作の可変速度時(バリ・ピッチ)においてもトラブルフリー
- 遅れの無いサブミックスと完全なASIO ダイレクトモニタリング
- サンプル単位での正確な配列を保ち、チャンネル間のスワッピングを防止するSyncAlign
- 入力信号の同期状態を監視し、結果を表示するSyncCheck
入出力
- アナログ・ライン入力(1/4"TRS)x 6系統 (アナログ・ライン x4系統、ライン/楽器 x2系統)
- マイク/ライン入力(XLR、1/4" TRS兼用) x 2系統
- アナログ・ライン出力 x 8系統(バランス x 6系統、 アンバランス x 2系統)
- ADAT入出力 x1系統 (もしくはSPDIFオプティカル)
- SPDIFコアキシャル入出力 x 1系統(AES/EBU対応)
- 16 チャンネルの高速MIDI入出力 x 2系統
- ワードクロック入出力 x1 系統
- FireWire 400(IEEE1394a)端子 x 2系統
主な特長
FireWireオーディオテクノロジー
Fireface 400に搭載される
FireWireオーディオテクノロジーによって、他社製品では実現することのできなかった強力な仕様や性能を可能にしています。
- リアルタイムで、サンプリング周波数をロック
- リアルタイムで、録音/再生中のサンプリング周波数をロック
- 外部信号からも自動的にロック/同期
- 極端なバリピッチにも追従(ダブル/クアド・スピードでも同様)
- SteadyClockが外部信号からほぼゼロまでジッター抑制
- Fireface 400やコンピュータの再起動後に設定を維持
- AVC、mLanのようにヘッダー情報CIP(Common Isochronous Packet format)を送信せず、プロトコルのオーバーヘッドを軽減
- 業界唯一のWindows XP SP2上のFireWire速度問題がフィックスされたドライバ
- ASIOドライバで動作中、リアルタイム、オンザフライでレイテンシー変更
- GSIFドライバで動作中、リアルタイム、オンザフライでレイテンシー変更
- ハードウェアベースでデータパケットをチェック、ドロップアウトを修正
- すべての入力/再生チャンネルでリアルタイムのモニタリング(入力18チャンネル x 18チャンネルAUXセンド)
- ハードウェアベースでPeak/RMS値を計測
- Windows / Macintoshで完全に機能が同一
RME FireWireオーディオテクノロジーの詳細
DSPミキサー
Fireface 400はDSPベースでコンピュータのCPUに負荷をかけない、RME独自のTotalMix技術に基づいたパワフルなデジタルリアルタイムミキサー「TotalMix」を装備。
18 入力、18出力チャンネルを各18物理出力へ自由自在にルーティング、ディストリビュートすることができます。また最大9の独立したサブミックスを作成でき、柔軟なモニタリング環境を作成することができます。ルーティングのコピー&ペースト、フェーダーの同時操作やグルーピング、操作性に優れたマトリックス画面など、様々な機能を装備します。ミキサーは完全MIDIコントロールも可能(スタンドアローン動作時も同様)。さらに全54オーディオチャンネルに搭載されるRMS、ピークレベルメータはDSPハードウェア処理によってCPUへの負荷をかけません。
- 42bit精度でDSP処理される内部ミキサー
- 外部ミキサー、ケーブル接続なしで、入力/再生全チャンネルをゼロレイテンシーミキシング
- ディレイなしのサブミックス作成(ヘッドフォンミックス):最大9系統の完全独立ステレオサブミックスが可能。
- ルーティング設定のコピー&ペースト、フェーダーのグルーピング機能、マトリックスウィンドウ
- 無制限の入出力ルーティング(自由な活用とパッチベイ機能) :計648通り
- ゼロCPUロード
- マトリクスウィンドウでのワンクリック・ルーティング
- MIDIコントローラーからのコントロール(スタンドアローンでも対応):Mackie Controlプロトコル
バスパワー・ユニバーサル電源
100〜240 Vに対応するユニバーサル電源を付属。リアパネルのスイッチを切り替えれば、FireWireコネクタ経由で動作するバスパワー仕様での使用も可能です。
RMEコンバーターテクノロジー
RMEは最高級のコンバーターを採用し、定評の高い独自のアナログ設計による最適化された回路を導入することで、高いサウンドクオリティーを実現しています。世界中のレコーディングやライブで仕様されるRMEデバイスのクオリティーをFirefaceは持ち合わせます。
アナログI/O
アナログ入出力は各8系統ずつ搭載(バランス、出力7/8はアンバランス)。ソフトウェアからリファレンスレベル(-10 dBV、+4 dBu、Lo/HiGain)を設定することができます。設定はアナログドメインに即座に適応され、最適なダイナミックレンジを設定できます。入力5〜8は、リファレンスレベルを-10 dBV、+4 dBu、LoGainに設定可能:これらはデジタル環境でが+2 dBV、+13 dBu、+19 dBuに相当します。リアパネルに搭載される1〜6のバランス出力も同様です。
高性能マイクプリアンプ
Fireface 400のフロントパネルは、最高品位のデジタル制御バランスマイク入力 x2系統を装備。XLR/TRS端子にはNeutrik Comboコネクタが使用され、個々に48 Vファンタム電源を装備します。マイク入力端子は、ライン入力に切替えること可能。ゲインレンジは10〜65dB、1dBステップで設定が可能。ハイエンドIC回路(PGA 2500)の使用により非常に高い音質、驚く程低い歪み率、そしてどのゲイン値でも最高の信号ノイズ比が保証されます。
楽器入力
入力3/4は、非常に柔軟なバランス・ユニバーサル入力で、リアの5〜8入力と同様にスタジオ標準の入力レベル(+4dBu、LoGain)に設定できます。また、入力インピーダンスをラインレベル(10kOhm)から、楽器レベル(470kOhm)に変更可能。0.5dBステップで0から18dBのゲインを追加できます。
ハイパワーヘッドフォン出力
ハイパワー・ヘッドフォン出力は、プレイバックチャンネルの7/8に適応され、低インピーダンスのヘッドフォンでもご使用いただけます。全ての出力はASIO Direct Monitoringでレイテンシーのないモニタリングを行えます。
デジタル入出力
ADATオプティカルI/Oは、インサートとして利用するエフェクトデバイスをはじめ、ミキシングコンソール、その他外部コンバーター等に接続可能。もちろんアナログチャンネルと同時に8チャンネルの入出力を利用できます。ADI-8 DS、ADI-8 QS、OctaMic Dを別途利用することで、16チャンネルの入出力環境を装備させることもできます。 AES/EBUもサポートするSPDIFコアキシャルI/Oは、192kHzまで対応。SPDIF信号をオプティカル入出力に切り替える事もできます。
マスタークロックジェネレーター
Fireface UCは、100MHzの精度で動作するマスタークロックジェネレーターとしてもご利用頂けます。
ワードクロックは同期を正確にしますが、いくつか不利な要素もあります。 ワードクロックは、実際に必要とされるクロックの断片の集まりでできています。 例えば、44.1kHzの SPDIFのワードクロックは(単純なスクエアウェーブ信号)、特別なPLLを用いて機器内部で256倍にされ(約11.2MHzまで)、その後クオーツから発生させた信号はこの信号 で置き換えられます。 このクロックの再構築の作業は、ジッターを増加させてしまう要素 となるのです。ワードクロックが引き起こすジッターは、クオーツベースのクロックが引き起こすジッターの15倍以上になります。
この問題を解決するはずだったのが、ワードクロックの256倍の周波数を使用するSuperclockと呼ばれるものです。これは内部クオーツの周波数と同じなのでPLL回路で周波数を低倍する必要が無くそのまま使用できます。 しかし、このSuperclockにはワードクロックよりさらに致命的な問題がありました。 それは11MHzもの方形波(スクエ アウェーブ)をそれぞれの機器に送らなければならなく、これには、反射、ケーブル品質、 容量負荷など問題解決にはまさに高周波信号を扱う技術が必要になります。 44.1kHzではこれらの要素は無視できたかもしれませんが、11MHzではそうはいきません。 また、PLLはジッターを生じるだけでなく、障害を排除することが分かりました。 低域のPLLが生成する信号は数kHz以上の追従性があり、周波数の変動に対してフィルターのように動作します。 Superclockはフィルターなしで使用されるため、ジッターやノイズ を抑制するような機能がありません。 Superclockがスタンダードとして受け入れられなかったのは当然でした。
この問題を最終的に解決できるのがSteadyClockテクノロジーです。 最新、且つ最速のデジタル技術とアナログフィルター技術を組み合わせることで、44.1kHzの低速なワ ードクロックから11MHzの低ジッターのクロック信号を生成する画期的な技術です。さらに入力信号に含まれるジッターは強く排除されますので、再増幅されたクロック信号は実際の使用においても、最も高い品質となるのです。
柔軟なスタンドアローン動作
Fireface
400には、内部にフラッシュメモリを搭載し、コンピュータを再起動してもTotalMixを含むすべての設定がリコールされます。また、設定された
Fireface
400は、コンピュータに接続さずにスタンドアローンのAD/DAコンバーター、ヘッドフォンミキサー、フォーマットコンバーター、楽器/マイクプリアン
プ、モニタリングミキサーなどとして、様々な用途にご利用頂く事ができます。
ジッター抑制機能「SteadyClock」
Fireface 400には、RMEが誇るシンク/クロック技術「SteadyClock」が搭載されます。これによってFieface 400は、スタジオ全体のシンクリファレンスとしてご利用いただけます。SteadyClockは、クロック信号をリフレッシュしてジッターを取り除き、最適な質でAD/DAコンバージョンを行います。従って、リファレンスクロックの質に左右されない驚くべき音質を保証します。SteadyClockによってユニットは独自のサンプリングレートでコントロールできます。設定画面では、ビデオ/オーディオ業界で最も頻繁に使われるサンプリングレートの設定が可能。さらにリアルタイムで、+/- 4% と +/- 0.4%間のサンプリングレート調節できる2つのフェーダーも搭載されます。
3台までの同時使用
Fireface 400には、ハブとしても活用できるようにFireWireポートを2つ搭載します。1台のコンピュータで最大3台のFireface (Fireface 400、Fireface 800)を同時使用することができます。
プロオーディオ&ホームオーディオ
Fireface 400は様々なデジタル機器との互換性が持てるように最適化されています。これによって、業務用デジタル機器との接続はもちろん、ホームシアターシステムやステレオシステムとPCを接続し、PCからDolby AC-3、DTSフォーマットのDVDをサラウンドで再生したり、PC上の音楽データをトップクラスのクオリティーで音楽鑑賞を楽しむことができます。
ホームオーディオセットアップガイド Windowsホームオーディオセットアップガイド Macintosh
設定画面「Fireface Settings」
Fireface Settings画面では、Fireface 400の機能をストレスなくコントロールすることができ、様々なステータスを単純かつ明確に表示します。
複数のデジタルソースが接続されれている際、それぞれが正確にロックし同期されていることは必修です。RMEのSyncCheck機能はすべての入力信号をチェックしそれらのステータスを表示します。また最新のIntelligent Clock Controlによってすべてのクロックとステータスを簡単にコントロールすることができます。
すべての設定は、リアルタイムで反映されますので、アプリケーションを再起動したり、OKのクリックやダイアログを閉じる必要はありません。
オーディオ解析&マルチチャンネルレコーダー「DIGICHECK」
DIGICheck はデジタルオーディオストリームの計測、解析を行うために開発されたRME独自のユーティリティ。マルチクライアントASIOホストとして動作するため、 WDM、MME、ASIO、GSIFなどどんなソフトウェアとでも入出力共に併用使用することができます。(Windowsのみ)
- Level Meter:
ピークレベル測定、RMSレベル測定、オーバー検知、位相相関測定、ダイナミックレンジ測定、S/N比測定、RMS/Peak 差(ラウドネス)測定、継続Peak測定、入力チェック0dBFS以上のレベル用オーバーサンプリング・モード。24bit、2/8/18ch対応。
- Hardware Level Meter:
レベルメーター。Hammerfall DSPのハードウェアで計算処理されるためCPU負荷はほぼゼロ。
- Spectral Analyser:
アナログ・バンドパスフィルターを使用した独自の10/20/30 バンド表示。192kHz対応。
- Vector Audio Scope:
オシロスコープ。真空管の典型的な残像を表示するユニークな角度計。対比メーターとレベルメーター付。
- Totalyser:
Spectral Analyser、レベルメーターおよびVector Audio Scope が一つのウィンドウ機能に。
- Bit Statistics & Noise:
オーディオ信号の実際の解像度、エラーやDCオフセットを表示。dB/dBA単位のSN比およびDC計測機能付。
- Channel Status Display:
S/PDIFおよびAES/EBUチャンネル・ステータス データの詳細な分析と結果表示。
- Completely Multi-client:
計測ウィンドウはすべてのチャンネルで入出力に関わらずいくつでも開くことができます。
Global Record:
モノラル、ステレオ、マルチチャンネルレコーダー。入力、出力ソースの録音に対応
技術仕様
AD、ライン入力5-8、リア
- 解像度AD:24 bit
- S/N比(SNR):110 dB RMS unweighted, 113 dBA
- 周波数特性@ 44.1 kHz, -0.1 dB: 5 Hz〜20.6 kHz
- 周波数特性@ 96 kHz, -0.5 dB: 5 Hz〜45.3 kHz
- 周波数特性@ 192 kHz, -1 dB: 5 Hz〜90 kHz
- THD:< -110 dB, < 0.00032 %
- THD+N:< -104 dB, < 0.00063 %
- クロストーク:> 110 dB
- 最大入力レベル:+19 dBu
- 入力:6.3 mm TRSジャック、バラ
- 入力インピーダンス:10 kΩ
- 入力レベル切り替えto Lo Gain, +4 dBu, -10 dBV
- 入力レベル(0dBFS)@ Lo Gain: +19 dB
- 入力レベル(0dBFS)@ +4 dBu: +13 dBu
- 入力レベル(0dBFS)@ -10 dBV: +2 dBV
ライン入力3-4、フロント 下記を除き上記ADと同一:
- Gainノブ範囲(ロータリーエンコーダー経由):0 dB〜+18 dB
- 最大入力レベル、Gain 0 dB:+19 dBu
- 最大入力レベル、Gain 18 dB、楽器:-16 dBu
- CLIP LED: -2 dBFS
- SIG LED: -65 dBFS
マイクロフォン1-2、リア 下記を除き上記ADと同一:
- 入力:XLRバランス
- 入力インピーダンス:2.7 kΩ
- Gainノブ範囲:0 dB, +10 dB〜+65 dB
- 最大入力レベル、Gain 0 dB:+10 dBu
- 最大入力レベル、Gain 65 dB:-55 dBu
- CLIP LED: -2 dBFS
- SIG LED: -65 dBFS
DA、ライン出力1-6、リア
- 解像度:24bit
- ダイナミックレンジ:110 dB、113 dBA @ 44.1 kHz (unmuted)
- 周波数特性:1 Hz〜20.1 kHz @ 44.1 kHz、-0.1 dB
- 周波数特性:1 Hz〜43.5 kHz @ 96 kHz、-0.5 dB
- 周波数特性:1 Hz〜70 kHz @ 192 kHz、-1 dB
- THD:-103 dB, < 0.0007 %
- THD+N:-100 dB, < 0.0001 %
- クロストーク:> 110 dB
- 最大出力レベル:+19 dBu
- 出力:6.3mm TRSジャック、サーボバランス
- 出力インピーダンス:75Ω
- 出力レベル切り替え:Hi Gain、+4dBu、-10dBV
- 出力レベル(0dBFS)@Hi Gain:+19dBu
- 出力レベル(0dBFS)@+4dBu:+13dBu
- 出力レベル(0dBFS)@-10dBV:+2dBV
DA - フォン、7/8、フロント 下記を除き上記ADと同一:
- 出力:6.3mm TRSジャック、アンバランス(ステレオ)
- 出力インピーダンス:30Ω
MIDI
- 5ピンDINジャック端子/ MIDI入出力2系統ブレイクアウトケーブル
- グランド・フリー、非カップリング・トランス
- 高速転送:ジッターとレスポンスタイム1ms以下
- 独立した128倍と、FIFO入出力
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デジタル
- クロック:内部(インターナル)、ADAT In、S/PDIF In、Word Clock In
- 低ジッター設計:<1ns(全入力、PLLモードにて)
- 内部クロック:800psジッター、ランダムスペクトラム拡散
- 外部クロックのジッター抑制:約30dB(2.4kHz)
- AD/DAコンバート時のクロックジッター:ほぼゼロ
- 100ns 以上のジッターでもPLL によりドロップアウトゼロを保証
- Bitclock PLLによりADAT動作の可変速度時(バリ・ピッチ)においてもトラブルフリー
- サンプリング周波数:28 kHzから200 kHz
SPDIF (AES/EBU互換)入出力
- 1 x RCA、8系統、トランスバランス型、グラウンドフリー、AES3-1992互換
- 高感度入力(< 0.3 Vpp)
- SPDIF互換(IEC 60958)
- コンシューマーとプロフェッショナルフォーマット、コピー保護は無視
- 同期帯域:27 kHz - 200 kHz
- 入力信号同期時のジッター:< 1 ns
- ジッター抑制:> 30 dB (2.4 kHz)
- 出力レベル:プロフェッショナル2.6Vpp、コンシューマー1.2Vpp
- プロフェッショナルフォーマット:AES3-1992 Amendment 4互換
- コンシューマーフォーマット(SPDIF):IEC 60958
- シングル・ワイヤー時サンプリングレート:28 kHz〜200 kHzサポート
ADATオプティカル
- 1 x TOSLINK
- 標準:8チャンネル(24bit/48 kHzまで
- S/MUX:4チャンネル(24bit/96 kHzまで)
- Bitclock PLLにより、バリ・ピッチにおいても完全な同期
- 同期帯域:31.5 kHz〜50 kHz
- 入力信号同期時のジッター:< 1 ns
- ジッター抑制:> 30 dB (2.4 kHz)
- クアド・スピード時でも、シングル・スピードの出力でフレーム同期
Word Clock
- BNC端子(10 kΩ)
- 75Ωターミネーション用内部ジャンパー
- ダブル/クワッドスピード自動検知、シングル・スピードへ自動変換
- SteadyClockによる低ジッター同期を保証、バリスピード時を含む
- ネットワークのDCオフセットの影響を排除
- Signal Adaptation Circuit:自動信号センタリングとヒステリシスによる信号の再生成
- 過剰電圧保護
- レベル範囲:1.0Vp〜5.6Vpp
- 同期帯域:27kHz〜200kHz
- 入力信号同期時のジッター:< 1ns
- ジッター抑制:> 30 dB(2.4kHz)
- 75Ω終端時の出力電圧:4.0 Vpp
- 出力インピーダンス:10Ω
一般
- 電源アダプタ:内部スイッチPSU、〜240 V AC、2 A、24 ワット
- 平均消費電力:13 Watt
- 12ボルト動作電圧での電流910 mA (11 ワット)
- 寸法(ラック耳含)(WxHxD):265 x 44 x 165 mm (10.5" x 1.73" x 6.5")
- 寸法(ラック耳無)(WxHxD):218 x 44 x 55 mm (8.6" x 1.73" x 6.1")
- 重量:1.5 kg ( 3.3 lbs)
- 動作温度:摂氏+5°〜+50°
- 相対湿度:<75%、結露なきこと
- RoHS指令 対応済
- ISO 9001認証
- CE認定
- FCC認定
ブロックダイアグラム
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動作環境
Windows
- Pentium III 866MHz以上(デュアルCPU対応) 、256MB以上のRAM ※1
- OHCI 準拠のFireWire 400(IEEE1394a)端子1基
- デバイス・ドライバ:ASIO、WDM(すべてマルチクライアント対応)。最新のOS対応状況は - Windowsドライバ - をご確認ください
Mac
- PowerMac G4 Dual 867以上、IntelMac、256MB以上のRAM ※1
- Mac OS X 10.3以降、およびx86
- OHCI 準拠のFireWire 400(IEEE1394a)端子1基
- デバイス・ドライバ:Core Audio、Core MIDI。最新のOS対応状況は - Macドライバ - をご確認ください
※1 オーディオ・アプリケーションの動作環境に従った十分なCPUとメモリが必要です
市販のPCIまたはPCMCIA FireWire(IEEE1394)インターフェイス
TI(テキサス・インストゥルメント)社製のコントロールチップを備えたFireWire 400ポート増設用PCI/PCMCIAカードを推奨します。
アクセサリ
OK1000BL: オプティカルケーブル (TOSLINK)
SPDIFK0100BL: SPDIFコアキシャル (RCA) ケーブル 1m
SPDIFK0200BL: SPDIFコアキシャル (RCA) ケーブル 2m
SPDIFK0300BL: SPDIFコアキシャル (RCA) ケーブル 3m
SPDIFK0500BL: SPDIFコアキシャル (RCA) ケーブル 5m
SPDIFK1000BL: SPDIFコアキシャル (RCA) ケーブル 10m
BNCK0100BL: BNC ケーブル 1m
BNCK0500BL: BNC ケーブル 5m
BNCK1000BL: BNC ケーブル 10m
RM19II: ラックマウント・アダプター
Unirack 19-II: 19インチラックマウントキット